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人間支援システム、人間支援方法及び人間支援プログラム コモンズ

国内特許コード P07A012584
整理番号 K015P08
掲載日 2008年1月4日
出願番号 特願2004-026951
公開番号 特開2005-222153
登録番号 特許第4159049号
出願日 平成16年2月3日(2004.2.3)
公開日 平成17年8月18日(2005.8.18)
登録日 平成20年7月25日(2008.7.25)
発明者
  • 山口 亨
出願人
  • 科学技術振興機構
  • 公立大学法人首都大学東京
発明の名称 人間支援システム、人間支援方法及び人間支援プログラム コモンズ
発明の概要 【課題】歩行者の歩行者や運転者の運転を支援する。
【解決手段】車両の進路に設置されたカメラ31,32と、カメラ31,32で撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出する車両位置情報算出部33と、カメラ31,32で撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出する歩行者位置情報算出部34と、車両位置情報と、歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成する人間支援管理部37と、歩行支援情報又は運転支援情報を送信する通信制御手段38とを備える。
【選択図】 図3
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】近年、情報通信技術の急速な進展に伴い、情報インフラストラクチャ整備が進められている。しかしながら、膨大な情報量に対応する強力で拡張性の高い情報インフラ整備が進み、日々の生活でその恩恵を得る人が増える一方で、病院や家庭内の高齢者や機能障害者に代表される、情報技術から疎外され、その恩恵を十分得られていない情報弱者と呼ばれる人々との格差が相対的に進んでいるのも現状である。また、まだ記憶に新しい米国同時多発テロ時の救出時、携帯電話の保持により早期救出された人の例より、災害時に携帯情報端末保持が有効に機能することが保証されているが、またその一方で、携帯電話等の通信局が壊滅してしまうと全く機能しなくなるという弱点があることを、1995年の阪神淡路大震災で露呈している。そして、また、前述した機能操作の煩雑さから弱者の携帯情報端末保有率の低さという情報弱者の問題提起がなされる。少子高齢化社会への深刻な進展の中、こうした情報弱者は益々増加するという警鐘が鳴り響く。こうした社会的背景の中、情報バリアフリーのナチュラルインタフェースを備え人間を空間的にサポートする人間中心型の都市空間の構築は急務である。一方、運輸省の先端安全自動車推進検討会により、エレクトロニクス技術等の新技術により自動車を高知能化して安全性を格段に高めるための予防安全技術が提案されている(非特許文献1)。この予防安全技術は、通常走行時における運転者の危険状態、走行環境の危険状況等を各種センサにより検知し運転者に警報すること、運転者の負担を軽減すること等により自己の未然防止を図るために考案されている。しかしながら、危険状況の直前に危険を報知することはできても、危険状況に陥るより前の状況は知らせることができない。また、危険状況の直前に危険を突然表示すると、その直前の表示が視界に入ることにより、周辺の視野が極端に見えにくくなるという特性が顕著に見られることが知られている。このように、例えば都市空間において歩行者、車両の存在を検出し、存在を提示することはできたが、情報過多になってしまい、かえって運転者に対し混乱を招き支障となってしまう。
【非特許文献1】先端安全自動車推進検討会事務局 運輸省自動車交通局技術安全部“先端安全自動車”平成9年10月発行
産業上の利用分野 本発明は、情報インフラストラクチャの整備された都市空間に生活する情報技術から疎外され、その恩恵を十分に得られていないお年寄りや身体障害者等を支援する人間支援システム、人間支援方法及び人間支援プログラムに関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 車両の進路に設置されたカメラと、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出する車両位置情報算出部と、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出する歩行者位置情報算出部と、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成する人間支援管理部と、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信する通信制御手段と、 前記車両に搭載され、車両の運転者を撮像する車両搭載カメラと、 前記車両の運転者に固定され、運転者の視野の画像を撮像する視野画像撮像カメラと、 前記車両搭載カメラで得られた運転者撮像画像と前記視野画像撮像カメラで得られた視野画像とに基づき運転者の顔の方向を算出する顔方向情報算出部と、 を具備してなることを特徴とする人間支援システム。
【請求項2】 さらに、車両の運転者の意図を認識して意図認識結果を出力する意図認識部を備え、 前記人間支援管理部は、前記意図認識部で得られた意図認識結果に基づき前記歩行支援情報又は運転支援情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の人間支援システム。
【請求項3】 歩行者により携帯され、前記歩行支援情報を受信して表示する表示装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の人間支援システム。
【請求項4】 車両に搭載され、前記運転支援情報を受信して表示する表示装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の人間支援システム。
【請求項5】 前記通信制御手段は、前記車両の速度と前記車両の運転者の顔の方向とを受信し、 前記意図認識部は、前記通信制御手段で受信された前記車両の速度と、前記顔の方向と、前記車両位置情報算出部で算出された前記車両の位置情報とに基づき運転者の意図を認識することを特徴とする請求項1に記載の人間支援システム。
【請求項6】 車両の進路に設置されたカメラと、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出する車両位置情報算出部と、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出する歩行者位置情報算出部と、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成する人間支援管理部と、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信し、前記車両の速度と前記車両の運転者の顔の方向とを受信する通信制御手段と、 前記車両の速度と前記顔の方向と前記車両の位置情報とからなる入力パラメータと、運転者の運転意図を示す出力パラメータとの関係を関連づけた連想マトリクスを運転者ごとに複数記憶する記憶装置と、 前記通信制御手段で受信された前記車両の速度と前記顔の方向及び前記車両位置情報算出部で算出された前記車両の位置情報に対して、前記記憶装置から読み出された連想マトリクスに基づき反響動作に伴う状態推移により運転者の運転意図を認識する意図認識部と、 を具備してなることを特徴とする人間支援システム。
【請求項7】 前記人間支援管理部は、意図認識部で得られた意図認識結果に基づき前記歩行支援情報又は運転支援情報を生成することを特徴とする請求項6に記載の人間支援システム。
【請求項8】 歩行者により携帯され、前記歩行支援情報を受信して表示する表示装置をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の人間支援システム。
【請求項9】 車両に搭載され、前記運転支援情報を受信して表示する表示装置をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の人間支援システム。
【請求項10】 前記連想マトリクスは、一運転者の複数の異なる状態について記憶されることを特徴とする請求項6に記載の人間支援システム。
【請求項11】 前記意図認識部は、前記複数の運転者ごとの連想マトリクスに対して算出された運転意図のうち、最も強く想起された運転意図を運転者の運転意図に決定する判定手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の人間支援システム。
【請求項12】 車両の進路に設置されたカメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出するステップと、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出するステップと、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成するステップと、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信するステップと、 前記車両に搭載された車両搭載カメラにより車両の運転者を撮像するステップと、 前記車両の運転者に固定された視野画像撮像カメラにより運転者の視野の画像を撮像するステップと、 前記車両搭載カメラで得られた運転者撮像画像と前記視野画像撮像カメラで得られた視野画像とに基づき運転者の顔の方向を算出するステップと、 を具備することを特徴とする人間支援方法。
【請求項13】 コンピュータを、 車両の進路に設置されたカメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出する車両位置情報算出部と、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出する歩行者位置情報算出部と、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成する人間支援管理部と、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信する通信制御手段と、 前記車両に搭載された車両搭載カメラで運転者を撮像して得られた運転者撮像画像と前記車両の運転者に固定された視野画像撮像カメラで運転者の視野の画像を撮像して得られた視野画像とに基づき運転者の顔の方向を算出する顔方向情報算出部 として機能させることを特徴とする人間支援プログラム。
【請求項14】 車両の進路に設置されたカメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出するステップと、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出するステップと、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成するステップと、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信するステップと、 前記車両の速度と前記車両の運転者の顔の方向とを受信するステップと、 受信された前記車両の速度と前記顔の方向及び前記算出された前記車両の位置情報に対して、前記車両の速度と前記顔の方向と前記車両の位置情報とからなる入力パラメータと、運転者の運転意図を示す出力パラメータとの関係を関連づけた連想マトリクスを運転者ごとに複数記憶する記憶装置から読み出された連想マトリクスに基づき反響動作に伴う状態推移により運転者の運転意図を認識するステップと、 を具備することを特徴とする人間支援方法。
【請求項15】 コンピュータを、 車両の進路に設置されたカメラで撮像された進路画像情報を画像処理し車両の位置情報を算出する車両位置情報算出部と、 前記カメラで撮像された進路画像情報を画像処理し歩行者の位置情報を算出する歩行者位置情報算出部と、 前記車両位置情報と前記歩行者位置情報とに基づき、歩行者に車両の存在を知らせるための歩行支援情報を生成し、又は前記車両に歩行者の存在を知らせるための運転支援情報を生成する人間支援管理部と、 前記歩行支援情報又は前記運転支援情報を送信し、前記車両の速度と前記車両の運転者の顔の方向とを受信する通信制御手段と、 前記車両の速度と前記顔の方向と前記車両の位置情報とからなる入力パラメータと、運転者の運転意図を示す出力パラメータとの関係を関連づけた連想マトリクスを運転者ごとに複数記憶する記憶装置と、 前記通信制御手段で受信された前記車両の速度と前記顔の方向及び前記車両位置情報算出部で算出された前記車両の位置情報に対して、前記記憶装置から読み出された連想マトリクスに基づき反響動作に伴う状態推移により運転者の意図を認識する意図認識部 として機能させることを特徴とする人間支援プログラム。
産業区分
  • その他通信
  • 自動車
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 相互作用と賢さ 領域
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