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インドロカルバゾールの製造方法 コモンズ

国内特許コード P07A012563
整理番号 A051P64-2
掲載日 2007年12月28日
出願番号 特願2006-275816
公開番号 特開2007-056031
登録番号 特許第4558697号
出願日 平成18年10月6日(2006.10.6)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
登録日 平成22年7月30日(2010.7.30)
発明者
  • 福山 透
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 インドロカルバゾールの製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】インドロカルバゾールの製造方法を提供する。
【解決手段】次式



で表わされる化合物を糖ケトン化合物に変換し、インドロカルバゾール(+)-K252aを合成する。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


次式(1)



【化1】




で表わされる化合物K252aはインドロカルバゾール骨格を有するアルカロイドとして
、次式(2)



【化2】




で表わされるstaurosporine とともに強力なプロテインキナーゼC阻害活性を有すること
が知られている。



たとえばこれら物質にみられるように、アルカロイド等としてインドロカルバゾール骨
格を有する化合物がその生理活性の点からも注目されているが、その合成は必ずしも容易
でないのが実情である。



たとえば前記のK252a(1)は、アグリコン部の2つのインドール窒素原子が糖部
分と環状のグリコシドを形成していることから、それらのグリコシル結合の生成における
、アグリコン部のラクタムと糖部分の位置異性の制御が合成上の最大の問題となっている
。実際、Woodらや、Danishefskyらによりそれぞれ(1)、(2)の全合成が達成された
が、いずれもこの問題の克服には至っていない。



位置異性体の副生を伴うことなくK252aを合成するには、2つのグリコシル結合を
段階的かつ位置選択的に形成させる必要がある。



そこで問題となるのが、このような位置選択性を実現するために、いかにしてインドロ
カルバゾール骨格を構築するのかの点である。



この出願の発明者によっても様々なアプローチとして検討されてきたが、より温和な条
件でしかも高い合成選択性として効率的にインドロカルバゾール骨格を構築することには
成功していなかった。そして、このインドロカルバゾール骨格の構築法の検討においては
、前記K252a(1)に限られることなしに、より広範な化合物の合成に適用可能とさ
れる一般法を確立することが大きな命題であった。

産業上の利用分野


この出願の発明は、インドロカルバゾールの製造方法に関するものである。さらに詳し
くは、この出願の発明は、生理活性を有するアルカロイドの合成法として有用な、温和な
条件で再現性良く、効率的にインドロカルバゾールを製造することのできる新しい方法に
関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
次式


で表わされる化合物を次式


で表わされるエノールエーテルに変換し、次いで、ヨウ化カリウム-ヨウ素を用いた環状グリコシル化反応により次式


で表わされる化合物を得た後、脱ヨウ素化、脱アセチル化および酸化により次式


で表わされる糖ケトン化合物に変換し、次いで、シアノヒドリン形成により次式


で表わされる化合物に変換し、次いで、ニトリルをアミドとした後、アルカリ加水分解し、カルボン酸をメチルエステルとして次式


で表わされるインドロカルバゾール(+)-K252aを合成することを特徴とするインドロカルバゾールの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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19651_13SUM.gif
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 単一分子・原子レベルの反応制御 領域
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