TOP > 国内特許検索 > 動脈血管検出装置、血圧測定装置、および圧脈波検出装置

動脈血管検出装置、血圧測定装置、および圧脈波検出装置

国内特許コード P07A012157
整理番号 P06-076
掲載日 2007年12月21日
出願番号 特願2003-419726
公開番号 特開2005-131356
登録番号 特許第4452824号
出願日 平成15年12月17日(2003.12.17)
公開日 平成17年5月26日(2005.5.26)
登録日 平成22年2月12日(2010.2.12)
優先権データ
  • 特願2003-348660 (2003.10.7) JP
発明者
  • 高谷 節雄
出願人
  • 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 動脈血管検出装置、血圧測定装置、および圧脈波検出装置
発明の概要

【課題】 皮下動脈の血管位置を容易且つ高精度に検出でき、さらにその動脈から血圧を測定することができる血圧測定装置を提供する。
【解決手段】 生体の皮膚20上に装着される本体34を有し、その本体34が、生体内の動脈に向かって皮膚20上から所定波長の光を照射する発光素子と、その発光素子から発光された光が生体組織内で反射または散乱させられて生じた脈波を受光するために、その発光素子を挟んで発光素子から等距離に配置された2つの受光素子と、をそれぞれ備えた2つの光センサ装置50、52と、2つの光センサ装置50、52の間に配置され、生体の皮膚を圧力可変に押圧する圧脈波センサ46とを有する。圧脈波センサ46の押圧力を最高血圧値よりも高い圧力から連続的に降圧させていき、下流側の光センサ装置52に備えられている受光素子により検出される信号強度が所定の判断基準値を超えたことに基づいて、最高血圧値を決定できる。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


心血管系機能の診断のために、生体内の動脈を検出して、その動脈の圧力すなわち血圧を測定したり、その動脈からの圧脈波を測定することが広く行われている。たとえば、特許文献1に記載された圧脈波検出装置では、多数の圧力検出素子(センサアレイ)が埋設された押圧面で動脈を押圧したとき、最も大きな信号を出力する圧力検出素子が最適位置の圧力検出素子として決定され、その最適位置の圧力検出素子により検出される圧脈波が出力されるようになっている。

【特許文献1】実開05-020709号公報

産業上の利用分野


本発明は、光センサから照射される光を用いて皮膚下の動脈を検出する動脈血管検出装置、皮膚上から動脈を押圧する押圧部材の押圧力を変化させる過程で、上記光センサから照射された光が動脈などの生体組織内で反射または散乱させられた二次光(すなわち反射光または散乱光)が表す脈波の変化に基づいて血圧を測定する血圧測定装置、および上記動脈血管検出装置により動脈位置を決定して圧脈波を検出する圧脈波検出装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
生体の皮膚上に装着される本体を有し、該本体が、
前記生体内の動脈に向かって皮膚上から所定波長の光を照射する発光素子と、該発光素子から発光された光が生体組織内で反射または散乱させられて生じた光を受光するために、該発光素子を挟んで該発光素子から等距離に配置された2つの受光素子と、をそれぞれ備えた2つの光センサ装置と、
該2つの光センサ装置の間に配置され、前記生体の皮膚を圧力可変に押圧する押圧部材と
を含むことを特徴とする動脈血管検出装置。

【請求項2】
請求項1の動脈血管検出装置であって、
前記発光素子として、中心波長が530nm~570nmの範囲内である光を発光する第1波長発光素子と、赤色光または近赤外光を発光する第2波長発光素子とを備えていることを特徴とする動脈血管検出装置。

【請求項3】
前記本体を、前記2つの光センサ装置および前記押圧部材の配列方向に対して直交方向に平行移動させる直交方向移動装置と、
前記本体を該本体を含む平面内で回転させる回転装置と
を、さらに含み、
該直交方向移動装置と回転装置とにより、前記2つの光センサ装置にそれぞれ備えられた一対の受光素子により検出される脈波強度が同じになり、且つ、それぞれの強度が最大となるように、前記本体を位置決めすることを特徴とする請求項1または請求項2の動脈血管検出装置。

【請求項4】
生体の皮膚上に装着される本体を有し、
該本体は、2つの光センサ装置と、該2つの光センサ装置の間に配置され、前記生体の皮膚を圧力可変に押圧する押圧部材とを含み、
該光センサ装置は、前記生体内の動脈に向かって皮膚上から所定波長の光を照射する複数の発光素子が該2つの光センサ装置および前記押圧部材の配列方向に対して直交する方向に一列に配列されるとともに、該発光素子から発光された光が生体組織内で反射または散乱させられて生じた光を受光するための受光素子を備えていることを特徴とする動脈血管検出装置。

【請求項5】
請求項4の動脈血管検出装置であって、
前記2つの光センサ装置にそれぞれ一列に配列されている複数の発光素子を順次発光させる発光制御手段と、
該発光制御手段により複数の発光素子が順次発光させられたときに前記受光素子により検出される複数の脈波の向きを互いに比較すること、または、該複数の脈波の大きさを互いに比較することに基づいて、一方の光センサ装置下における前記動脈の位置、および他方の光センサ装置下における前記動脈の位置をそれぞれ決定する動脈位置決定手段と
を、さらに含むことを特徴とする動脈血管検出装置。

【請求項6】
前記本体を、前記2つの光センサ装置および前記押圧部材の配列方向に対して直交方向に平行移動させる直交方向移動装置と、
前記本体を該本体を含む平面内で回転させる回転装置と、
前記動脈位置決定手段において、前記2つの光センサ装置にそれぞれ一列に配列されている複数の発光素子のうち、配列の中央の発光素子下に前記動脈の位置が決定されるように、前記直交方向移動装置と回転装置を用いて前記本体の位置を粗調整した後、前記受光素子により検出される該配列の中央の発光素子からの信号強度が最大となるように前記本体の位置を微調整する最適本体位置制御手段とを、
さらに含むことを特徴とする請求項5の動脈血管検出装置。

【請求項7】
生体の血圧値を測定する血圧測定装置であって、
請求項1乃至請求項6のいずれかの動脈血管検出装置と、
該動脈血管検出装置の押圧部材の押圧力が連続的に変化させられる過程で、前記2つの光センサ装置のうち前記動脈の下流側に位置させられた光センサ装置に備えられた受光素子により逐次検出される脈波強度が、予め定められた状態になったときの前記押圧部材の押圧力に基づいて、前記生体の最高血圧値を決定する最高血圧値決定手段と
を含むことを特徴とする血圧測定装置。

【請求項8】
請求項7の血圧測定装置であって、
前記最高血圧値決定手段が、前記動脈血管検出装置の押圧部材の押圧力が連続的に変化させられる過程で、前記2つの光センサ装置のうち前記動脈の下流側に位置させられた光センサ装置に備えられた受光素子により逐次検出される脈波強度が、0に近い予め設定された判断基準値を境界とする所定範囲を超えたときの前記押圧部材の押圧力に基づいて、前記生体の最高血圧値を決定することを特徴とする血圧測定装置。

【請求項9】
請求項7または請求項8の血圧測定装置であって、
前記動脈血管検出装置の押圧部材の押圧力が連続的に変化させられる過程で、一方の光センサ装置に備えられた受光素子により検出される脈波形と、他方の光センサ装置に備えられた受光素子により検出される脈波形とを比較し、2つの脈波形の下部形状が略等しくなったときの前記押圧部材の押圧力に基づいて、前記生体の最低血圧値を決定する最低血圧値決定手段
を、さらに含むことを特徴とする血圧測定装置。

【請求項10】
生体からの圧脈波を検出する圧脈波検出装置であって、
請求項9の血圧測定装置を有し、
該血圧測定装置に含まれる前記押圧部材の押圧面に設けられ、前記生体からの圧脈波を検出する圧力検出素子と、
該血圧測定装置により決定された最高血圧値および最低血圧値に基づいて平均血圧値を決定し、連続的に圧脈波を検出するために、前記押圧部材の押圧力を該平均血圧値に維持する最適押圧力制御手段と
を、さらに含むことを特徴とする圧脈波検出装置。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2003419726thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close