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ラダー軌道用防振台

国内特許コード P07A011729
整理番号 /NO33221
掲載日 2007年11月22日
出願番号 特願2001-389108
公開番号 特開2003-184003
登録番号 特許第3874342号
出願日 平成13年12月21日(2001.12.21)
公開日 平成15年7月3日(2003.7.3)
登録日 平成18年11月2日(2006.11.2)
発明者
  • 涌井 一
  • 松本 信之
  • 奥田 広之
  • 浅沼 潔
  • 三須 基規
  • 関 雅英
  • 島崎 俊也
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 昭和電線デバイステクノロジー株式会社
発明の名称 ラダー軌道用防振台
従来技術、競合技術の概要
本発明者等はフローティング・ラダー軌道の線路方向拘束解析を行った結果、フローティング・ラダー軌道においては、防振装置の線路方向ばね定数を、線路直角方向ばね定数よりはるかに小さくすることによって防振装置およびマクラギ(縦梁)に対する負荷を軽減できることを見出した。この知見に基づきコンクリート路盤の上に敷設されるラダー軌道用防振台に関する発明を行い、この発明につき本出願人は先に特許出願を行った(特願2000-32747号)。
【0003】
図9~12はこの従来の発明を説明する図である。図9はコンクリート路盤上のフローティング・ラダー軌道の分解斜視図、図10と図11はこのラダー軌道に使用する防振台の構造を示す図で、図10(a)は斜視図、(b)は平面図、図11(a)は図10(b)のB-B線に沿う縦断面図、図11(b)は図10(b)のC-C線に沿う横断面図である。図12は図10に示す防振台とマクラギ本体との取付け方法を示す説明図で、(a)は防振台と取付け補助板を示す上面図、(b)は防振台と取付け補助板とマクラギ本体とを示す側面図である。
図9に示すように、ラダーマクラギ1は、レール2の長手方向に平行な板状のコンクリート製マクラギ本体3を鋼管製継材4で連結した梯子状をしている。このマクラギ1は、図示しないコンクリート路盤の上に防振台5で浮かせて据えつけられる。複数個の防振台5が、コンクリート路盤上でこのマクラギ1を支える。
【0004】
防振台5は、図10(a)に示すように、ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有する、断面コの字形の部材から成る下ブロック10と、ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有し、下ブロック10の溝内に収容された断面コの字形の部材から成る上ブロック11と、下ブロック10の側壁内面と上ブロック11の側壁外面との間に存在する空隙に配設されて上、下両ブロックに一体成形されたゴム状弾性体12からなる防振本体とを備えた構造である。
【0005】
上ブロック11の中央部には、4個の取付け孔13が設けられている。図11(b)に示すように上ブロック11の上板11Aの下面には、ボルトを締め込むタップを切ったボルト受け金具16が固定されている。下ブロック10の両端部にも例えば図示しないコンクリート路盤にボルトを用いてこの防振台を固定するための取付け孔14が設けられている。
【0006】
図12(a)の右側に示す取付け補助板17は、防振台5と、図9に示したマクラギ本体3とを固定するためのアダプタである。取付け補助板17は、上ブロック11の取付け孔13に対応する貫通孔18を有し、さらに、ラダー軌道のマクラギ本体3に設けられた取付け手段に対応する貫通孔19を有する。取付け補助板17は、図12(a)の一点鎖線に示す位置に、図12(b)に示すボルト24を用いて固定される。
図12(b)に示すように、先ず、防振台5の上面に取付け補助板17を乗せて、下向きのボルト24を、取付け補助板17の取付け孔18を通じて防振台5の取付け孔13に通して締め付ける。
【0007】
次に、マクラギ本体3を取付け補助板17の上に乗せる。下向きのボルト24の頭はマクラギ本体3の凹部27に収容される。次に、上向きのボルト25を取付け補助板17の取付け孔19を通じてマクラギ本体3の取付け孔26に通して締め付ける。これで、防振台5とマクラギ本体3との固定が完了する。
産業上の利用分野
本発明は、コンクリート路盤や鋼桁上を走行する鉄道の騒音防止等のために利用されるラダー軌道用防振台に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 コンクリート路盤とラダー軌道のマクラギとの間に介設されるラダー軌道用防振台において、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有する下ブロックと、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有し、前記下ブロックの溝内に収容された上ブロックと、前記上、下両ブロック間に存在する空隙に配設されて一体成形されたゴム状弾性体からなる防振本体とを備え、
前記上ブロックの外縁部の、前記マクラギの取付け孔に対応する位置に取付け孔を設け、前記取付け孔の、前記下ブロックの溝内開口部に取付け空間を設けたことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項2】 請求項1に記載のラダー軌道用防振台において、
前記上ブロックの取付け孔を、同ブロックの長手方向両端部に設けたことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項3】 コンクリート路盤とラダー軌道のマクラギとの間に介設されるラダー軌道用防振台において、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有する下ブロックと、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有し、前記下ブロックの溝内に収容された上ブロックと、前記上、下両ブロック間に存在する空隙に配設されて一体成形されたゴム状弾性体からなる防振本体と、前記上ブロックの、前記マクラギの取付け孔に対応する位置に設けられた取付け孔とを備え、
前記上ブロックの取付け孔を、同ブロックの長手方向と直交しかつ前記下ブロックの側壁の外方に突出する突片に設けたことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項4】 請求項1または2に記載のラダー軌道用防振台において、
前記下ブロックは下板とこの下板の側縁から上方に立ち上がる側板とを有する断面コの字形の部材から成り、上ブロックは上板とこの上板の側縁から下方に下がる側板とを有する断面コの字形の部材から成ることを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項5】 請求項1~4のいずれか1項に記載のラダー軌道用防振台において、
前記防振本体の、外気に露出する外面に、弾性遮蔽板を配設したことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項6】 請求項1~5のいずれか1項に記載のラダー軌道用防振台において、前記上、下ブロック間に配設された前記ゴム状弾性体の中間部分を高減衰材料に置換したことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項7】 請求項1~5のいずれか1項に記載のラダー軌道用防振台において、
前記上ブロックとして、角形鋼管を使用したことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項8】 請求項1~6のいずれか1項に記載のラダー軌道用防振台において、
前記上ブロックを前記下ブロックと同じ向きに配置し、前記上、下両ブロック間に存在する空隙にゴム状弾性体からなる防振本体を配設したことを特徴とするラダー軌道用防振台。
【請求項9】 コンクリート路盤とラダー軌道のマクラギとの間に介設されるラダー軌道用防振台において、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有する下ブロックと、前記ラダー軌道の長手方向に平行な溝を形成する側壁を有し、前記下ブロックの溝内に収容された上ブロックと、前記上、下両ブロック間に存在する空隙に配設されて一体成形されたゴム状弾性体からなる防振本体とを備えたラダー軌道用防振台において、前記下ブロックの底面又は底面及び側面に滑材を付設したことを特徴とするラダー軌道用防振台。
産業区分
  • 鉄道
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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