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地表のり面防草保護シート

国内特許コード P07A012275
整理番号 /NO32801
掲載日 2007年12月21日
出願番号 特願平09-094673
公開番号 特開平10-266155
登録番号 特許第3800365号
出願日 平成9年3月28日(1997.3.28)
公開日 平成10年10月6日(1998.10.6)
登録日 平成18年5月12日(2006.5.12)
発明者
  • 矢口 直幸
  • 鈴木 実
  • 御船 直人
  • 水本 圭助
  • 田島 常雄
  • 今井 隆良
  • 小嶋 徹
  • 伊藤 貴志
  • 加藤 友海
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
  • 西日本旅客鉄道(株)
  • 田島ルーフィング(株)
発明の名称 地表のり面防草保護シート
従来技術、競合技術の概要 従来、河川、鉄道線路沿、公園あるいは造林園などの地表のり面において、雨水の浸透に伴う地表のり面の崩壊や雑草の成育を防止し美観を保持するため、コンクリートやアスファルトを地表のり面全体に敷設する方法、あるいはポリ塩化ビニルやポリエチレンなどの熱可塑性樹脂で加工したシートにより地表のり面を被覆し、その上にコンクリートブロックなどを敷設する方法などが採られてきた。前記コンクリートおよび/またはアスファルトを敷設して固めた地表のり面は、地表の乾燥、吸水あるいは地殻の変動に伴う地形の変形に追従できず、表面に亀裂を生じ、その亀裂部分から雨水などが浸透し、また、亀裂部分に雑草が成育し、美観を損ねる上、これが枯れたときは火災の原因となるなどの欠点があった。ポリ塩化ビニル、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂で加工したシートで地表のり面を覆った後、コンクリートブックなどを敷設する方法としては、例えば実開昭63-190330号にみられるように発泡層を有するポリ塩化ビニルシートの非発泡面を地表に接するように敷設し、その上をコンクリートブロックで覆う方法が開示されている。この方法は、地表のり面の保護、雑草成育の防止という点ではかなり有効な方法ではあるが、施工が煩雑で手間を要し、かつ、シート自体の強度持続性が不十分で、1~2年後には亀裂の発生、雑草の成育という現象は避けられない。また、実開昭56-83027号には、アスファルト含浸不織布を表層とし、その裏面側にポリ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルム、軟質ウレタンなどの発泡層を順次積層した地表のり面の保護シートが開示されている。この方法は、施工が容易であるという長所を有するが、地表に接する面から進行するシートの劣化に対し耐久性が不十分であるという欠点を有している。この地表に接する面からのシートの劣化の原因は、水分による加水分解、バクテリアによる生分解、及び可塑剤等添加剤の移行などによるものであって、これらの原因による劣化が複合的に進行するものと考えられる。実開昭63-190330号に開示されているポリ塩化ビニル樹脂は、柔軟性、加工性、物理的性能に優れ、コストも安価であるため種々の用途に汎用的に使用されており、それ自体は耐バクテリア性、および耐加水分解性に優れ、長期の耐久性を有しているが、含有される可塑剤の耐久性が低く、本発明のシートのように地表面に接して使用される場合には、シートの脆性劣化が促進され表裏面からシート内部に亀裂が進行し、その結果、シートの遮水、防草耐久性が大きく損なわれてしまう。特開平8-291523号公報によれば、人工芝状布帛層/軟質ポリ塩化ビニル系樹脂などよりなる中間遮水層/雑草貫通防止層/軟質ポリ塩化ビニル系樹脂などよりなる接地裏面保護層よりなる合成樹脂系地表のり面防護シートが提案されている。しかしながら、この合成樹脂系地表のり面防護シートは多量の合成樹脂を使用することや表面上に人工芝状布帛層を用いるため、コストが高い点および表面が人工芝であるため美観にはすぐれているものの滑りやすいので、施工作業能率が低下するという欠点を有する。また施工中もしくは施工後何らかの外力によりシート表面が損傷を受けることがあるが、表面が人工芝であるためその上から補修することは困難である。一方、アスファルトルーフィングを用いた地表のり面防草保護方法としては、地表面に丈夫な帆布を敷きつめ、その上に厚手のアスファルトルーフィングをかぶせる方法が知られているが、二度にわたってシートを敷くという施工上の不利があるため、極めて実用性に乏しいという状況にある。
産業上の利用分野 本発明は、地表のり面への雨水の侵入と雑草の成育を防止する地表のり面の防草保護シートに関する。本発明において「地表のり面」とは段差のある2つの地表面の間の傾斜面を意味する。
特許請求の範囲 【請求項1】(a)無機質粒子よりなる表面層、(b)改質アスファルト層、(c)草の成長によっても貫通されることがない基材層、(d)改質アスファルト層、(e)合成樹脂またはゴムのフィルム層および無機質粒子層よりなる群から選ばれた裏面層よりなる地表のり面防草保護シートであって、かつ前記(c)の基材層が、(1) 織布または不織布にゴムおよび合成樹脂よりなる群から選ばれた融点200℃以上の処理剤を含浸処理したもの、(2) 合成樹脂およびゴムよりなる群から選ばれた融点200℃以上の自己支持性フィルムの両面に織布または不織布を積層したもの、よりなる群から選ばれたものであることを特徴とする地表のり面防草保護シート。
【請求項2】前記無機質粒子が天然スレート砂である請求項1記載の地表のり面防草保護シート。
産業区分
  • その他建築
  • 高分子化合物
  • 土工
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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