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電界を用いた油中水型エマルジョンの解乳化方法

国内特許コード P07P005377
整理番号 06051P
掲載日 2008年3月14日
出願番号 特願2006-228101
公開番号 特開2008-049267
登録番号 特許第4961553号
出願日 平成18年8月24日(2006.8.24)
公開日 平成20年3月6日(2008.3.6)
登録日 平成24年4月6日(2012.4.6)
発明者
  • 中野 道彦
  • 水野 彰
出願人
  • 国立大学法人豊橋技術科学大学
発明の名称 電界を用いた油中水型エマルジョンの解乳化方法
発明の概要

【課題】従来行われている電界を用いた解乳化法では,電界を発生するための電極を容器内に配置する必要があり,生化学分野で使われる小さな容器ではそれを組み込むことは困難である。また,従来法では常に電極と溶液が接触する構造がとられるので,溶液を電極材料で汚染したり,溶液が電気分解したりする不具合が生じる。
【解決手段】容器の外側から電界、好ましくは交流電界を印加することにより、非接触で油中水型エマルジョンの解乳化が行えることを見出した。すなわち、誘電体からなる容器に保持された油中水型エマルジョンに、該容器の外側に設置した電極に電圧を印加して形成した電界を作用させることにより解乳化することができることを見出した。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


油中水型エマルジョンの解乳化の代表的な方法は遠心分離である。これは,水成分と油成分との比重の差を利用し、遠心力によって,それらを分離する方法である。また特定の解乳化剤を加える方法(特公開平6-128558)やフィルター(特許公開2006-43487,特公開2005-199140)を用いる方法がある。



電界を用いた解乳化法も提案されている(特公開平10-43504,特公開平7-24212,非特許文献1、非特許文献2)。遠心法以外の方法は,比較的大きな容量(例えば,1~数リットル)で分離を行うための手法である。




【非特許文献1】J.S.Eow et al.,Chem.Eng.J.,85,357-368,2002

【非特許文献2】J.S.Eow, et al.,Chem.Eng.J.,84,173-192,2001

産業上の利用分野


本発明は油中水型エマルジョンを解乳化する技術に関する。油中水型エマルジョンの解乳化技術は、例えば,廃油中からの水分の除去、原油中に含まれる水分の除去などに利用される。また,近年,生化学,生物学的な反応場に油中水型エマルジョンを利用する研究が行われている。そこでは油中水型エマルジョンを構成する微小水滴内で反応させた物質を回収する際,油中水型エマルジョンの解乳化技術を必要とする。

特許請求の範囲 【請求項1】
誘電体からなる容器に保持された油中水型エマルジョンを該容器の外側に設置され、該容器内に貯留される油中水型エマルジョンの液面近傍に配置される一方の電極とその一方の電極の上方に配置される他方の電極とからなる一対の電極に電圧を印加して形成した電界を作用させることによって解乳化する方法。

【請求項2】
前記誘電体からなる容器が、合成高分子もしくはガラスで形成された容器で、かつその容量が0.1ミリリットルないし10ミリリットルである請求項1に記載の油中水型エマルジョンを解乳化する方法。

【請求項3】
電界を形成するために印加する電圧が交流電圧である請求項1又は請求項2に記載の油中水型エマルジョンを解乳化する方法。
産業区分
  • 処理操作
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006228101thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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