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腫瘍マーカー 新技術説明会

国内特許コード P07P005090
整理番号 TOYAMA-PS06N03JP
掲載日 2008年2月22日
出願番号 特願2006-218276
公開番号 特開2008-035836
登録番号 特許第5145549号
出願日 平成18年8月10日(2006.8.10)
公開日 平成20年2月21日(2008.2.21)
登録日 平成24年12月7日(2012.12.7)
発明者
  • 小泉 桂一
  • 北條 荘三
  • 常山 幸一
  • 塚田 一博
  • 済木 育夫
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 腫瘍マーカー 新技術説明会
発明の概要

【課題】
新規な腫瘍マーカー、特にがんマーカーを提供する。また、新規な腫瘍マーカーを用いた制がん剤のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】
CXCL16は、大腸がんをはじめ、ヒト肺がん、乳がん等に高発現し、また、体液中で測定されることから、その発現量を指標とすることで、がんの発症の有無、進行の程度または予後の状況を判定するための新規なマーカーとして使用できる
特に、免疫染色において、CXCL16は高発現がん部に限局した染色性を示し、その発現とリンパ球浸潤との相関性が認められ、その強発現群が予後良好であり、予後マーカーとしての有用性が高い。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


ケモカインは、細胞遊走を誘導する分子群であり、N末端保存されている2つのシステインの位置から、CXC、CCなど4グループに分類されている。
ケモカインとがんに係るものとして、CXCR4/CXCL12、CCR7/CCL21などががんの転移に関与していることが報告されている(非特許文献1)。
CXCL16は、スカベンジャー受容体活性とリンパ球遊走活性を有する特異的な膜結合型ケモカインである。このCXCL16の発現とがんとの関係について、CXCL16はヒト直腸がんに浸潤している免疫細胞に発現しているが、がん組織では発現が低下することが報告されている。(非特許文献2)
腫瘍マーカーには糖タンパク質、ホルモン、酵素など多くの種類があり、CEA(がん胎児性抗原)、CA19-9、CA50、Span-1、Dupan-2などが臨床応用されている。しかし、例えば、大腸がんのマーカーとして汎用されるCEAやCA19-9などは、肝炎や膵炎といった消化器系の炎症でも高値を示すなどするため、さらなるがんマーカーの探索が行われている。
また、一つの腫瘍マーカーだけでがんの有無や悪性度を判定することは実際上不可能であり、他種のマーカーとの併用およびレントゲン、CT、MRI等による診断との組み合わせが重要となる。
すなわち、がん特異性およびがんの悪性度、転移性、大きさ、予後に相関する新規の腫瘍マーカーが多数開発されればされるほど、がんの診断は正確性を増すといえる。




【非特許文献1】医学のあゆみ、別冊(4月)、141-144(2006)

【非特許文献2】Int. J. Mol. Med, 14(1), 65-69(2004)

産業上の利用分野


本発明は、ケモカインCXCL16の発現量を指標としてがんの予後の状況を判検査する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ケモカインCXCL16の発現量を指標とする大腸がんの予後の状況を検査する方法。

【請求項2】
抗ケモカインCXCL16抗体を用いてケモカインCXCL16を検出する請求項1の検査する方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 薬品
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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