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コラーゲン抽出方法 新技術説明会

国内特許コード P07P005997
整理番号 PTSGA06372
掲載日 2007年12月28日
出願番号 特願2006-145160
公開番号 特開2007-314458
登録番号 特許第5097875号
出願日 平成18年5月25日(2006.5.25)
公開日 平成19年12月6日(2007.12.6)
登録日 平成24年10月5日(2012.10.5)
発明者
  • 高橋 祐介
  • 野口 誠
出願人
  • 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
発明の名称 コラーゲン抽出方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】収率良く質の高いコラーゲンを簡易に得ることができるコラーゲンの抽出方法を提供することを目的とする。
【解決手段】魚鱗から得た粗コラーゲンを2.5g計量し、当該計量した粗コラーゲンに濃度30%の過酸化水素水を25ml加え、20℃~25℃の室温にて16時間経過させた。次に、過酸化水素水と粗コラーゲンとの混合物に濃度0.02Nの酢酸を200ml加え、その状態で72時間経過させた。その後、過酸化水素水、粗コラーゲンおよび酢酸の混合物を回転数1000rpmで10分間遠心分離を行うことにより、不溶性成分を除去した。さらに、その混合物を透析することにより、過酸化水素、酢酸といった低分子成分を除去し、次いで、凍結乾燥を行った。その結果、1.53gのコラーゲンを得た。すなわち、収率は61.2%であった。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


従来、コラーゲン含有組織から様々な方法でコラーゲンが抽出されている。抽出されたコラーゲンは、たとえば、食品や化粧品に添加され、これらはコラーゲン含有製品として市場に供給される。



このようなコラーゲン含有組織は、以前は主に牛などを原料としていた。しかし、近年、いわゆる狂牛病が各地で発生していることから牛を原料とした製品が敬遠される傾向があり、牛以外の原料からコラーゲン含有組織を得る必要も生じている。



そこで、近年、コラーゲン含有組織を得るための牛以外の原料として魚類が用いられており、特に、魚鱗や魚皮が用いられている。具体的な製品としては、現在、魚から抽出したコラーゲンを配合した食品が「フィッシュコラーゲン」として市場に出回っている。



魚からコラーゲンを抽出する方法としては、魚鱗や魚皮を熱水で煮出してコラーゲンを抽出する方法もあるが、このような方法では、コラーゲン繊維が変形したり分解したりしてしまい、抽出されるコラーゲンの質が低いものとなってしまう。そこで、魚から質の高いコラーゲンを抽出すべく様々な方法が検討されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。

【特許文献1】特開平05-93000号公報

【特許文献2】特開2003-327599号公報

産業上の利用分野


この発明は、コラーゲン抽出方法に関し、特に、収率良く質の高いコラーゲンを魚鱗から簡易に得ることができるコラーゲンの抽出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
魚鱗からコラーゲンを抽出する方法であって、
魚鱗に対して脱灰工程を含む前処理を行って粗コラーゲンを生成する粗コラーゲン生成工程と、
前記粗コラーゲン生成工程により生成された粗コラーゲンに対して、過酸化水素を用いて処理する過酸化水素処理工程を含む酸化処理を施す酸化処理工程と、
酸化処理工程を施したものからコラーゲンを抽出する抽出工程と、
を含むことを特徴とするコラーゲン抽出方法。

【請求項2】
前記過酸化水素処理工程は、水温がコラーゲンの変性温度以下かつ0℃以上の20%~40%過酸化水素水に粗コラーゲンを4時間~96時間浸漬させる工程を含むものであることを特徴とする請求項に記載のコラーゲン抽出方法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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