TOP > 国内特許検索 > 鋼管柱とブレース部材の接合構造

鋼管柱とブレース部材の接合構造

国内特許コード P07A012007
整理番号 /NO33001
掲載日 2007年12月7日
出願番号 特願平11-238393
公開番号 特開2001-065064
登録番号 特許第4030689号
出願日 平成11年8月25日(1999.8.25)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
登録日 平成19年10月26日(2007.10.26)
発明者
  • 平山 博巳
  • 高田 啓一
  • 一戸 康生
  • 福田 浩司
  • 蓮田 常雄
  • 武居 泰
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 新日鐵住金株式会社
発明の名称 鋼管柱とブレース部材の接合構造
発明の概要 【課題】 ブレース部材の端部を閉断面の鋼管柱に接合する場合において、短時間、低コストで容易に施工でき、十分な強度と剛性を有する接合構造を提供する。
【解決手段】 角形鋼管柱2の架構面と平行な二側面11、及び架構面と垂直な片側の側面12を含む片側半周部分に、ブレース部材1の取付角度と同一角度で、架構面と垂直に突出する接合板13を溶接する。ブレース部材1の端部1aは、接合板13の端部13aと同一平面上にあり、添接板15を介してボルト16により機械的に接合する。ブレース部材1の応力は、添接板15を介して接合板13の面内から鋼管柱2の側面11、12に伝達される。
従来技術、競合技術の概要


鉄骨構造物において、地震による水平力に抵抗するために、柱と梁からなる架構に対して、斜材、すなわちブレース材(筋かい、方杖等)を配したブレース構造が一般的に用いられている。



図5は、鋼管柱2とH形鋼梁3からなる架構に対してブレース部材1を配した構造架構の一例である。この構造では、ブレース部材1の両端を、各々、柱2及び梁3の中間部分で接合することにより、梁下側の空間を有効に活用できる。



この構造が地震等の外力による水平力を受けた場合、架構のせん断変形によりブレース部材1には軸方向の応力が生じ、その抵抗によりブレース部材がない架構に比べ、応答変位及び柱梁架構の応力の低減が実現できる。



また、このような構造は、新しい知見を基に規定された耐震設計基準の条件に適合しない、いわゆる既存不適格建築物を、制震補強部材の機能を有するブレース部材によって補強する場合等に特に有効である。



ここで、制震補強部材とは、部材軸方向に応力を受けて有限変形を生じることによりエネルギーを吸収する特性を持ち、具体的な例としては、鋼材等の弾塑性特性を利用した弾塑性ダンパー、粘性体を利用した粘性ダンパー、材料どうしの摩擦力を利用した摩擦ダンパー等が挙げられる。

産業上の利用分野


本願発明は、鉄骨構造物における鋼管柱とブレース部材の接合構造に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
鉄骨構造物を構成する鋼管柱と、該鋼管柱と梁とで囲まれる架構面内に配置されるブレース部材との接合構造であって、前記鋼管柱の外側面の前記ブレース部材が接合される側のほぼ半周に前記架構面と直交する接合板を溶接し、該接合板に対し前記ブレース部材の端部を接合してなることを特徴とする鋼管柱とブレース部材の接合構造。

【請求項2】
前記鋼管柱を挟む両側の架構面について、該鋼管柱のほぼ同一の高さに、それぞれ前記接合板を別個に溶接し、それぞれの架構面内に配置されるブレース部材を接合してある請求項1記載の鋼管柱とブレース部材の接合構造。

【請求項3】
前記鋼管柱は既存の鉄骨構造物の柱であり、前記接合板を後から溶接して新設のブレース部材を接合してある請求項1又は2記載の鋼管柱とブレース部材の接合構造。

【請求項4】
前記ブレース部材が制震補強部材の機能を有するブレース部材である請求項1、2又は3記載の鋼管柱とブレース部材の接合構造。

【請求項5】
前記接合板と前記ブレース部材を添接板を介してボルト接合してある請求項1、2、3又は4記載の鋼管柱とブレース部材の接合構造。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP1999238393thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close