TOP > 国内特許検索 > 冷却媒体、冷却ユニット、及び冷却装置

冷却媒体、冷却ユニット、及び冷却装置

国内特許コード P07A013231
整理番号 NUBIC-2005000070
掲載日 2008年3月14日
出願番号 特願2005-344031
公開番号 特開2007-146043
登録番号 特許第5062462号
出願日 平成17年11月29日(2005.11.29)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
登録日 平成24年8月17日(2012.8.17)
発明者
  • 山▲崎▼ 博司
  • 小幡 義彦
  • 氏家 康成
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 冷却媒体、冷却ユニット、及び冷却装置
発明の概要

【課題】微細な領域を精度よく冷却又は温度制御することができる冷却媒体を提供する。【解決手段】本発明の冷却媒体は、高沸点成分を連続相とし、低沸点成分を分散相として構成したエマルジョンを含むものである。前記エマルジョン中、前記分散相の体積割合hは10%以上30%以下である、ことが好ましい。また、本発明の冷却媒体は、連続相である水及び分散相であるn-ヘキサンからなる水中油滴型エマルジョンと、界面活性剤であるエーテル系化合物と、を含む、ものであることが好ましい。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


パーソナルコンピュータにおいて、集密化しているCPU素子には動作限界温度があり、その冷却に当たっては動作限界温度を超えない一定の範囲において冷却制御を行う必要がある。ここで、空気冷却では高密度化には対応することができないため、現在では水冷装置を取り付け、冷却媒体として熱容量の大きい液体を使用して熱伝達率を向上させる工夫がなされている。
また、微生物培養による生物生産において,菌種によっては非常に厳しい温度管理が必要となる。そのような微生物を培養するためのバイオリアクターにおける温度管理には主にセンサやプログラマブルなヒータ出力を利用した温度制御がなされている。



このように、CPU素子の冷却やバイオリアクターの温度管理において、従来では冷却媒体として熱容量の大きい液体を使用し、それらの流動場に伝熱面を設置することによって、熱交換を促進して温度制御している。

産業上の利用分野


本発明は、冷却媒体、冷却ユニット、これを備えたパーソナルコンピュータ及びバイオリアクター、並びに冷却装置に関わり、より詳細には、微細な領域を精度よく冷却又は温度制御することができる冷却媒体、冷却ユニット、これを備えたパーソナルコンピュータ及びバイオリアクター、並びに冷却装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
高沸点成分を連続相とし、低沸点成分を分散相として構成した水中油滴型エマルジョンを含む、冷却媒体であって、
低沸点成分の液滴の沸騰により蒸発潜熱を奪い、かつ、前記低沸点成分の沸騰により発生した蒸気泡を高沸点成分により冷却して凝縮させるメカニズムにより所定の温度領域に温度制御する、冷却媒体。

【請求項2】
連続相である水及び分散相であるn-ヘキサンからなる水中油滴型エマルジョンと、界面活性剤であるエーテル系化合物と、を含む、請求項1記載の冷却媒体。

【請求項3】
前記水中油滴型エマルジョン中における分散相の油滴直径が、0.5μm以上30μm以下である、請求項1又は2記載の冷却媒体。

【請求項4】
前記水中油滴型エマルジョンの粘性係数が、293Kにおいて35mPa・s以上40mPa・s以下である、請求項1~3の何れか1項に記載の冷却媒体。

【請求項5】
高沸点成分を連続相とし、低沸点成分を分散相として構成したエマルジョンを含む、冷却媒体であって、
連続相である鉱油、シリコンオイル、又は流動パラフィンと、分散相である水と、からなる油中水滴型エマルジョンと、界面活性剤であるソルビタン系化合物と、を含み、前記ソルビタン系化合物がソルビタンモノオレエートであり、
低沸点成分の液滴の沸騰により蒸発潜熱を奪い、かつ、前記低沸点成分の沸騰により発生した蒸気泡を高沸点成分により冷却して凝縮させるメカニズムにより所定の温度領域に温度制御する、冷却媒体。

【請求項6】
前記エマルジョン中、前記分散相の体積割合が10%以上30%以下である、請求項1~5の何れか1項に記載の冷却媒体。

【請求項7】
被冷却体を冷却するための冷却ユニットであって、
請求項1~6の何れかに記載の冷却媒体と、
前記冷却媒体の移送を促進する冷却媒体移送ポンプと、
前記被冷却体の下流に設けられた放熱器と、
前記放熱器の下流に設けられた攪拌装置と、
前記攪拌装置から排出された冷却媒体を前記被冷却体へ還流する循環系と、
を含む、冷却ユニット。

【請求項8】
請求項7記載の冷却ユニットを備えた、パーソナルコンピュータ。

【請求項9】
請求項7記載の冷却ユニットを備えた、バイオリアクター。

【請求項10】
請求項1~6の何れかに記載の冷却媒体を備えた、冷却装置。
産業区分
  • その他無機化学
  • 微生物工業
  • 電子部品
  • その他情報処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC,ニュービック)は,技術移転機関と知的財産本部の機能を兼ね備えた日本大学の産学連携の窓口です。
NUBICは,日本大学全教職員や大学院生・学部学生の豊富なアイデアや研究成果を,知的財産として戦略的に創出・保護・管理し,産業界のニーズとのマッチングを図り,企業の研究開発,新製品開発,新規事業の立上げが円滑に行われるようサポートいたします。
お気軽にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close