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車輪止め装置 UPDATE

国内特許コード P07A011597
整理番号 /NO33132
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-012552
公開番号 特開2002-211399
登録番号 特許第4476499号
出願日 平成13年1月22日(2001.1.22)
公開日 平成14年7月31日(2002.7.31)
登録日 平成22年3月19日(2010.3.19)
発明者
  • 高橋 紀之
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 車輪止め装置 UPDATE
発明の概要 【課題】 安全かつ簡単に装着することができる車輪止め装置を提供する。
【解決手段】 車輪止め装置7は、ストッパ部81とストッパ部82との間に案内車輪5bが挟み込まれるように、これらの間の間隔が間隔調整部10によって調節されている。保守作業時や点検作業時には車両5を停車させて、運転室5c又は荷台5dから案内側壁3,4上に作業員が降車する。そして、案内車輪5bと案内側面3a,4aとの間の間隙部にストッパ部81,82が差し込まれて、案内車輪5bの上面に車輪止め装置7が装着される。側壁3,4上や荷台5d上から車輪止め装置7を案内車輪5bに装着することができるために、走行車輪5aと走行路面2aとの間の間隙部に装着する場合に比べて、作業員の負担が軽減される。また、作業員の目に止まる位置に車輪止め装置7を装着することができるために、保守作業や点検作業を安全に行うことができる。
従来技術、競合技術の概要


従来より、車両の車輪と路面との間の間隙部に装着して傾斜路面などから車両が移動するのを防止する車輪止め装置が知られている。例えば、特開昭60-4450号公報には、薄板状部材を折り曲げ加工して楔状に形成した車輪止め装置が開示されている。また、特開平1-289746号公報には、楔状の輪止め部材の両側面に挟持部材を設け、この挟持部材によって車輪の両側面を挟み込み車輪を固定する車輪止め装置が開示されている。



図5は、従来の車輪止め装置の使用状態を示す斜視図である。
ガイドウェイ1は、図示しない磁気浮上式鉄道の車両(リニアモータカー)が磁気吸引力や磁気反発力によって浮上し走行する空間部分である。ガイドウェイ1は、断面形状が略U字状の溝である。ガイドウェイ1は、走行路面2aを有する走行路2と、この走行路2に対して略垂直な案内側面3a,4aを有する案内側壁3,4とから構成されている。



走行路面2aは、磁気浮上式鉄道の車両が低速度で走行するときに、この車両の荷重を支える支持車輪が走行する部分である。案内側面3a,4aは、磁気浮上式鉄道の車両がガイドウェイ1に対して直角方向(左右方向)に逸脱しないように、この車両の案内車輪をガイドする部分である。案内側面3a,4aは、案内側壁3,4の互いに対向する側に形成された平面部分である。案内側面3a,4aの上端部付近は案内車輪が走行する部分であり、案内側面3a,4aの中央部には、図示しない推進コイルや浮上案内コイルが取り付けられており、案内側面3a,4aの下端部には、図示しない接続ケーブルが取り付けられている。



車両5は、ガイドウェイ1を保守する保守用車両である。車両5は、ガイドウェイ1に沿って走行可能なように改造されたトラックなどである。車両5は、走行車輪5aと、案内車輪5bと、運転室5cと、荷台5dとを備えている。走行車輪5aは、走行路面2aを走行する支持タイヤであり、走行路面2aと回転接触する接地面5eを有する。走行車輪5aは、車両5の底面側に4つ配置されている。なお、図5では、後側の走行車輪5aのみを示し、前側の走行車輪5aについては図示を省略する。案内車輪5bは、案内側面3aに案内されながら回転する案内タイヤであり、案内側面3a,4aと回転接触する接地面5fを有する。案内車輪5bは、車両5の両側面にそれぞれ2つずつ間隔を開けて配置されている。運転室5cは、作業員(運転員)によって操作されるハンドルやブレーキなどが設置された部分である。荷台5dは、作業員や作業用機材などを積載する部分であり、案内車輪5bを水平面内で回転自在に支持する略L字状のブラケット5gを備えている。



車輪止め装置6は、車両5の移動を防止する装置である。車輪止め装置6は、車両5が前進する側又は後退する側における走行車輪5aと走行路面2aとの間の間隙部に差し込まれて、車両5の前進又は後退を防止する楔状部材である。



次に、従来の車輪止め装置の使用方法を説明する。
図5に示すように、点検作業時や保守作業時に必要に応じて車両5を停車させて、図中二点鎖線で示すように、運転室5c又は荷台5dから案内側壁3,4上に作業員が一旦降車し、案内側壁3,4上からさらに走行路面2a上に作業員が降りていた。そして、走行車輪5aと走行路面2aとの間の間隙部に作業員によって車輪止め装置6が差し込まれて、走行車輪5aの回転が抑えられ車両5の移動が防止されていた。

産業上の利用分野


この発明は、車両の移動を防止する車輪止め装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
走行路面を走行する走行車輪と、
前記走行路面に対して略垂直な案内側面に案内されながら回転する案内車輪と、
を備える車両の移動を防止するために、前記案内車輪と前記案内側面との間の間隙部に差し込まれる車輪止め装置であって、
前記車両が前進する側における前記案内車輪と前記案内側面との間の間隙部に差し込まれるとともに、前記車両が後退する側における前記案内車輪と前記案内側面との間の間隙部に差し込まれて、この案内車輪の回転を防止する第1及び第2ストッパ部と、
前記第1及び前記第2ストッパ部を連結する第1及び第2連結部と、
前記第1及び前記第2ストッパ部の間の間隔を調節する間隔調節部とを備え、
前記第1連結部は、前記第1ストッパ部の上面に固定される断面形状が略L字形のフレームであり、この第1連結部の長さ方向に所定の間隔を開けて複数の貫通孔が形成されているとともに、この第1ストッパ部から突出した部分の下面側に前記案内車輪の上面に載せられ装着される装着面が形成されており、
前記第2連結部は、前記第2ストッパ部の上面に固定されて前記第1連結部にスライド自在にガイドされる断面形状が箱形のフレームであり、この第1連結部側の貫通孔と同じ間隔で前記第2連結部の長さ方向に複数の貫通孔が形成されているとともに、この第2ストッパ部から突出した部分の下面側に前記案内車輪の上面に載せられて装着される装着面が形成されており、
前記間隔調節部は、
前記第1連結部側の貫通孔と前記第2連結部側の貫通孔とを貫通し、一方の端部が前記第1ストッパ部内にねじ込まれているねじと、
前記ねじの先端部に着脱自在に装着されて、前記第1ストッパ部と前記第2ストッパ部との間の間隔を前記案内車輪の外径に応じて調節するときに、前記ねじから取り外されるアイナットとを備えること、
特徴とする車輪止め装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2001012552thum.jpg
出願権利状態 登録
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