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実汚染土壌を効率よく浄化する微生物および浄化方法

国内特許コード P07A013223
整理番号 2005-026
掲載日 2008年3月14日
出願番号 特願2005-330580
公開番号 特開2007-135425
登録番号 特許第4836552号
出願日 平成17年11月15日(2005.11.15)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
登録日 平成23年10月7日(2011.10.7)
発明者
  • 久保 幹
  • 今田 雄司
  • 下田 勝
出願人
  • 学校法人立命館
  • 日工株式会社
発明の名称 実汚染土壌を効率よく浄化する微生物および浄化方法
発明の概要

【課題】実汚染土壌の浄化に好適なバイオレメディエーション技術を提供すること。
【解決手段】ロドコッカス(Rhodococcus)属又はゴルドニア(Gordonia)属に属する微生物であって、土壌から採取した試料単位重量あたりのDNA量に基づき求められる土壌バクテリア数を一定値以上とする能力を有する、土壌浄化微生物。土壌から採取した試料単位重量当りのDNA量に基づいて求められる土壌バクテリア数を指標として微生物の評価を行う土壌浄化微生物のスクリーニング方法。並びに、土壌から採取した試料単位重量当りのDNA量に基づいて求められる土壌バクテリア数を指標として、土壌浄化処理を行う土壌浄化方法。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


汚染土壌の浄化技術として、微生物の汚染物質分解能を利用したバイオレメディエーションが注目されている。バイオレメディエーションは、原位置での処理が可能であり、従来の物理的・化学的浄化技術と比較すると、10分の1のコストで処理を行うことが可能である。このような理由から、バイオレメディエーションは、今後の主要な土壌浄化技術の一つとして特に重視されている。



バイオレメディエーションで利用される土壌バクテリアは、汚染源を分解する働きをするが、それと同時に汚染源の毒性の影響も受ける。そのため、バイオレメディエーションを効率よく行うためには、土壌の汚染状況の把握と並び、土壌バクテリアの働きを把握することが重要である。



土壌バクテリアの検出方法としては、プレート法やDAPI(4',6diamino-2-phenylindole dihydrochloride)染色法等が知られている。しかしながら、プレート法によるバクテリアの検出は、操作が煩雑で時間がかかる上、実際に存在する微生物の0.1~1%程度しか検出できず、特定の微生物の状況が把握できるに過ぎない。また、DAPI染色法によるバクテリアの検出は、操作が煩雑で時間がかかる。これに対し、最近、土壌等の環境から採取した試料からDNAを抽出し、該DNA量を定量して得られる環境DNA量を指標として、簡潔かつ迅速に、環境特性を診断する方法が報告されている(特許文献1参照)。



一方、模擬汚染土壌において、炭化水素や油分に対する分解能が確認された微生物がこれまで報告されている(特許文献2~4参照)。



しかし、模擬汚染土壌と比較し、実際の汚染土壌のバイオレメディエーションでは、汚染物質の組成の変化や土壌中の微生物叢、ラージスケールでのバイオレメディエーションの浄化作用など、ラボスケールの模擬汚染土壌とは大きく異なる点を含む。



そのため、ラージスケールの実汚染土壌の浄化等の実用化により適したバイオレメディエーション技術の開発が望まれている。

【特許文献1】特開2004-337027号公報

【特許文献2】特開2003-102469号公報

【特許文献3】特開2004-113197号公報

【特許文献4】特開2004-121068号公報

産業上の利用分野


本発明は、微生物を用いた土壌浄化技術に主に関する。より詳細には、実汚染土壌を効率よく浄化する微生物および浄化方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
土壌浄化能力を有するロドコッカスsp. RN1 (Rhodococcus sp. RN1)株(独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター受託番号FERM P-20708)。

【請求項2】
土壌浄化能力を有するゴルドニアsp. RN2(Gordonia sp. RN2)株(独立行政法人産業技術総合研究所特許生物寄託センター受託番号FERM P-20709)。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の微生物を対象土壌に投入することを特徴とする土壌浄化方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 処理操作
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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