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トンネルの構造及びトンネルの構築工法

国内特許コード P07A012094
整理番号 /NO32902
掲載日 2007年12月14日
出願番号 特願平10-223327
公開番号 特開2000-054781
登録番号 特許第3929611号
出願日 平成10年8月6日(1998.8.6)
公開日 平成12年2月22日(2000.2.22)
登録日 平成19年3月16日(2007.3.16)
発明者
  • 小山 幸則
  • 美浦 明彦
  • 行枩 孝一
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 株式会社IHI建材工業
  • 極東貿易株式会社
発明の名称 トンネルの構造及びトンネルの構築工法
発明の概要 【課題】 高度な技術を要することなく、景観が良好であり、地表における用地を有効に利用することが可能なトンネルを構築する。
【解決手段】 発進立坑から、トンネル1の側壁2及び上床3を、構築すべき地盤に対して覆工断面と直交する方向へエレメント5を互いに接合させながら順に推進させる。エレメント5の内部及びエレメント5同士の間へコンクリートを充填する。コンクリートの硬化後に、PCケーブルを緊張して、側壁2及び上床3にプレストレスを導入させる。発進立坑及び到達立坑の底部に、鉄筋コンクリートによって基礎7を構築する。基礎7の上部における側壁2の延長線上に、鉄筋コンクリートによって壁体部8を構築し、アンカー9によって側壁2を壁体部8へ接合させる。上床3の両端部に、縦桁6を構築して壁体部8の上部に支持させる。
従来技術、競合技術の概要


線路や道路の下に立体交差するトンネルを構築する方法として、従来からの現場打設コンクリートによる覆工体の構築工法に代えて、中空箱形のトンネル覆工用エレメントを、地盤に対して順次推進させることにより、複数のエレメントを略門型に配列し、エレメントを相互に連結した後、エレメント連結体の内側の土砂を掘削除去してトンネルを構築するURT(Under Rail/Roadway Tunnel)工法が知られている。

産業上の利用分野


この発明は、例えば、線路・道路等の下方に立体交差するトンネルの構造及びこのトンネルの構築工法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
トンネルを構築すべき地盤に対し、覆工断面と直交する方向に中空箱形の複数のエレメントを推進させ、これらエレメントによって、両側の側壁と、これら側壁に架け渡された上床とからなる略門型に構築され、これら側壁と上床とによって囲われた部分の地盤が掘削されたトンネルの構造であって、
前記側壁の延長線上における底部に基礎が構築され、該基礎の上部における前記側壁の延長線上に壁体部が構築され、該壁体部と前記側壁とが接合され、前記側壁が、前記壁体部を介して前記基礎に支持されていることを特徴とするトンネルの構造。

【請求項2】
トンネルを構築すべき地盤に対し、覆工断面と直交する方向に中空箱形の複数のエレメントを推進させ、これらエレメントによって、両側の側壁と、これら側壁に架け渡された上床とからなる略門型に構築され、これら側壁と上床とによって囲われた部分の地盤が掘削されたトンネルの構造であって、
前記側壁を構成するエレメントは、覆工断面から突出され、この突出部が、底部に構築された基礎上に配置されて支持されていることを特徴とするトンネルの構造。

【請求項3】
前記基礎は、地中に埋め込まれた杭の上部に構築されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のトンネルの構造。

【請求項4】
門型に配置された前記エレメントからなる側壁及び上床には、前記エレメントの配設方向へわたってかつ前記エレメントの長手方向へ間隔をあけて配設され、内部に充填されたコンクリートの硬化後に緊張された複数のPCケーブルを有し、これらPCケーブルによって前記側壁及び前記上床にそれぞれプレストレスが導入され、それぞれ面構造部材とされていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項記載のトンネルの構造。

【請求項5】
トンネルを構築すべき地盤に対し、覆工断面と直交する方向に中空箱形の複数のエレメントを推進させ、これらエレメントによって、両側の側壁と、これら側壁に架け渡された上床とからなり、側壁と上床とによって囲われた部分の地盤が掘削された略門型のトンネルを構築するトンネルの構築工法であって、
構築するトンネルの両端部における底部に基礎を構築し、該基礎上における前記側壁の延長線上に、前記側壁と接合させた壁体部を構築し、その後、前記側壁と上床とによって囲われた部分の地盤を掘削することを特徴とするトンネルの構築工法。

【請求項6】
トンネルを構築すべき地盤に対し、覆工断面と直交する方向に中空箱形の複数のエレメントを推進させ、これらエレメントによって、両側の側壁と、これら側壁に架け渡された上床とからなり、側壁と上床とによって囲われた部分の地盤が掘削された略門型のトンネルを構築するトンネルの構築工法であって、
前記側壁を構成するエレメントとして、トンネル長よりも長いものを用いることにより、側壁の両端部をトンネルの両端部から突出させ、
前記側壁の延長線上における底部に基礎を構築し、この基礎の上部に前記側壁の両端部から突出した突出部を設置し、その後、前記側壁と上床とによって囲われた部分の地盤を掘削することを特徴とするトンネルの構築工法。

【請求項7】
前記基礎を、地中に打ち込んだ杭の上部に支持させることを特徴とする請求項5または請求項6記載のトンネルの構築工法。

【請求項8】
門型に配置させる前記エレメントからなる側壁及び上床に、前記エレメントの配設方向へわたってかつ前記エレメントの長手方向へ間隔をあけてそれぞれ複数のPCケーブルを配設し、前記エレメント内にコンクリートを充填し、該コンクリートの硬化後に、前記PCケーブルを緊張させて前記側壁及び前記上床にプレストレスを導入してそれぞれ面構造部材とすることを特徴とする請求項5~7のいずれか1項記載のトンネルの構築工法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1998223327thum.jpg
出願権利状態 登録
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