TOP > 国内特許検索 > グリース充填構造及び軸受蓋

グリース充填構造及び軸受蓋

国内特許コード P07A011558
整理番号 /NO30830
掲載日 2007年11月16日
出願番号 特願2002-286276
公開番号 特開2004-124991
登録番号 特許第4173342号
出願日 平成14年9月30日(2002.9.30)
公開日 平成16年4月22日(2004.4.22)
登録日 平成20年8月22日(2008.8.22)
発明者
  • 日比野 澄子
  • 鈴木 政治
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 グリース充填構造及び軸受蓋
発明の概要 【課題】充填室内のグリースを有効に利用して潤滑寿命を延ばすことができるグリース充填構造及び軸受蓋を提供する。
【解決手段】環状充填室12dは、軸受の外輪と内輪との間の間隙部に沿って形成された部分である。外側充填室12eは、環状充填室12dの外側に拡大して形成された部分である。外側充填室12eは、環状充填室12dに沿って形成されており、抑え部12fが形成された部分を除きこの環状充填室12dの略全周でこの環状充填室12dと結合する。このため、外側充填室12eと環状充填室12dとが接する面積が増大するため、グリース基油の移動が活発になって充填室12a内のグリースの総量を有効に使うことができる。その結果、軸受の潤滑寿命を延ばすことができるとともに、グリースの交換時期が延長するためメンテナンス作業などを減らすことができる。
【選択図】   図3
従来技術、競合技術の概要 図7は、従来の軸受蓋の外観図であり、図7(A)は平面図であり、図7(B)は図7(A)のVII-VIIB線で切断した状態を示す断面図である。従来の軸受蓋112は、軸受の端面に着脱自在に装着される部材である。この従来の軸受蓋112は、図7に示すように、グリースを充填する充填室112aと、回転軸に固定されたカラーと嵌合する貫通孔112bと、この軸受蓋112を軸受に固定するためのボルトを挿入する貫通孔112cなどを備えている(例えば、特許文献1参照)。充填室112aは、軸受の外輪と内輪との間の間隙部に沿って形成された環状充填室112dと、この環状充填室112dに沿って形成されておりこの環状充填室112dの一部と結合する外側充填室112eと、軸受の外輪の端面を抑える抑え部112fとを備えている、このような従来の軸受蓋112では、充填室112a内に封入するグリースの量が多いほど潤滑に有効であると考えられるため、環状充填室112dの水平方向の外側に外側充填室112eを2つ形成してグリースの充填量を増加させている。
【特許文献1】特公昭52-27292号公報(第3頁第5欄第8行目~第25行目、図4及び図8)
従来の軸受蓋は、環状の充填室と、この充填室の軸受側側面に形成され軸受の端面を抑える環状の隔壁と、この充填室の内径部と隔壁の内径部との間に形成された開口部とを備えている(例えば、特許文献2参照)。また、従来の軸受蓋は、これらの構成に加えて、充填室を円周方向に複数の部屋に仕切る仕切板とを備えている(例えば、特許文献3参照)。これらの従来の軸受蓋では、充填室から軸受内にグリース基油が円滑に流入するように、充填室の一部又は全部で軸受の外輪の内径に対して充填室の外径を同一又は小さく形成している。
【特許文献2】特開平8-210362号公報(第3頁左欄第22行目~第26行目、図2及び図4)
【特許文献3】特開平8-338426号公報(第4頁右欄第16行目~第25行目、図4)
産業上の利用分野 この発明は、軸受を潤滑するためのグリースを充填する充填室を備えるグリース充填構造及び軸受の端面に着脱自在に装着される軸受蓋に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 軸受の外輪と内輪との間の間隙部に沿って形成された環状充填室と、 前記環状充填室の外側に拡大して形成された外側充填室と、 前記外輪の端面を抑える抑え部とを有し、 前記軸受を潤滑するためのグリースを充填する充填室を備えるグリース充填構造において、 前記環状充填室及び前記外側充填室は、前記軸受の端面側に開口部を有し、 前記外側充填室は、前記環状充填室に沿って形成されており、この環状充填室の略全周でこの環状充填室と結合し、かつ、この環状充填室の略全周で外側に拡大して形成されており、 前記外側充填室の外径は、前記外輪の外径よりも大きく形成されており、 前記抑え部は、前記外側充填室を複数の領域に区画するように、この外側充填室の周方向に間隔をあけて複数形成されていること、 を特徴とするグリース充填構造。
【請求項2】 請求項1に記載のグリース充填構造において、 前記充填室は、前記環状充填室と前記外側充填室とが結合する結合部分が略同一の幅と深さで形成されていること、 を特徴とするグリース充填構造。
【請求項3】 軸受の端面に着脱自在に装着される軸受蓋であって、 請求項1又は請求項2に記載のグリース充填構造を備えること、 を特徴とする軸受蓋。
産業区分
  • 機械要素
  • 発電、電動
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close