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草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物及び草食家畜の食欲促進方法

国内特許コード P08A013333
掲載日 2008年4月18日
出願番号 特願2006-160959
公開番号 特開2007-325561
登録番号 特許第5234531号
出願日 平成18年6月9日(2006.6.9)
公開日 平成19年12月20日(2007.12.20)
登録日 平成25年4月5日(2013.4.5)
発明者
  • 嶝野 英子
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物及び草食家畜の食欲促進方法
発明の概要

【課題】 食い止まりが起こった場合などに、草食家畜の食欲を促進させることのできる匂い混合物とこれを用いた草食家畜の食欲促進方法とを提供することを目的とするものである。
【解決手段】 ベンズアルデヒド、リナロール、グアヤコール、フェネチルアルコール、4-エチルグアヤコール、4-アリルグアヤコール、クマリン、バニリン及びアセトバニロンのうちの少なくとも1種類を有効成分とする、草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物;並びに前記匂い混合物を滲み込ませた資材を貼着させた飼槽を用いることを特徴とする、草食家畜の食欲促進方法;である。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


泌乳最盛期の乳牛や肥育後期の肥育牛において、しばしば食い止まりが認められ、泌乳成績や産肉成績に悪影響を及ぼしている。また、離乳期における子牛においても固形飼料への円滑な移行が行われず、その後の子牛の発達を遅らせる場合がある。



これらの問題解決には、家畜の採食を促進させる物質等の飼料への添加、もしくはそれら物質を含む飼料の給与が有効であると考えられている。



例えば、ペレニアルライグラスのメタノール抽出液が家畜の採食を促進させることが報告されている(非特許文献1参照)。
また、飼料の嗜好性を向上させる添加物質として、ヘキサノールまたはヘキサナールが有効であることが報告されている(特許文献1参照)。



このように、ペレニアルライグラスのメタノール抽出液が家畜の採食を促進させることが報告されているが、採食を促進させる成分の同定までは至っていない。
また、ヘキサノールまたはヘキサナールのような単独の物質を飼料に直接添加することによる採食促進効果は示されているが、数種の匂い成分を混合して、家畜の嗜好性を向上させる匂い添加剤を作成したという報告はない。さらに、これまでの採食促進技術は飼料添加剤としての技術しか報告がない。




【特許文献1】特開平7-313067号公報

【非特許文献1】J. Chemical Ecology, 22, 425-429, 1996

産業上の利用分野


本発明は、草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物及び草食家畜の食欲促進方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ベンズアルデヒド、リナロール、グアヤコール、フェネチルアルコール、4-エチルグアヤコール、4-アリルグアヤコール及びクマリン、並びに、バニリン又はアセトバニロンからなる、草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物。

【請求項2】
ベンズアルデヒド、リナロール、グアヤコール、フェネチルアルコール、4-エチルグアヤコール、4-アリルグアヤコール及びクマリン、並びに、バニリン又はアセトバニロンを有効成分とする、草食家畜の食欲を促進させる匂い混合物をしみ込ませた資材を貼着させた飼槽を用いることを特徴とする、草食家畜の食欲促進方法。
産業区分
  • 畜産
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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