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転てつ装置の取付装置及びその方法

国内特許コード P07A012021
整理番号 /NO30537
掲載日 2007年12月7日
出願番号 特願平11-259794
公開番号 特開2001-081703
登録番号 特許第4091719号
出願日 平成11年9月14日(1999.9.14)
公開日 平成13年3月27日(2001.3.27)
登録日 平成20年3月7日(2008.3.7)
発明者
  • 櫻井 育雄
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 転てつ装置の取付装置及びその方法
発明の概要 【課題】 位置ずれ等が起こりにくい転てつ装置の取付装置及びその方法を提供する。
【解決手段】 鉄道における分岐器の転換鎖錠等を行うための転てつ機やクランク類等の転てつ装置を取り付ける装置において、転てつ機やクランク類等のきょう体104aの側面S1と上部斜面S2を押さえるような構造の固定金具11a、11bと、固定部13、13´ときょう体104aの間に挿入されきょう体104aを挟んで対向する方向にきょう体104aの側面に沿ってスライドさせることできょう体104aを固定金具11a、11b側へ押し付けるようにした構造を有しきょう体104aの側部を押さえるような面を持つ調整金具12、12´の組を少なくともお互いに直交する方向に1組以上ずつ配置して転てつ装置のきょう体104aを取り付ける。
従来技術、競合技術の概要 従来、鉄道において、鉄道車両の進路を一つの線路(以下、「本線」という。)から他の線路(以下、「分岐線」という。)へ移す分岐を行わせるために分岐器が用いられている。この分岐器は、一般に、図5に示すような構成を有している。図5に示す分岐器100は、基本レールR1、R2と、分岐線側へのトングレールT1、T2と、電気転てつ機101と、伝動部108を備えている。基本レールR1、R2に密着するトングレールT1、T2の先端部は、舌状に形成されている。また、伝動部108は、動作かん102と、リンク部材103a、103b、103c、103d、103e及び103fと、エスケープクランク104及び106と、スイッチアジャスタ105及び107と、転てつ棒109、110を有している。また、スイッチアジャスタ105、107は、転てつ棒109、110を介してトングレールT1、T2に取り付けられている。また、電気転てつ機101は、内部に電動モータ(図示せず)を駆動力とする変換機構(図示せず)を有しており、電動モータの回転駆動力が直線方向の駆動力に変換され、動作かん102が図5の右側方向又は左側方向へ駆動される。この動作かん102の動きは、伝動部108によりスイッチアジャスタ105、107に伝えられ、転てつ棒109、110を介してトングレールT1、T2を動かす。例えば、動作かん102が図5における右側方向に移動した場合には、スイッチアジャスタ105、107が例えば図5における下方へ移動し、これに伴いトングレールT2の先端(図5における左端)が基本レールR2に密着し、かつトングレールT1の先端(図5における左端)が基本レールR1から離れる。また、動作かん102が図5における左側方向に移動した場合には、スイッチアジャスタ105、107が例えば図5における上方へ移動し、これに伴いトングレールT2の先端が本線側のレールR2から離れ、かつトングレールT1の先端が基本レールR1に密着する。上記のような動作により、分岐器100は、進路を本線側又は分岐線側に切り換えるトングレール転換動作を行うことができる。この場合、トングレールが本線側レールに密着する位置のうちの一方の位置、例えばトングレールT1の先端が基本レールR1から離れトングレールT2の先端が基本レールR2に密着する位置を「定位」といい、他方の位置、例えばトングレールT1の先端が基本レールR1に密着しトングレールT2の先端が基本レールR2から離れる位置を「反位」という。これらは、列車運行上の取決めであり、これらの逆の位置を定位又は反位としてもよい。上記した分岐器の転換鎖錠等を行うための転てつ機やクランク類は、図6に示す取付方法によって取り付けられている。図6は、従来の分岐器におけるエスケープクランクの構成を示す図であり、図6(A)は上面図を、図6(B)は側面図を、それぞれ示している。図6に示すように、エスケープクランク104は、図6に示すように、まくらぎ121、122の上に敷板122を載置し、きょう体104aのボルト取付穴141を元にして敷板122及びまくらぎ122にボルト取付穴を開け、取付ボルト123´を挿通し座金125´及びナット124´等で締結することにより、きょう体104bを敷板126を介してまくらぎ122に取り付けていた。しかし、分岐器のまくらぎ取付位置は、施工時には設計図の寸法通りに位置決めされて施工することは非常に困難である。このため、転てつ機やクランク類をまくらぎ等に取り付けるためのボルト取付穴を予めまくらぎ等に正確に開けることはできない。したがって、従来は、きょう体を取り付ける位置のまくらぎの上に敷板を敷き、転てつ機やクランク類を仮置きし、ボルト取付穴の位置を決め、敷板とまくらぎにボルト取付穴を開けなければならなかった。しかも、少なくとも4個以上の複数のボルト取付穴をまくらぎ等に開けてすべてのボルト取付穴に取付ボルトを通すためには、ボルト取付穴の直径を取付ボルトの直径に対して十分な余裕を持たせる必要があった。
産業上の利用分野 本発明は、鉄道における分岐器の転換鎖錠等を行うための転てつ機やクランク類等の転てつ装置のきょう体を取り付けるための取付装置及びその方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 鉄道における分岐器の転換鎖錠等を行うための転てつ機やクランク類等の転てつ装置を取り付ける装置において、転てつ機やクランク類等のきょう体の側面と上部斜面を押さえるような構造の固定金具と、固定部と前記きょう体の間に挿入され前記きょう体を挟んで対向する方向に前記きょう体の側面に沿ってスライドさせることで前記きょう体を前記固定金具側へ押し付けるようにした構造を有し前記きょう体の側部を押さえるような面を持つ調整金具の組を少なくともお互いに直交する方向に1組以上ずつ配置して前記転てつ装置のきょう体を取り付けることを特徴とする転てつ装置の取付装置。
【請求項2】 請求項1記載の転てつ装置の取付装置において、前記調整金具は第1調整金具と第2調整金具とを含み、前記転てつ装置は敷板を有し、前記きょう体を前記固定金具側へ押し付ける位置の反対側の位置に第1調整金具を設け、第2調整金具を用いて前記第1調整金具の背面に沿ってスライドさせることで、前記第1調整金具の背部を押さえるようにしたことを特徴とする転てつ装置の取付装置。
【請求項3】 請求項2記載の転てつ装置の取付装置において、前記第2調整金具が前記第1調整金具を押さえる部分は、所定の傾斜角度を有することを特徴とする転てつ装置の取付装置。
【請求項4】 請求項1記載の転てつ装置の取付装置において、前記固定部の上部は前記調整金具へ向かって水平方向に突出し、前記調整金具の下部は前記固定部へ向けて水平方向に突出することを特徴とする転てつ装置の取付装置。
【請求項5】 鉄道における分岐器の転換鎖錠等を行うための転てつ機やクランク類等の転てつ装置を取り付ける方法において、転てつ機やクランク類等のきょう体の側面と上部斜面を押さえるような構造の固定金具と、固定部と前記きょう体の間に挿入され前記きょう体を挟んで対向する方向に前記きょう体の側面に沿ってスライドさせることで前記きょう体を前記固定金具側へ押し付けるようにした構造を有し前記きょう体の側部を押さえるような面を持つ調整金具の組を少なくともお互いに直交する方向に1組以上ずつ配置して前記転てつ装置のきょう体を取り付けることを特徴とする転てつ装置の取付方法。
産業区分
  • 鉄道
  • その他通信
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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