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複合交通システム

国内特許コード P07A011833
整理番号 /NO30595
掲載日 2007年11月30日
出願番号 特願2000-137955
公開番号 特開2001-315637
登録番号 特許第3545316号
出願日 平成12年5月11日(2000.5.11)
公開日 平成13年11月13日(2001.11.13)
登録日 平成16年4月16日(2004.4.16)
発明者
  • 前橋 栄一
  • 垂水 尚志
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 複合交通システム
従来技術、競合技術の概要 現在、路面電車は軽快電車として見直しが進んでいる。これは、車両の性能が改善されたために、低騒音・高加減速・高速走行が可能となったからだけではなく、超低床化が可能となって、車椅子や老人・子供に利用されやすい車両へと変貌したことによるものである。また、電気エネルギーであるためクリーンな交通手段であることも理由のひとつである。同様な交通機関にトロリーバスが存在するが、運転をハンドルに依存するためにポール(集電装置)の離線によってしばしば運行停止に至るだけでなく、地上側設備として2本の電位の架線を保守するのが非常に困難であるために撤退を余儀なくされてきた。しかし、ハンドル操作という問題点を解決すれば、バス同様の低床化や低公害化を実現できることになる。路面電車などは郊外区間においては一般鉄道設備と同様な専用軌道となって建設費用がかさむ。また、郊外では積極的に鉄道本線への乗り入れも考慮されており、都市中心部では路面及び半地下とするのが一般的である。この区間へ上述のトロリーバスを乗り入れたのがドイツ方式であるが、架線設備などに本来の路面電車以上の追加設備が必要となる。また、狭い走行路でハンドル操作を行うことも非常に困難であり、高速走行には適さない。側壁誘導方式も、一般区間で収納する必要もあり、これと集電装置をあわせて搭載すれば、相当な重量となる。名古屋市などが提唱する方式とドイツ方式を組み合わせただけであれば、依然として種々の問題点が存在する。そこで、ガイド用として線路を使用することを提唱し、線路は路面電車の走行用として共用してもよく、また、トロリーバスのガイドレール兼集電レールとしてのみ存在させてもよい。トロリーバスはクリーンなだけでなく、ブレーキ時の回生電力を架線に戻すことも可能であるなど、エネルギー面でも優れている。また、郊外区間で一般バスとして走行可能であるから、柔軟な路線設定が可能となる。一方、モノレールの建設費は鉄道より安く、勾配や曲線に強い。建設費のうち、用地買収分が上空利用によって安価となる点から、都市内や郊外でも建設されつつある。しかしながら、難点は乗り換え利便性である。勾配に強い特性や、他交通機関と干渉しない走行路によって、容易に共用区間を設けることも出来る。郊外のモノレールから同一ホームで路面電車に乗り換えることによって、都市中心の地平部へ容易に到達することも可能となる。また、モノレールはそれほど頻繁に運転されておらず、共用区間では他の交通手段と乗り入れを行ってもそれほど支障はない。建設ニーズの違いにより、異種の交通機関を建設し、それらを有機的に結合することでさらなる利便性を向上させることが急務である。
産業上の利用分野 本発明は、モノレールと異種交通システムのばらばらに存在している各交通機関を一部地域で集約し、相互乗り入れや同一ホーム発着と乗り換えを可能にする複合交通システムに関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】複合交通システムにおいて、懸垂式モノレールと異種の交通機関を一部集約し、相互乗り入れや同一ホーム発着と乗り換えを可能にするとともに、前記異種の交通機関が路面電車であり、前記懸垂式モノレールの軌道桁下に絶縁物を介して架線を配置し、前記路面電車のパンタグラフを介して給電し、前記路面電車を前記懸垂式モノレールと合流させた構造を有することを特徴とする複合交通システム。
【請求項2】請求項1記載の複合交通システムにおいて、前記異種の交通機関として、更にハイブリッドトロリーバスを組み合わせ、懸垂式モノレールの軌道桁下に絶縁物を介して架線を配置して、前記ハイブリッドトロリーバスのパンタグラフを介して給電し前記ハイブリッドトロリーバスを前記懸垂式モノレールと合流させた構造を有することを特徴とする複合交通システム。
【請求項3】 複合交通システムにおいて、懸垂式モノレールと異種の交通機関を一部集約し、相互乗り入れや同一ホーム発着と乗り換えを可能にするとともに、前記異種の交通機関は、ハイブリッドトロリーバスであり、前記懸垂式モノレールの軌道桁下に絶縁物を介して架線を配置して、前記ハイブリッドトロリーバスのパンタグラフを介して給電し前記ハイブリッドトロリーバスを前記懸垂式モノレールと合流させた構造を有することを特徴とする複合交通システム。
【請求項4】請求項2又は3記載の複合交通システムにおいて、前記ハイブリッドトロリーバスは、エンジンと、該エンジンによって駆動される走行用のモータ及び案内兼集電車輪を具備することを特徴とする複合交通システム。
【請求項5】 複合交通システムにおいて、懸垂式モノレールと異種の交通機関を一部集約し、相互乗り入れや同一ホーム発着と乗り換えを可能にするとともに、前記異種の交通機関が下部にのみ給電部を有する電車であり、前記懸垂式モノレールと軌道を干渉することなく配置することを特徴とする複合交通システム。
産業区分
  • 鉄道
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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