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鋼矢板併用式直接基礎、及び鋼矢板併用式直接基礎の施工方法

国内特許コード P07A011715
整理番号 /NO30710
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-340214
公開番号 特開2003-138577
登録番号 特許第3832845号
出願日 平成13年11月6日(2001.11.6)
公開日 平成15年5月14日(2003.5.14)
登録日 平成18年7月28日(2006.7.28)
発明者
  • 村田 修
  • 神田 政幸
  • 棚村 史郎
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 鋼矢板併用式直接基礎、及び鋼矢板併用式直接基礎の施工方法
従来技術、競合技術の概要 従来、建築物や、橋梁等の土木建造物(以下、「構造物」という。)の荷重を地盤に伝達するとともに支持する基礎として、「直接基礎」が用いられている。直接基礎とは、上部の構造物からの荷重を、板状の基礎板から地盤に直接伝達させる形式の基礎をいう。直接基礎には、「フーチング基礎」と「べた基礎」が含まれる。フーチング基礎とは、上部構造の荷重を伝える柱や壁のうちのいくつかを1つの基礎板で支える形式のものである。フーチングは、柱や壁との関係によって、さらにいくつかの種類にわけられる。単一の柱を支持するフーチングは「独立フーチング」と呼ばれる。また、2本の柱、又は3本以上の柱を支えるフーチングは「複合フーチング」と呼ばれる。また、線状に並ぶ多数の柱や、線状に延びる壁を支える帯状のフーチングは「連続フーチング」又は「布基礎」と呼ばれる。一方、べた基礎とは、上部構造の全荷重を単一の基礎板で支える形式のものであり、「マット基礎」とも呼ばれる。上記した直接基礎の基礎板の底面の位置を地表面から計測した深度(根入れ深さ)は、基礎板の最小幅よりも小さく、この根入れ深さは、杭やケーソン等のいわゆる「深い基礎」の場合よりも小さい。したがって、基礎を建設する場合、杭基礎やケーソン基礎等の場合と異なり、設置箇所の土砂を深く掘削したり、地中の深い位置でコンクリート打設等を行って基礎構造体を構築したりする必要はなく、地盤表層の土砂を浅く除去し、現場打ちコンクリート等によりフーチング等の基礎板を形成すればよく、施工が容易であるとともに、建設費用も低コストである。
産業上の利用分野 本発明は、構造物を支持する基礎に関するものであり、直接基礎に鋼矢板を併用した鋼矢板併用式直接基礎、及び鋼矢板併用式直接基礎の施工方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 複数個の略板状の鋼矢板(16)と、平板部(18a)と平板部中央の内面に垂直に接合された嵌合端(18b)と嵌合端(18b)の端に設けられた補強用嵌合部(18c)を有する特殊鋼矢板(18)が互いに嵌合しつつ地盤中に挿入されて形成され断面が略「ロ」字状となる鋼矢板構造体(43)と、 複数個の略板状の鋼矢板(16)と、平板部(19a)と平板部中央の表面と裏面に垂直に接合された2つの嵌合端(19b)と各嵌合端(19b)の端に設けられた2つの補強用嵌合部(19c)を有する特殊鋼矢板(19)が互いに嵌合し全体として断面が略「+」字形となり前記鋼矢板構造体(43)の内部の地盤中に配設され、前記鋼矢板構造体(43)を4つの区画に区分する補強構造体(44)と、 前記鋼矢板構造体(43)によって囲まれた空間の少なくとも上部に形成されるとともに前記鋼矢板構造体(43)及び補強構造体(44)と結合する場所打ちコンクリート製の直接基礎(12)を備え、 上方構造物から加えられる荷重の一部を前記直接基礎(12)により直接に地盤に伝達させるとともに、前記上方構造物から加えられる荷重の残りを前記鋼矢板構造体(43)及び補強構造体(44)からなる構造体により直接に又は摩擦力を介して地盤に伝達させること を特徴とする鋼矢板併用式直接基礎。
【請求項2】 複数個の略板状の鋼矢板(16)と、平板部(18a)と平板部中央の内面に垂直に接合された嵌合端(18b)と嵌合端(18b)の端に設けられた補強用嵌合部(18c)を有する特殊鋼矢板(18)を互いに嵌合させつつ地盤中に挿入して断面が略「ロ」字状となる鋼矢板構造体(43)を前記地盤中に形成し、 複数個の略板状の鋼矢板(16)と、平板部(19a)と平板部中央の表面と裏面に垂直に接合された2つの嵌合端(19b)と各嵌合端(19b)の端に設けられた2つの補強用嵌合部(19c)を有する特殊鋼矢板(19)を互いに嵌合させ全体として断面が略「+」字形となり、前記鋼矢板構造体(43)を4つの区画に区分する補強構造体(44)を前記鋼矢板構造体(43)の内部の地盤中に配設し、 次いで前記鋼矢板構造体(43)によって囲まれた空間の少なくとも上部を掘削してコンクリート打設用空間を形成し、 次いで前記コンクリート打設用空間の内部にコンクリートを打設した後に硬化させて直接基礎(12)を形成するとともに前記鋼矢板構造体(43)及び補強構造体(44)と前記直接基礎(12)を結合させること を特徴とする鋼矢板併用式直接基礎の施工方法。
【請求項3】 請求項2記載の鋼矢板併用式直接基礎の施工方法において、 前記鋼矢板の前記地盤中への挿入にあたっては、前記地盤中へ既に挿入された鋼矢板に反力を負担させるようにして新たな鋼矢板を圧入すること を特徴とする鋼矢板併用式直接基礎の施工方法。
【請求項4】 請求項3記載の鋼矢板併用式直接基礎の施工方法において、 前記コンクリート打設用空間の形成のための地盤掘削にあたっては、前記鋼矢板構造体を仮土留め手段として利用すること を特徴とする鋼矢板併用式直接基礎の施工方法。
【請求項5】 請求項3記載の鋼矢板併用式直接基礎の施工方法において、 前記コンクリート打設用空間の内部へのコンクリート打設にあたっては、前記鋼矢板構造体を側方型枠として利用すること を特徴とする鋼矢板併用式直接基礎の施工方法。
産業区分
  • 土工
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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