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車両の支持構造

国内特許コード P07A011621
整理番号 /NO33152
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-066742
公開番号 特開2002-264807
登録番号 特許第4066129号
出願日 平成13年3月9日(2001.3.9)
公開日 平成14年9月18日(2002.9.18)
登録日 平成20年1月18日(2008.1.18)
発明者
  • 宮本 岳史
  • 須田 義大
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 一般財団法人生産技術研究奨励会
発明の名称 車両の支持構造
発明の概要 【課題】 乗り心地を損ねることなく、一軸台車によって軽量化及び低コスト化を図る。
【解決手段】 両端に車輪15を有する一つの車輪軸16を軸バネ17を介して台車枠14に支持させる。台車枠14上に主まくらバネ12及び副まくらバネ13を介して車両本体11を支持させる。主まくらバネ12及び副まくらバネ13の台車枠14への連結点12a、13aを、それぞれ軸バネ17の台車枠14への連結点17aに対してずらす。副まくらバネ13の台車枠14との連結点13aを、主まくらバネ12の台車枠14との連結点12aに対してずらす。軸バネ17、主まくらバネ12及び副まくらバネ13のそれぞれの連結点17a、12a、13aにおける台車枠14でのモーメントを釣り合わせる。
従来技術、競合技術の概要
従来より、軌道上を走行する鉄道車両等の走行車両には、その車両本体の前後に設けられた台車に支持されている。
この台車としては、図6に示すように、車両本体1の下部にまくらバネ2を介して支持された台車枠3の前後に、両端部に車輪4が設けられた一対の車輪軸5の軸受5aを軸バネ6を介して支持した二軸台車が一般的であるが、軽量化、摩耗部品点数の削減に優れ、メンテナンス性が良好で低コストな台車として、図7に示すように、台車枠3に、一つの車輪軸5だけが設けられた一軸台車が実用化されつつある。
【0003】
この一軸台車は、二軸台車よりも曲線通過中に発生する横圧が低減されることがあり、このことから、急曲線が連続するような地方交通線の普通車両、都心の通勤車両あるいは都市内における高速中量交通機関として開発された近代化路面電車であるLRV(Light Rail Vehicle)などに用いることにより、その性能を有効に発揮させることができる可能性を有している。
産業上の利用分野
本発明は、鉄道車両等の走行車両に加わる上下方向や左右方向の荷重を支える車両の支持構造に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 両端に車輪を有する一つの車輪軸が台車枠に設けられた一軸台車上に車両本体が載置されて走行可能とされた車両の支持構造であって、前記車両本体と前記台車枠との間には、主まくらバネ及び副まくらバネが設けられ、前記車輪軸と前記台車枠との間には、軸バネが設けられ、前記主まくらバネ及び前記副まくらバネは、それぞれ前記軸バネに対して前記台車枠との連結点がずらされ、前記副まくらバネは、前記主まくらバネに対して前記台車枠との連結点がずらされ、前記台車枠は、前記軸バネ、主まくらバネ及び副まくらバネのそれぞれの連結点におけるピッチング方向のモーメントが釣り合わされていることを特徴とする車両の支持構造。
【請求項2】 前記副まくらバネの前記台車枠への連結点は、前記主まくらバネの前記台車枠への連結点よりも前記軸バネの前記台車枠への連結点から遠くされ、前記副まくらバネは、前記主まくらバネよりも、そのバネ剛性が小さくされていることを特徴とする請求項1記載の車両の支持構造。
【請求項3】 前記車両本体は、前記主まくらバネ及び前記副まくらバネのそれぞれの連結点におけるピッチング方向のモーメントの和が所定値よりも小さくされ、前記所定値は、前記車両本体の乗り心地に影響を与えない程度の値であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両の支持構造。
【請求項4】 前記車両本体の前記主まくらバネ及び前記副まくらバネとの連結点にて前記主まくらバネ及び前記副まくらバネから受ける力の和が所定値よりも小さくされ、前記所定値は、前記車両本体の乗り心地に影響を与えない程度の値であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項記載の車両の支持構造。
【請求項5】 前記主まくらバネの前記台車枠との連結点と前記副まくらバネの前記台車枠との連結点との距離は、前記軸バネの前記台車枠との連結点と前記台車枠のピッチング方向の回転中心との距離よりも大きくされていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項記載の車両の支持構造。
【請求項6】 前記車両本体には、前記台車枠の裏面側へ延在する支持フレームが設けられ、前記副まくらバネは、前記台車枠と前記支持フレームとの間に設けられていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項記載の車両の支持構造。
【請求項7】 前記主まくらバネ及び前記副まくらバネと前記車両との連結点にて、前記台車枠の運動によって発生する力がそれぞれ反対向きに作用するように前記主まくらバネ及び前記副まくらバネが配置されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項記載の車両の支持構造。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
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