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地層種類の推定方法および推定装置

国内特許コード P07A011691
整理番号 /NO30700
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-274756
公開番号 特開2003-082646
登録番号 特許第4017848号
出願日 平成13年9月11日(2001.9.11)
公開日 平成15年3月19日(2003.3.19)
登録日 平成19年9月28日(2007.9.28)
発明者
  • 坂井 宏行
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 地層種類の推定方法および推定装置
発明の概要 【課題】 地層がどの岩石で構成されているかを推定する。
【解決手段】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するもので、地下水が流れてきた地層を、例えば、地下水中のナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最低でも50%と高い場合には泥岩であると、地下水中のナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも45%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最高でも1%と低い場合には花コウ岩であると、地下水中のナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも40%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最高でも数%と高い場合には流文岩であると、地下水中のナトリウムイオンのモル濃度比が最低でも80%と高い場合には凝灰岩であるなどとそれぞれ推定するようにした。
従来技術、競合技術の概要 【従来技術】一般に、自然災害の一つとして不安定な土塊や地盤において発生する土砂災害があり、このような土砂災害として、傾斜地に発生する地すべり、表層崩壊、がけ崩れ、土石流などがある。そして、このような不安定な土塊や地盤がどのような地層でできているかを知ることは重要で、そのため従来は、ボーリング・コアを採取してその地層を分析するボーリング調査を行うのが一般である。
産業上の利用分野 本発明は、地下水が流れる地層がどのような種類でできているかを推定する地層種類の推定方法および推定装置の技術分野に属するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最低でも48%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を泥岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項2】 地下水中のイオン濃度を分析する分析手段と、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定する地層推定手段とを設けるにあたり、分析手段は、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンのイオン濃度を分析するものであり、地層推定手段は、分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最低でも48%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を泥岩であると推定するものであることを特徴とする地層種類の推定装置。
【請求項3】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも45%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最高でも1%と低い場合に、該地下水が流れてきた地層を花コウ岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項4】 地下水中のイオン濃度を分析する分析手段と、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定する地層推定手段とを設けるにあたり、分析手段は、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンのイオン濃度を分析するものであり、地層推定手段は、分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも45%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最高でも1%と低い場合に、該地下水が流れてきた地層を花コウ岩であると推定する地層推定手段を備えて構成される地層種類の推定装置。
【請求項5】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも40%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最低でも3%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を流紋岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項6】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたナトリウムイオンのモル濃度比が最低でも80%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を凝灰岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項7】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたナトリウムイオンのモル濃度比が28%、塩化物イオンのモル濃度比が34%と共に高く、かつ、カルシウムイオンのモル濃度比が20%以下で、さらにナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が41%の数値を示した場合に、該地下水が流れてきた地層をシラスであると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項8】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析されたマグネシウムイオンのモル濃度比が30%を超えて高く、かつ、該マグネシウムイオンのモル濃度比がナトリウムイオンのモル濃度比よりも高い場合に、該地下水が流れてきた地層を斑レイ岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項9】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、分析された硫酸イオンのモル濃度比が50%を超えて高い場合に、該地下水が流れてきた地層を安山岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
【請求項10】 地下水中のイオン濃度を分析し、該分析されたイオンのモル濃度比から地下水が流れてきた地層の種類を推定するにあたり、分析するイオンはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオン、そして硫酸イオンであり、 分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最低でも48%と高い場合には、該地下水が流れてきた地層を泥岩であると推定し、 分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも45%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最高でも1%と低い場合に、該地下水が流れてきた地層を花コウ岩であると推定し、 分析されたナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が最高でも40%以下と低く、かつ、カリウムイオンのモル濃度比が最低でも3%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を流紋岩であると推定し、 分析されたナトリウムイオンのモル濃度比が最低でも80%と高い場合に、該地下水が流れてきた地層を凝灰岩であると推定し、 分析されたナトリウムイオンのモル濃度比が28%、塩化物イオンのモル濃度比が34%と共に高く、かつ、カルシウムイオンのモル濃度が20%以下で、さらにナトリウムイオンと硫酸イオンとのモル濃度比の和が41%の数値を示した場合に、該地下水が流れてきた地層をシラスであると推定し、 分析されたマグネシウムイオンのモル濃度比が30%を超えて高く、かつ、該マグネシウムイオンのモル濃度比がナトリウムイオンのモル濃度比よりも高い場合に、該地下水が流れてきた地層を斑レイ岩であると推定し、 分析された硫酸イオンのモル濃度比が50%を超えて高い場合に、該地下水が流れてきた地層を安山岩であると推定することを特徴とする地層種類の推定方法。
産業区分
  • 土工
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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