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反射性塗料・物質およびその塗布・固定方法

国内特許コード P07A012607
整理番号 K014P24
掲載日 2008年1月11日
出願番号 特願2002-237529
公開番号 特開2004-075833
登録番号 特許第4015506号
出願日 平成14年8月16日(2002.8.16)
公開日 平成16年3月11日(2004.3.11)
登録日 平成19年9月21日(2007.9.21)
発明者
  • 宮崎 英樹
  • 宮嵜 博司
  • 宮野 健次郎
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 反射性塗料・物質およびその塗布・固定方法
発明の概要

【課題】物質を直にまたは塗料に鏡面反射をはじめとする様々な散乱特性を付与することができる反射性塗料・物質およびその塗布・固定方法を提供する。
【解決手段】塗布対象物101上に塗布される塗料媒質102内に連結粒子103を配合し、その誘電体の2連球系の鏡面共鳴現象を利用することにより、鏡面反射をはじめとする様々な散乱特性を付与した塗料を提供する。この塗料は、特に安全性の高い道路標示用の塗料として有効である。また、所望の散乱特性を与えるための塗布方法を提供する。
【選択図】  図7

従来技術、競合技術の概要
従来、特に道路の路面に描画する道路標示や道路標識の表面には、球形のガラス粒子を含む塗料が広く用いられてきた。
【0003】
図17はかかる従来の反射性塗料の模式図である。
【0004】
この図において、1は塗料の塗布対象物、2は塗料媒質、3はその塗料媒質2に配合されるガラス球(粒子)である。
【0005】
かかる従来の反射性塗料においては、塗料媒質2に配合されるガラス球3が一般に様々な方向に光を散乱する働きを持つ上に、ある屈折率条件のガラス球3の場合には、光が入射した方向に向かって逆戻りするように反射する再帰反射効果も合わせて期待できるため、その塗料の視認性を高めるために役立ってきた。
【0006】
一方、光を物体表面で効率的に鏡面反射させたい場合には、主に金属膜の真空蒸着やメッキが利用されてきた。
産業上の利用分野
本発明は、主に道路標示、道路標識や建物、道路側壁、照明器具において使用される反射性塗料・物質およびその塗布・固定方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 2個のおおむね円形の断面を持った粒子を連結した連結粒子を塗料媒質とともに最終使用状態において含み、鏡面共鳴による光散乱現象を利用することを特徴とする反射性塗料。
【請求項2】 請求項1記載の反射性塗料において、前記粒子がおおむね透明であり、前記塗料媒質に対する粒子の相対屈折率が1.3から2.2であることを特徴とする反射性塗料。
【請求項3】 請求項1記載の反射性塗料において、前記粒子のおおむね円形の断面の直径が1μmから2mmであることを特徴とする反射性塗料。
【請求項4】 請求項1記載の反射性塗料において、前記2個の粒子のおおむね円形の断面の直径の比が1:1から1:4であることを特徴とする反射性塗料。
【請求項5】 請求項2、3または4記載の反射性塗料において、前記粒子の形状がおおむね球形であることを特徴とする反射性塗料。
【請求項6】 請求項2、3または4記載の反射性塗料において、前記粒子の形状がおおむね円筒形であることを特徴とする反射性塗料。
【請求項7】(a)あらかじめ塗料媒質に2個のおおむね円形の断面を有する粒子を連結した連結粒子を用意し、
(b)鏡面共鳴による光散乱現象を生成するために、塗布対象物上の前記塗料媒質に前記連結粒子を配合することを特徴とする反射性塗料の塗布方法。
【請求項8】(a)2個のおおむね円形の断面を持った粒子を連結した連結粒子を用意し、
(b)塗布対象物上に塗料媒質を塗布した後、該塗料媒質に前記連結粒子を付加し、
(c)鏡面共鳴による光散乱現象を生成するために、前記塗布対象物上の塗料媒質に前記連結粒子を配合することを特徴とする反射性塗料の塗布方法。
【請求項9】(a)2個のおおむね円形の断面を持った粒子を連結した連結粒子を用意し、
(b)塗布対象物上に塗料媒質を塗布した後、前記連結粒子を散布することを特徴とする反射性塗料の塗布方法。
【請求項10】 請求項または記載の反射性塗料の塗布方法において、前記連結粒子の2個の粒子の配列方向がおおむね塗布対象物の塗布面に対して平行になるように配向することを特徴とする反射性塗料の塗布方法。
【請求項11】 請求項または記載の反射性塗料の塗布方法において、前記連結粒子の2個の粒子の配列方向がおおむね一致するように配向することを特徴とする反射性塗料の塗布方法。
【請求項12】(a)あらかじめ塗料媒質に2個のおおむね円形の断面を有する粒子を連結した連結粒子を用意し、
(b)鏡面共鳴による光散乱現象を生成するために、固定対象物上に固定することを特徴とする反射性物質の固定方法。
産業区分
  • 塗料・接着剤
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002237529thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 秩序と物性 領域
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