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植物培養方法及び植物培養装置

国内特許コード P07P005085
整理番号 TOYAMA-PG06S48JP
掲載日 2008年1月11日
出願番号 特願2006-168945
公開番号 特開2007-330219
登録番号 特許第4899052号
出願日 平成18年6月19日(2006.6.19)
公開日 平成19年12月27日(2007.12.27)
登録日 平成24年1月13日(2012.1.13)
発明者
  • 久米 篤
  • 唐原 一郎
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 植物培養方法及び植物培養装置
発明の概要

【課題】過重力状態で適切に植物を培養できる植物培養装置及び植物培養方法を提供する。
【解決手段】植物培養装置1は、培養する植物2を収容する複数のバケット3と、バケット3を揺動可能に支持して水平面上で回転可能に取付けられたスイングローター4と、スイングローター4を回転させる回転駆動部5と、スイングローター4の回転軸上であって、バケット3よりも上方に取付けられている光源6と、光源6の照射光量を調節する光量調節部9と、スイングローター4の回転軸上で光源6の位置を上下に調節する位置調節部10と、光源6から照射される光の光質を調節する光質調節部13、を備えており、スイングローター4の一端には、バケット3を揺動可能に支持する支持部7が設けられている。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


一般に、重力環境が変化すると植物の成長にも影響があることが知られている。例えば、非特許文献1に示されるように、二次代謝産物の大元であるフェニルアラニン(phenylalanine)を作る酵素フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL:phenylalanine ammonia-lyase)の酵素活性が、スペースシャトル内における微小重力下では低下するとの報告がある。



一方、地上においては、重力環境を変化させて植物を培養するために、例えば、特許文献1に示されるように、重力を多方向から作用させることで擬似無重力状態を作り出す動植物育成装置などが知られている。この従来の動植物育成装置は、動植物が収容される容器を2軸で回転させることにより、擬似無重力状態を作り出し、動植物を育成するものである。

【非特許文献1】Cowles et al. (1984) Growth and lignification in seedlings exposedto eight days of microgravity. Annals of Botany vol.54: pp.33-48

【特許文献1】特公平07-089798号公報

産業上の利用分野


本発明は、重力環境を変化させて植物を培養する植物培養方法及び植物培養装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
植物が収容された容器を周回させて前記植物に遠心力を加えながら、周回する前記容器の回転軸上から前記植物に光を照射して植物を培養することを特徴とする植物培養方法。

【請求項2】
水平面上で前記容器を周回させることを特徴とする請求項1に記載の植物培養方法。

【請求項3】
前記容器は、当該容器が周回する円周の接線を回転軸として揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物培養方法。

【請求項4】
重力と遠心力とが合成された過重力が前記植物に作用する方向に向けて前記植物に光を照射することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項5】
前記植物に照射する光の光量を、所定の周期で調節することを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項6】
前記植物に照射する光の照射角度を、所定の周期又は前記容器の周回速度に応じて調節することを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項7】
前記植物に照射する光の光質を調節することを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項8】
前記容器を自転させることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項9】
前記容器を、当該容器が周回する円周の接線を回転軸として揺動させることを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載の植物培養方法。

【請求項10】
植物を培養する植物培養装置において、
植物が収容される容器と、
前記容器に遠心力が作用するように前記容器を周回させる回転機構と、
前記容器に収容される植物に光を照射する光源とを備えることを特徴とする植物培養装置。

【請求項11】
前記回転機構は、水平面上で前記容器を周回させることを特徴とする請求項10に記載の植物培養装置。

【請求項12】
前記容器は、前記容器が周回する円周の接線を回転軸として揺動自在に支持されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の植物培養装置。

【請求項13】
前記光源は、重力と遠心力とが合成された過重力が前記容器に作用する方向と反対の方向に設けられていることを特徴とする請求項1012の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項14】
前記光源は、周回する前記容器の回転軸上に設けられていることを特徴とする請求項1013の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項15】
前記光源の光量を、所定の周期で調節する光量調節部を有することを特徴とする請求項10~14の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項16】
前記光源の位置を、所定の周期又は前記容器の周回速度に応じて調節する位置調節部を有することを特徴とする請求項1015の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項17】
前記植物に照射する光の光質を調節する光質調節部を有することを特徴とする請求項10~16の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項18】
前記容器を自転させる自転機構を有することを特徴とする請求項1017の何れか1項に記載の植物培養装置。

【請求項19】
前記容器を、当該容器が周回する円周の接線を回転軸として揺動させる揺動駆動部を、更に備えることを特徴とする請求項1018の何れか1項に記載の植物培養装置。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006168945thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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