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デオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法 新技術説明会

国内特許コード P07P005665
整理番号 IP18-008
掲載日 2008年2月1日
出願番号 特願2006-186241
公開番号 特開2008-012434
登録番号 特許第4729711号
出願日 平成18年7月6日(2006.7.6)
公開日 平成20年1月24日(2008.1.24)
登録日 平成23年4月28日(2011.4.28)
発明者
  • 槇 靖幸
  • 土橋 敏明
出願人
  • 国立大学法人群馬大学
発明の名称 デオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法 新技術説明会
発明の概要

【課題】芳香族化合物吸着性を有し、かつ力学的強度と弾性とを備えたDNA複合体を固定化したシリコーン構造体を大量に製造することができる方法及び該方法により得られたシリコーン構造体を提供する。
【解決手段】本発明のDNA複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法は、DNA11を含有する水溶液と両親媒性分子12を含有する水溶液とを混合してDNA複合体13を形成する工程と、形成したDNA複合体を有機溶媒14に溶解してDNA複合体溶解液16を調製する工程と、網状構造を有するシリコーン17を調製したDNA複合体溶解液中に浸漬することにより、シリコーンの網状構造内にDNA複合体と溶媒とを取り込ませ、シリコーンを膨潤させる工程と、膨潤させたシリコーンから溶媒を除去することにより、シリコーンの網状構造内にDNA複合体を固定化させる工程とを含む。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic Acid;以下、DNAという。)が二重らせん構造を持つことは周知である。水溶液中のDNAは約1.5Å毎にマイナス電荷を持つ持続長約500Åの棒状高分子に分類される。またDNAの核酸塩基対層には芳香族化合物の選択的吸着性があることが知られている。
従来、支持体上の水溶性DNA(例えば、サケの精巣由来のDNA)の水溶液もしくはその液膜、又は支持体上の水溶性DNAの薄層又は支持体上の水溶性DNAの溶液の液膜の濃縮乃至乾固により得られた薄層に、波長が250~270nmの範囲の紫外線を照射することにより、支持体に水溶性DNAの水不溶性架橋重合体を固定する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この方法によれば、紫外線によりサケの精巣由来のDNAに架橋反応を起こさせて水不溶化し、この不溶化技術により芳香族化合物よりなる環境ホルモンを吸着することができる。

【特許文献1】特開2001-81098号公報(特許請求の範囲、[0019][0022])

産業上の利用分野


本発明は、デオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
デオキシリボ核酸(11)を含有する水溶液と両親媒性分子(12)を含有する水溶液とを混合してデオキシリボ核酸複合体(13)を形成する工程と、
前記形成したデオキシリボ核酸複合体(13)を有機溶媒(14)に溶解してデオキシリボ核酸複合体溶解液(16)を調製する工程と、
網状構造を有するシリコーン(17)を前記調製したデオキシリボ核酸複合体溶解液(16)中に浸漬することにより、前記シリコーン(17)の網状構造内に前記デオキシリボ核酸複合体(13)と前記有機溶媒(14)とを取り込ませ、前記シリコーン(17)を膨潤させる工程と、
前記膨潤させたシリコーン(17)から有機溶媒(14)を除去することにより、前記シリコーン(17))の網状構造内に前記デオキシリボ核酸複合体(13)を固定化させる工程と
を含むことを特徴とするデオキシリボ核酸複合体を固定化したシリコーン構造体の製造方法。

【請求項2】
有機溶媒(14)にエタノールを更に含む請求項1記載の方法。

【請求項3】
網状構造を有するシリコーン(17)の形状が粒状又は塊状である請求項1記載の方法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006186241thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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