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鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置

国内特許コード P07A011950
整理番号 /NO32953
掲載日 2007年12月7日
出願番号 特願平11-062146
公開番号 特開2000-258126
登録番号 特許第3681096号
出願日 平成11年3月9日(1999.3.9)
公開日 平成12年9月22日(2000.9.22)
登録日 平成17年5月27日(2005.5.27)
発明者
  • 清水 政利
  • 大浦 泰
  • 西野 功
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置
従来技術、競合技術の概要
トロリ線の架設高さ、偏位の測定は、高さ、偏位測定ゲージ棒を使用して実施されている。トロリ線の高さは、測定員が長さ2.5m、重さ10kgのゲージ棒を持ち運び、軌道上に立てて棒を伸ばし、約5mの高さにあるトロリ線にゲージ棒の先端の偏位測定ゲージを押し当て、棒の高さ目盛を読みとることにより測定される。トロリ線の偏位は、トロリ線の軌道中心からの水平方向のずれをいい、偏位測定ゲージとトロリ線とが接触している点のゲージ目盛を読みとることにより測定される。この測定方法は、ゲージ棒の高さ及び偏位の目盛を読み取るものであるため、正確さに欠ける難点があると共に、長大な偏位測定ゲージは取り扱いに不便である等の問題点がある。
また、レール面上から種々の上方施設までの距離をレーザ距離センサを用いて、非接触によりレール直角方向に連続して測定し、測定した高さ値の中から最小となる測定値を示した位置と軌道中心位置とにより偏位を求める方法が知られている(特開平6-281417号公報)。この方法は、レール上の複数の架線のうち、最小高さのものしか測定できないし、レーザ光の照射位置を目視確認することが困難であるため、測定対象物の確認が困難である等の問題点がある。また、この方法に用いる測定装置は比較的高価で、取り扱いも容易でない難点がある。
産業上の利用分野
この発明は、電気鉄道の電力供給用に架設されている電車線路のトロリ線等のレール上の施設が、レールに対して垂直方向及び水平方向に適切な相対位置に配置されているかどうかを測定するための装置に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 両側レール上の所定位置に掛け渡すように載置される架台と、この架台上にレールと直交してレール面に平行に伸びるように設けられたスライドフレームと、このスライドフレーム上にその延長方向に摺動自在に設けられた測定器と、この測定器の摺動路に沿ってスライドフレーム上に設けられた偏位計測スケールとを具備し、
前記測定器は、真上に照射光軸を向け前記レールに沿って伸びる測定対象である架線への照射光とそれの反射光との位相差から前記架線までの距離を測定するレーザ距離センサと、このレーザ距離センサの光軸の位置を前記偏位計測スケール上の目盛に指示するために光軸の中心から偏位計測スケールへ平面上直交方向に伸びる直線上に配置された指針とを備え、
前記偏位計測スケールの目盛は、両側レール間の中央をゼロとしてその両側への偏位距離を示すように刻まれ、前記レーザ距離センサは、レール面から前記架線までの距離を演算して表示部に示すように設定され、
前記スライドフレーム上で前記測定器を摺動させ、前記架線にレーザ光のスポットを当てて停止した状態で前記指針の指示する目盛を読むと共に、前記レーザ距離センサの表示部に示される高さ値を読むように構成され、
前記測定器が、前記架線を照準線上に映して位置を定めるためのミラーをさらに具備し、このミラーは 前記レーザ距離センサの照射光スポットが前記架線に当たる位置において、真上から目視して前記架線を前記照準線に重ねて映すように配置されていることを特徴とする鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置
【請求項2】 前記測定器が、前記レーザ距離センサの照射光スポットが前記架線に当たる位置において、真上から目視して前記架線を照準線上に映すミラーと、このミラーの照準線の真上に尖端を配置した照星板とをさらに具備し、真上から目視して前記照星板の尖端を前記ミラーの照準線に重ね、かつ前記架線を照準線上に映したときにレーザ距離センサの照射光スポットが前記架線に当たるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置。
【請求項3】 前記ミラーが、前記レール面に平行で前記照準線に直交する軸周りに回転自在に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置。
【請求項4】 前記レーザ距離センサが、予め設定された前記架線の管理高さ範囲内にある物体に照射光が当たったときに鳴動する検知音発生装置を具備していることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置。
【請求項5】 前記架台が、一方のレールの側面に配置基準面を当接させて架台のレール上の所定の載置位置を定めるためのガイド片を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置。
【請求項6】 前記スライドフレームが、偏位測定範囲を拡張可能とするために、延長フレームを接続可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道線路上施設の高さ、偏位測定装置。
産業区分
  • 測定
  • 電力応用
  • その他通信
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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