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道床バラストの安定化工法及びその軌道構造

国内特許コード P07A012253
整理番号 /NO32774
掲載日 2007年12月21日
出願番号 特願平09-024481
公開番号 特開平10-204801
登録番号 特許第3876345号
出願日 平成9年1月24日(1997.1.24)
公開日 平成10年8月4日(1998.8.4)
登録日 平成18年11月10日(2006.11.10)
発明者
  • 長藤 敬晴
  • 安藤 勝敏
  • 堀池 高広
  • 江本 学
  • 佐伯 俊之
  • 佐藤 勝俊
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
  • ニチレキ株式会社
発明の名称 道床バラストの安定化工法及びその軌道構造
従来技術、競合技術の概要
従来、レール、マクラギおよびバラスト道床からなる有道床軌道の保守省力化を図るために、てん充道床やB型舗装軌道等が提案されてきたが、これらてん充道床やB型舗装軌道は、いずれもバラスト間隙を完全に充填するものであるため、充填材の使用量が多く、現場で、型枠や不織布などを用いて漏れ止め作業を行う必要があり、作業が煩雑になるだけでなく、施工に時間がかかるという問題があった。しかも、バラスト間隙がすべて完全に充填、結合されているため、軌道狂の修正や道床交換などの保守作業に際して、道床バラストを解体することが極めて困難で、かえって労力を要するという欠点もあった。
【0003】
また、例えば、特公昭63-51201号公報に見られるように、道床バラスト層内に布を敷いて、注入材によって固められる固化層の厚さを制御し、かつ、注入材を布の下部バラストへ一部透過させて固化層とバラスト道床とを一体化する提案もあるが、作業手順が煩雑で、十分満足ができるものとは言い難い。
産業上の利用分野
本発明は、道床バラストの安定化工法及びその結果得られる軌道構造に関し、更に詳しくは、短時間で所定の強度を発現し、かつ、流動性と浸透性に優れた安定材を用いて道床バラストを安定化させる工法、及び、その結果得られる新規な軌道構造に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】安定化すべき道床バラストに安定材を注入して道床バラストの安定化を行うに際し、安定材の注入を、注入された安定材によってバラスト下層部までを空隙を残した点付け状態とする点付け充填工程と、その点付け充填工程によって減少したバラスト空隙を埋めてバラスト上層部のみを完全充填する完全充填工程とに分けて行い、道床バラストの上層部を完全充填状態、下層部を点付け充填状態とすることを特徴とする道床バラストの安定化工法。
【請求項2】点付け充填工程で注入される安定材の粘度が、完全充填工程で注入される安定材の粘度よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の道床バラストの安定化工法。
【請求項3】安定材が、急硬性セメントペースト、急硬性セメントモルタル、急硬性セメントアスファルトペースト、急硬性セメントアスファルトモルタル、または加熱アスファルトであることを特徴とする請求項1または2記載の道床バラストの安定化工法。
【請求項4】安定材の注入に先立って、安定材が安定化すべき道床バラストの側面部から漏れ出すことを防止するために、安定材の漏れ止め工程を行うことを特徴とする請求項1、2または3記載の道床バラストの安定化工法。
【請求項5】安定材の漏れ止め工程が、安定化すべき道床バラストの側面部および/または周辺部に、安定材を吹き付け、散布、または注入して行われることを特徴とする請求項4記載の道床バラストの安定化工法。
【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の道床バラスト安定化工法によって安定化された道床バラスト。
【請求項7】安定材により完全充填された道床バラスト上層部と、安定材により点付け状態とされ空隙を残す道床バラスト下層部とを有する安定化された道床バラストを備えた軌道構造。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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