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トンネルの施工方法

国内特許コード P07A012309
整理番号 /NO32900
掲載日 2007年12月21日
出願番号 特願平09-247287
公開番号 特開平10-238290
登録番号 特許第3447530号
出願日 平成9年9月11日(1997.9.11)
公開日 平成10年9月8日(1998.9.8)
登録日 平成15年7月4日(2003.7.4)
優先権データ
  • 特願平08-344260 (1996.12.24) JP
発明者
  • 太田 勲
  • 岸本 雅雄
  • 空西 正夫
  • 小田中 博
  • 増田 善彦
  • 角永 憲資
  • 河野 重行
  • 木内 勉
  • 橘 大介
  • 堀内 澄夫
  • 名倉 健二
  • 宮瀬 文裕
  • 野口 恒久
出願人
  • 清水建設株式会社
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 株式会社日本触媒
  • ラサテック株式会社
発明の名称 トンネルの施工方法
発明の概要 【課題】 トンネル掘削時に孔壁面に生じた凹部を効率的に充填するトンネルの施工方法を得る。
【解決手段】 地山Gに孔3を掘削し、前記孔3に支保工4を設置すると共に、支保工4の外周に矢板部材5を設置し、矢板部材5の地山G側に形成された凹部Aに、少なくとも吸水性樹脂とセメントとを含む組成物からなる空洞充填材F1を配置し、前記凹部A内でこの空洞充填材を吸水・膨張させ、かつ硬化させる。
従来技術、競合技術の概要


周知のように、山岳にトンネルを掘削するに際しては、地山を構成する岩盤に孔を掘削していく。このとき、掘削した孔の内周面の、特に天端部に小規模な崩落による凹部が発生しやすい。この凹部は、地山の安定性にとって好ましくないため、充填材を充填して凹部を埋める必要がある。このような場合、従来は、例えば発泡ポリウレタンやエアモルタル等を充填材として凹部に充填していた。これらの充填材は、充填後に凹部の内部で膨張するので、これによって凹部を埋めていた。
また、トンネルボーリングマシンやシールド掘削機等を用いてトンネルを掘削する場合、覆工材として、掘削した孔内にセグメントを組み立てることがある。この場合、組み立てたセグメントの外周面と孔の内周面との隙間の凹部をうめるため、モルタルやセメントミルク等のセメント系材料を裏込材(充填材)として充填していた。

産業上の利用分野


本発明は、トンネル掘削時に孔壁面に生じた凹部を効率的に充填するトンネルの施工方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
トンネルを構築するため地山に孔を掘削していき、前記孔内に鋼製支保工を設置すると共に、該鋼製支保工の外周に矢板部材を設置し、しかる後に、前記矢板部材の地山側に形成された凹部に、少なくとも吸水性樹脂とセメントとベントナイトとを含む組成物からなる空洞充填材を送給すると共に、この凹部に水を注入し、前記凹部内でこの空洞充填材を吸水・膨張させ、かつ硬化させることとし、空洞充填材の配合を、重量比で水100に対し、吸水性樹脂0.1~5,セメント10~60、ベントナイト20~80としたことを特徴とするトンネルの施工方法。

【請求項2】
請求項1に記載のトンネルの施工方法において、前記空洞充填材が更に水溶性有機溶剤を含むースト状またはウエットパウダー状の組成物からなることを特徴とするトンネルの施工方法。

【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のトンネルの施工方法において、2本の送給管と1本の注出管とが連結された二股ノズルを用い、この二股ノズルの一方の送給管から前記空洞充填材を送給し、他方の送給管から水を送給し、二股ノズル内でこれらを合流、混合し、混合物を前記注出管から前記凹部に送給することを特徴とするトンネルの施工方法。

【請求項4】
トンネルを構築するため地山に孔を掘削していき、前記孔内に鋼製支保工を設置すると共に、該鋼製支保工の外周に矢板部材を設置し、しかる後に、前記矢板部材の地山側に形成された凹部に、少なくとも吸水性樹脂とセメントとベントナイトと水とを含む流動性の組成物からなり、この組成物の配合が、重量比で水100に対し、吸水性樹脂0.1~5,セメント10~60、ベントナイト20~80とされ、この組成物中で吸水性樹脂が少なくとも部分的に吸水・膨張した空洞充填材を送給し、前記凹部内で硬化させることを特徴とするトンネルの施工方法。

【請求項5】
請求項4に記載のトンネルの施工方法において、組成物におけるセメントの配合が重量比で水100に対し10~40であり、かつその組成物の吸液指数が1~3の範囲内であることを特徴とするトンネルの施工方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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