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地下構造物の安定度の判定方法および判定装置

国内特許コード P07A011640
整理番号 /NO30669
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-101472
公開番号 特開2002-294681
登録番号 特許第3880327号
出願日 平成13年3月30日(2001.3.30)
公開日 平成14年10月9日(2002.10.9)
登録日 平成18年11月17日(2006.11.17)
発明者
  • 坂井 宏行
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 地下構造物の安定度の判定方法および判定装置
発明の概要 【課題】 海底トンネル等、海水が含まれた漏水がある地下構造物の海水浸入に対する安定度を簡便に判定する。
【解決手段】 漏水流量と、該漏水中に含まれるナトリウムイオンの濃度を通年を通して測定してこれを基礎データとし、漏水流量については基礎データの範囲内であるが、ナトリウムイオンの濃度が基礎データの範囲から逸脱したものである場合に、地下構造物の安定度が損なわれたと判定する。
従来技術、競合技術の概要


こんにち、地下水面や海面より低い位置にトンネルやボックスカルバート等の地下構造物を築造することが頻繁に行われ、このような地下構造物では、漏出した水の自然排水ができない場合が多く、このときには地下構造物の水没を避けるため漏出した水を動力を使って地上に人工的に排出することが要求される。この様な地下構造物において、海水による浸食を受けて地下構造物自体の劣化が進行する等して地下構造物の安定度が低下することが想定され、このような安定度の低下をそのまま放置しておくと、大量の海水による浸水につながる惧れがあり、早期の補修が必要となる。

産業上の利用分野


本発明は、海底トンネル等の地下構造物のように海底や海岸近傍にあって、地下水に海水を含む漏水があるところに築造された地下構造物の安定度の判定方法および判定装置の技術分野に属するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
地下水に海水を含んだ漏水のある地下構造物の安定度を判定するにあたり、漏水中の海水成分の正常時の濃度を測定してこの変化状態を基礎データとして予め求めておき、該基礎データから逸脱した海水成分の濃度が測定された場合に、これを地下構造物の安定度が低下したものと判定するようにしたことを特徴とする地下構造物の安定度の判定方法。

【請求項2】
地下水に海水を含んだ漏水のある地下構造物の安定度を判定するにあたり、漏水中の海水成分の正常時の濃度の測定値を基礎データとして記憶するデータ記憶手段、海水成分の濃度を測定する濃度測定手段、該濃度測定手段で測定された海水成分の濃度が前記記憶された基礎データから逸脱したものである場合に、これを地下構造物の安定度が低下したものと判定する安定度判定手段を備えて構成したことを特徴とする地下構造物の安定度の判定装置。

【請求項3】
請求項2において、基礎データは、1年を通して測定されたデータであることを特徴とする地下構造物の安定度の判定装置。

【請求項4】
請求項2または3において、濃度測定される海水成分は、ナトリウムイオンであることを特徴とする地下構造物の安定度の判定装置。

【請求項5】
請求項2、3または4において、基礎データを測定するにあたり、漏水の流量も合わせて測定するものとし、該測定された漏水流量が正常時の漏水流量から逸脱していると判断される場合には、そのとき測定された海水成分の濃度測定値を基礎データには用いないようにしたことを特徴とする地下構造物の安定度の判定装置。

【請求項6】
請求項2、3、4または5において、地下構造物の安定度の判定をするにあたり、漏水の流量も合わせて測定するものとし、該測定された漏水流量が正常時の漏水流量から逸脱していると判断される場合には、そのとき測定された海水成分の濃度測定値を地下構造物の安定度の判定をするための測定値には用いないようにしたことを特徴とする地下構造物の安定度の判定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2001101472thum.jpg
出願権利状態 登録
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