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パラフィン切片保存シート

国内特許コード P07A013119
整理番号 524
掲載日 2008年2月22日
出願番号 特願2006-059424
公開番号 特開2007-240185
登録番号 特許第4802325号
出願日 平成18年3月6日(2006.3.6)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
登録日 平成23年8月19日(2011.8.19)
発明者
  • 椙村 春彦
  • 五十嵐 久喜
出願人
  • 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 パラフィン切片保存シート
発明の概要

【課題】繊維シート上にパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片が固着されてなるパラフィン切片保存シートを提供する。
【解決手段】スライドガラスに代えて繊維シートを用いることにより、その保存時の取り扱いを簡便にするとともに、必要な場合に、この繊維シート上にパラフィン組織切片を固定したまま、水に戻し、再度スライドガラスですくい上げることにより、従来と全く同様に組織を貼り付けたスライドガラスとすることができる。パラフィン切片保存シートには、繊維シートの片面に厚さが3~20μmのパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片を固着して、5~20秒間ろ過することを特徴とする。このろ過時間は、フィルターホルダー(IWAKI:GFH-47)を使用し、径47mmの円状ろ紙面において、100mlの蒸留水を真空ポンプ(BIO CRAFT BC-651)により50mmHgで吸引しろ過するに要する時間である。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


病理診断用の組織標本は、パラフィン包埋されたパラフィン組織切片をミクロトームにより3~20μmで薄切し、水槽に浮かべた切片をスライドグラスで拾い、温浴槽で"湯伸ばし"(切片の剥離防止のため切片のしわを伸ばす)した後、37℃で乾燥させて使用することが行なわれている。この切片は、後になってから詳細に検討するために、予め何十枚も薄切しておき、スライドグラスに貼り付けて使用時まで保管することがよく行われている。特に、脳や心臓などそのままの大きさで薄切(大割切片)する場合などは1枚の薄切作業に大変に手間がかかるため、予備の切片を準備しておくことは多くの検査室では必須である。

産業上の利用分野


この発明は、繊維シート上にパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片が固着されてなるパラフィン切片保存シートに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
繊維シートの片面に厚さが3~20μmのパラフィン包埋された哺乳類のパラフィン組織切片が固着されてなるパラフィン切片保存シートであって、該繊維シートのろ過時間が5~20秒であることを特徴とする、但し、該ろ過時間とは、フィルターホルダー(IWAKI:GFH-47)を使用し、該繊維シートの径47mmの円状シート面において、100mlの蒸留水を真空ポンプ(BIO CRAFT BC-651)により50mmHgで吸引しろ過するに要する時間をいう、パラフィン切片保存シート。

【請求項2】
水で湿潤した前記繊維シート上に載せた前記哺乳類のパラフィン組織切片を乾燥させることにより得られた請求項1に記載のパラフィン切片保存シート。

【請求項3】
前記水で湿潤した該繊維シート上に載せた前記哺乳類のパラフィン組織切片が、該繊維シートを水槽中に浸し、該哺乳類のパラフィン組織切片を該水槽に浮かべ、該水槽に浮かべた前記哺乳類のパラフィン組織切片を該繊維シートで掬い取ることにより得られた請求項2に記載のパラフィン切片保存シート。

【請求項4】
前記繊維シートがJIS P 3801の1種のろ紙である請求項1~3のいずれか一項に記載のパラフィン切片保存シート。

【請求項5】
前記繊維シートが白色以外の色に着色された請求項4に記載のパラフィン切片保存シート。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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