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橋脚の耐震補強工法

国内特許コード P07A011979
整理番号 /NO32979
掲載日 2007年12月7日
出願番号 特願平11-150927
公開番号 特開2000-336617
登録番号 特許第4055295号
出願日 平成11年5月31日(1999.5.31)
公開日 平成12年12月5日(2000.12.5)
登録日 平成19年12月21日(2007.12.21)
発明者
  • 岡本 大
  • 宮城 敏明
  • 冨川 哲
  • 玉井 真一
  • 佐藤 勉
  • 谷村 幸裕
  • 稲熊 弘
  • 安原 真人
  • 吉田 幸司
出願人
  • 東急建設株式会社
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 橋脚の耐震補強工法
発明の概要 【課題】躯体に貫通孔を開けたりフーチングの補強をすることなく、主鉄筋の座屈を防止したり、躯体基部のせん断ずれを防止することが可能で、また、段落とし補強を向上せしめることが可能な橋脚の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】橋脚1の躯体1a周囲を鋼板2により巻き立てて耐震補強する工法において、上記躯体1aの基部における上記鋼板2の外側の橋軸直角方向にH型鋼3を沿設すると共に、該H形鋼3をアンカー鉄筋4によりフーチング1cに定着し、さらに、上記鋼板2とH型鋼3を縁切りする。
従来技術、競合技術の概要


一般に、既存の鉄筋コンクリート橋脚においては、その躯体周囲を鋼板により巻き立てて耐震補強を施す工法が行われている。しかし、特に図2に示すような壁式鉄筋コンクリート橋脚に鋼板を巻き立てたものにおいては、図2(C)に仮想線で示すように、地震時に鋼板が外側に膨らみ、その結果、橋脚の主鉄筋の座屈が発生し易くなったり、躯体基部のせん断ずれが起き易くなる等の不都合があった。



これらの不都合を防止するために、従来、図3(A)に示すように、既設橋脚に貫通孔を開けて貫通ボルトを挿設し、上記巻き立て鋼板の膨らみを防止したり、あるいは、図3(B)に示すように、巻き立て鋼板の下端部にアングルを沿設すると共に溶接して一体化し、さらに該アングルをアンカー鉄筋によりフーチングに固定し、既設橋脚の曲げ耐力を向上させる耐震補強工法があった。



しかしながら、上記従来の耐震補強工法のうち貫通ボルトを使用するものにおいては、貫通孔を削孔する際に主鉄筋等を切断してしまう恐れがあるだけでなく、この従来工法では、柱基部のせん断ずれを防止することは出来ない等の問題点があった。また、後者のアングルを溶接する工法では、耐震性能を改善するだけでなく曲げ耐力をも増加させてしまうので、フーチングに比べて躯体の耐震性能が過剰に増強され、その結果、フーチングの補強も必要となってくる等の問題点があった。



さらに、上記壁式鉄筋コンクリート橋脚は、一般に、図4に示すように、主鉄筋の段落としを有するものが多いが、このような段落とし橋脚の補強工法として鋼板巻き立てを行う場合、橋脚の躯体コンクリートと巻き立て鋼板の付着が十分でないと、段落とし補強も不完全になる等の問題点もあった。

産業上の利用分野


本発明は、橋脚の耐震補強工法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
橋脚の躯体周囲を鋼板により巻き立てて耐震補強する工法において、上記躯体の基部における上記鋼板の外側であって、その橋脚軸に対して直角方向に型鋼を沿設すると共に、該鋼をアンカー鉄筋により上記橋脚のフーチングに定着し、さらに、上記鋼板と型鋼の間に縁切り材を挟設することを特徴とする橋脚の耐震補強工法。

【請求項2】
上記型鋼がH型鋼であることを特徴とする請求項1に記載の橋脚の耐震補強工法。

【請求項3】
上記縁切り材が発泡スチロール等の緩衝材であることを特徴とする請求項1または2に記載の橋脚の耐震補強工法。

【請求項4】
橋脚の躯体周囲を鋼板により巻き立てて耐震補強する工法において、上記鋼板の内側にズレ止め手段を設けたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の橋脚の耐震補強工法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1999150927thum.jpg
出願権利状態 登録
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