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高架橋の下部構造及びその設計方法

国内特許コード P07A011954
整理番号 /NO32955
掲載日 2007年12月7日
出願番号 特願平11-067799
公開番号 特開平11-323826
登録番号 特許第3676112号
出願日 平成11年3月15日(1999.3.15)
公開日 平成11年11月26日(1999.11.26)
登録日 平成17年5月13日(2005.5.13)
優先権データ
  • 特願1998-088193 (1998.3.17) JP
発明者
  • 大内 一
  • 岡野 素之
  • 涌井 一
  • 松本 信之
  • 曽我部 正道
  • 在田 浩之
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 高架橋の下部構造及びその設計方法
従来技術、競合技術の概要
道路、鉄道等の橋梁には、河川、海峡等を横断する狭義の橋梁のほかに市街地において連続的に建設される、いわゆる高架橋がある。かかる高架橋は、効率的な土地利用の観点から、道路上、鉄道上あるいは河川上の空間に連続して建設されるものであり、道路と道路あるいは道路と鉄道とが平面で交差する場合にそれらのいずれかを高架橋とすることにより、交通渋滞を解消することも可能となる。
【0003】
ここで、供用中の道路や鉄道の上に高架橋を建設する場合には、下記のような問題が生じる。
【0004】
すなわち、道路や鉄道の高架橋の下部構造は、一般的に橋軸に直交する方向の水平剛性を確保すべく、図9に示すように基礎梁1が不可欠となる。そのため、図10(a)に示すように例えば軌道2を営業路線として供用中である場合にその軌道用地に高架橋を建設して営業路線を高架上に移すには、まず、同図(b)に示すように軌道2を高架橋建設予定空間の側方用地にいったん仮の軌道3として移設し、次いで、軌道3を工事期間中の営業路線として利用しつつ、基礎梁1を有する高架橋の下部構造4を構築する。高架橋の下部構造4が完成した後は、仮の軌道3を撤去し、高架橋の上部構造5の上に新たに敷設された軌道6を営業路線とするといった手順で行うのが一般的であった。
産業上の利用分野
本発明は、主として道路、鉄道等に供される高架橋の下部構造及びその設計方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 互いに対向する位置にて立設された一対の柱状橋脚と該柱状橋脚の頂部に架け渡された梁とからラーメン構造を形成するとともに前記一対の柱状橋脚及び前記梁を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材を配置し、該ブレース材の頂部近傍を前記梁の中央近傍に接合し、両端を前記一対の柱状橋脚の中間高さ位置近傍にそれぞれ接合することにより、水平力が作用したときの前記ラーメン構造の変形を基礎梁を設置せずとも前記ブレース材の橋軸に直交する水平方向の剛性で抑制できるように構成したことを特徴とする高架橋の下部構造。
【請求項2】 橋軸と平行に立設された柱状橋脚と該柱状橋脚の頂部に架け渡された梁とからラーメン構造を形成するとともに前記柱状橋脚のうち、隣り合う一対の柱状橋脚及び前記梁を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材を配置したことにより、橋軸方向の水平力が作用したときの前記ラーメン構造の変形を基礎梁を設置せずとも前記ブレース材の橋軸方向の剛性で抑制できるように構成したことを特徴とする高架橋の下部構造。
【請求項3】 前記ブレース材の頂部近傍と前記梁との間に所定のエネルギー吸収ダンパーを介在させた請求項1若しくは請求項2記載の高架橋の下部構造。
【請求項4】 互いに対向する位置にて立設された一対の柱状橋脚と該柱状橋脚の頂部に架け渡された梁とからラーメン構造を形成するとともに前記一対の柱状橋脚及び前記梁を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材を配置し、該ブレース材の頂部近傍を所定のエネルギー吸収ダンパーを介して前記梁の中央近傍に接合し、両端を前記一対の柱状橋脚の中間高さ位置近傍にそれぞれ接合してなる鉄道用高架橋の下部構造であって、該鉄道用高架橋の橋軸直交方向の固有振動数が2Hz以上となるように構成されたことを特徴とする鉄道用高架橋の下部構造。
【請求項5】 互いに対向する位置にて立設された一対の柱状橋脚と該柱状橋脚の頂部に架け渡された梁とからラーメン構造を形成するとともに前記一対の柱状橋脚及び前記梁を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材を配置し、該ブレース材の頂部近傍を所定のエネルギー吸収ダンパーを介して前記梁の中央近傍に接合し、両端を前記一対の柱状橋脚の中間高さ位置近傍にそれぞれ接合してなる鉄道用高架橋の下部構造であって、該鉄道用高架橋の軌道敷設位置における加振振動数と該軌道の横方向変位振幅との関係を加振加速度ごとに求めた曲線群に走行安全性に関する安全領域と脱線領域とを分ける走行安全限界曲線を重ね合わせたグラフを作成し、該グラフを用いて設計上の加振加速度に対応する前記走行安全限界曲線の加振振動数を求め、前記鉄道用高架橋の橋軸直交方向の固有振動数が該加振振動数以上となるように設計されたことを特徴とする鉄道用高架橋の下部構造。
【請求項6】 互いに対向する位置にて立設された一対の柱状橋脚と該柱状橋脚の頂部に架け渡された梁とからラーメン構造を形成するとともに前記一対の柱状橋脚及び前記梁を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材を配置し、該ブレース材の頂部近傍を所定のエネルギー吸収ダンパーを介して前記梁の中央近傍に接合し、両端を前記一対の柱状橋脚の中間高さ位置近傍にそれぞれ接合してなる鉄道用高架橋の下部構造の設計方法であって、該鉄道用高架橋の軌道敷設位置における加振振動数と該軌道の横方向変位振幅との関係を加振加速度ごとに求めた曲線群に走行安全性に関する安全領域と脱線領域とを分ける走行安全限界曲線を重ね合わせたグラフを作成し、該グラフを用いて設計上の加振加速度に対応する前記走行安全限界曲線の加振振動数を求め、前記鉄道用高架橋の橋軸直交方向の固有振動数が該加振振動数以上となるように設計することを特徴とする鉄道用高架橋の下部構造の設計方法。
産業区分
  • その他建築
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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