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鉄筋コンクリート柱の耐震補強構造

国内特許コード P07A012080
整理番号 /NO30443
掲載日 2007年12月14日
出願番号 特願平10-101831
公開番号 特開平11-280267
登録番号 特許第3957870号
出願日 平成10年3月31日(1998.3.31)
公開日 平成11年10月12日(1999.10.12)
登録日 平成19年5月18日(2007.5.18)
発明者
  • 佐藤 勉
  • 渡辺 忠朋
  • 瀧口 将志
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄筋コンクリート柱の耐震補強構造
発明の概要 【課題】 既設の鉄筋コンクリート柱に併設される補強用のアンカー筋の座屈を防止して、より高い耐震性を確保することのできる鉄筋コンクリート柱の補強構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 既設の鉄筋コンクリート柱10の外周面に鋼板12を巻立て、この鋼板の外周にフランジ13を一体に形成するとともに、このフランジと、上記鉄筋コンクリート柱が立設されたフーチング11とを複数のアンカー筋15によって連結してなり、上記アンカー筋と上記フランジとの間に、上記アンカー筋に引っ張り方向の外力が作用した場合のみ、上記アンカー筋とフランジとを係合させる係止機構17を設けたことを特徴とする。
従来技術、競合技術の概要


近年、高架橋柱・橋脚等の鉄筋コンクリート柱の耐震性を高めるために、既設の鉄筋コンクリート柱に種々の補強を施すことが行なわれている。



図18および図19は、従来の鉄筋コンクリート柱に対する補強構造の一例を示すものである。
これらの図において、符号1はフーチングであり、このフーチング1の上部に鉄筋コンクリート柱2が一体に立設されている。
そして、上記鉄筋コンクリート柱2に施される補強構造は、この鉄筋コンクリート柱2の外周全面に亘って鋼板3をジャケット状に巻立てた後に、この鋼板3と上記鉄筋コンクリート柱2との隙間にエポキシ樹脂等の充填材を充填してこれらを一体化し、また、上記鋼板3の外周面に、図19に示すようなH型鋼からなる形鋼4を一体に設け、さらに、上記フーチング1に、補強用のアンカー筋5を複数立設し、これらのアンカー筋5の上端部を上記形鋼4のウェブに貫通させるとともに、これらのアンカー筋5の上端部に一対の固定ナット6を螺着しておき、これらの固定ナット6を上記形鋼4のウェブの上下面に圧接させることによって、上記各アンカー筋5の上端部を上記形鋼4に固定したものである。



このような補強を施された鉄筋コンクリート柱2においては、この鉄筋コンクリート柱2に水平力が作用すると、この水平力が上記巻立てられた鋼板3および複数のアンカー筋5によって支持されることにより、耐力が高められて耐震性が向上する。

産業上の利用分野


本発明は、高架橋柱・橋脚等の鉄筋コンクリート柱に適用される補強構造に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
既設の鉄筋コンクリート柱の外周面に鋼板を巻立て、この鋼板の外周に形鋼を一体に形成するとともに、この形鋼と、上記鉄筋コンクリート柱が立設されたフーチング等とを複数のアンカー筋によって連結してなり、
上記アンカー筋と上記形鋼との間に、上記アンカー筋に引っ張り方向の外力が作用した場合のみ、上記アンカー筋と形鋼とを係合させる係止機構を設け
上記アンカー筋のフーチングより上の区間は上記鉄筋コンクリート柱の外部に露出し、上記鉄筋コンクリート柱の変形に追従して曲げ変形が可能であることを特徴とする鉄筋コンクリート柱の耐震補強構造。

【請求項2】
上記アンカー筋をフーチング等に定着する方法として、フーチング内にねじ式カプラー継手を埋設し、それとアンカー筋とを連結したことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱の耐震補強構造。

【請求項3】
上記係止機構を、上記アンカー筋の先端部に螺着され、かつ、上記形鋼の上記フーチング等と反対側の面に当接させられるナットによって構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鉄筋コンクリート柱の耐震補強構造。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1998101831thum.jpg
出願権利状態 登録
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