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物質吸着性マグネタイト及びその製造方法

国内特許コード P07P005707
整理番号 06T18
掲載日 2008年2月22日
出願番号 特願2006-203801
公開番号 特開2008-030975
登録番号 特許第5124744号
出願日 平成18年7月26日(2006.7.26)
公開日 平成20年2月14日(2008.2.14)
登録日 平成24年11月9日(2012.11.9)
発明者
  • 馬場 由成
出願人
  • 国立大学法人 宮崎大学
発明の名称 物質吸着性マグネタイト及びその製造方法
発明の概要

【課題】本発明はヒ素等の物質を高選択的に、速い吸着速度で、高い吸着容量により吸着することができる吸着材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は分子インプリント法により多孔質化された物質吸着性マグネタイトを提供する。物質吸着性マグネタイトの製造方法は、鋳型成分の存在下で鉄塩からマグネタイトを調製する工程(A)と、工程(A)から得られたマグネタイトの鋳型成分を除去する工程(B)とを含むことを特徴とする。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


ヒ素の吸着除去材として水酸化鉄、酸化アルミナ、マグネタイト等の無機吸着材が検討され、多くの学術論文も報告されている(特許文献1等参照)。マグネタイトは鉄の酸化物を主成分とし、通常、鉄塩を酸化することにより調製される。定法により製造されるマグネタイトは微粉末でヒ素(III, V) に対して吸着性能を示す。しかも、マグネタイトは磁石により簡単に回収できるという利点がある。しかしながらマグネタイトによるヒ素等の選択性、吸着速度、及び吸着量は満足できるものではない。

【特許文献1】特開2005-270933号公報

産業上の利用分野


本発明はヒ素等の吸着材として有用な物質吸着性マグネタイト及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
物質吸着性マグネタイトの製造方法であって、鋳型成分の存在下で鉄塩からマグネタイトを調製する工程(A)と、工程(A)で得られたマグネタイトから鋳型成分を除去する工程(B)とを含み、鋳型成分が無機イオンであることを特徴とする、前記方法。

【請求項2】
鉄塩が第二鉄と第一鉄とを含有する、請求項1記載の方法。

【請求項3】
工程(A)が、前記鉄塩及び鋳型成分を含有する溶液にアルカリ溶液を添加してpHを11以上にして沈殿物を生じさせ、生じた沈殿物を熟成させることを含む、請求項2記載の方法。

【請求項4】
無機イオンがヒ素(V)イオン、ヒ素(III)イオン、リン酸イオン、硝酸イオン、アンチモンイオン、セレンイオン、モリブデンイオン、バナジウムイオン、タングステンイオン又はホウ素イオンである、請求項1~3のいずれか1項記載の方法。

【請求項5】
鋳型成分がヒ素イオンである、請求項1~3のいずれか1項記載の方法。

【請求項6】
ヒ素イオンがヒ素(V)イオン、又はヒ素(III)イオンである、請求項記載の方法。

【請求項7】
工程(A)が、鋳型成分を包含するマグネタイトを凍結乾燥により乾燥させることを含む、請求項1~のいずれか1項記載の方法。

【請求項8】
物質吸着性マグネタイトの製造方法であって、湿式条件下でマグネタイトを生じさせ、生じた当該マグネタイトを凍結乾燥により乾燥させることを特徴とする前記方法。
産業区分
  • 無機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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