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振動刺激療法装置及びコンピュータプログラム 新技術説明会

国内特許コード P08A013410
掲載日 2008年5月30日
出願番号 特願2005-175244
公開番号 特開2006-346108
登録番号 特許第4852741号
出願日 平成17年6月15日(2005.6.15)
公開日 平成18年12月28日(2006.12.28)
登録日 平成23年11月4日(2011.11.4)
発明者
  • 川平 和美
  • 辻尾 昇三
  • 末吉 靖宏
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 振動刺激療法装置及びコンピュータプログラム 新技術説明会
発明の概要 【課題】 大脳から筋に到る神経路の興奮水準を調整するために運動に関与する筋の深部覚に効果的な刺激を与えることができ、外的な操作を与える療法士の役割を補うことのできる装置を提供する。
【解決手段】 随意運動を誘発する目的で上肢101の運動に関与する部位に振動刺激を与える複数の振動刺激装置1、振動刺激発生プログラムに従ってスイッチ開閉信号を出力するパーソナルコンピュータPC3、上肢101の運動情報を検出するリハビリテーション用のタッチスイッチ5a、5b等を備え、振動刺激装置1を、患者の上肢101の筋肉上にて、例えば医療用テープにより皮膚に直接固定した状態とし、上肢101の伸展及び屈曲運動を行わせつつ、パーソナルコンピュータ3上の振動刺激発生プログラムによって運動情報に基づいて振動刺激装置1を起動及び停止させる。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


リハビリテーションは「障害を受けた者を、その者のなし得る最大の身体的・社会的・職業的・経済的な能力を有するまでに回復させることである」と定義される(全米リハビリテーション協議会、1942年)。そして、リハビリテーションは、急速な高齢化・少子化をむかえた現在の日本にとって最も社会的な課題の一つである。その中でも、医学的リハビリテーションのための機器の開発は、医学的な知識に加えて、工学的な知識も必要とされる問題であり、医療と工学の連係が重要である。



全国で脳卒中の患者数は173万人と推計されている(平成8年患者調査)。脳卒中とは、血管病変による脳の障害の総称であり、その症状の一つに片麻痺(半身麻痺、半身不随)がある。片麻痺とは、脳卒中により大脳にある神経細胞から脊髄に伝わる神経の経路に損傷がおきるために随意運動が困難になる障害である。患者のQOL(生活の質)を回復するためにも、脳卒中による片麻痺に対して効果的なリハビリテーション療法を施すことは重要である。



片麻痺に対するリハビリテーション療法の目的は、患部に運動の誘発を起こし運動の反復を行うことで神経回路を再形成し、運動機能を回復させることである。そして、その方法としては、機能的電気刺激法や促通反復療法が知られている。機能的電気刺激法は、電気刺激を患部に与えることにより運動の誘発を起こす方法である。一方、促通反復療法は、療法士による外的な操作(刺激)を患部に与えることにより運動の誘発を起こす方法である。



【非特許文献1】
村岡 慶裕、外3人、「電気刺激装置開発」、総合リハ、31巻4号、315~321、2003年4月
【特許文献1】
特開2004-313555号公報
【特許文献2】
特開2003-144556号公報
【特許文献3】
特開2001-293097号公報
【特許文献4】
実用新案登録第3041871号公報
【特許文献5】
特開2004-275422号公報
【特許文献6】
特開2003-52769号公報
【特許文献7】
特開2003-52770号公報
【特許文献8】
特開2003-79683号公報

産業上の利用分野


本発明は、中枢神経疾患のリハビリテーションに利用して好適な振動刺激療法装置及びコンピュータプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
随意運動を誘発する目的で患者の所定の部位に振動刺激を与えるための複数の振動刺激装置と、
前記各振動刺激装置の起動及び停止を制御する制御手段と、
前記患者の所定の部位の運動情報を検出して、前記制御手段に伝達する検出装置とを備え、
前記制御手段前記各振動刺激装置に時間差をつけて独立に起動及び停止を制御するように、前記各振動刺激装置の起動及び停止するタイミングが設定可能であることを特徴とする振動刺激療法装置。

【請求項2】
前記所定の部位は上肢の運動に関与する部位、又は、下肢の運動に関与する部位であり、前記随意運動は上肢又は下肢の伸展及び屈曲運動、内転及び外転運動、並びに内旋及び外旋運動のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の振動刺激療法装置。

【請求項3】
前記各振動刺激装置は、上肢の運動に関与する部位、又は、下肢の運動に関与する部位に固定された状態で、これら上肢又は下肢の随意運動が可能である大きさであることを特徴とする請求項2に記載の振動刺激療法装置。

【請求項4】
前記すべての振動刺激装置に共通する周期が設定可能であり、その設定した周期中で前記各振動刺激装置の起動及び停止するタイミングが設定されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の振動刺激療法装置。

【請求項5】
随意運動を誘発する目的で患者の所定の部位に振動刺激を与えるための複数の振動刺激装置と、前記患者の所定の部位の運動情報を検出する検出装置とを用いて振動刺激療法を行うためのコンピュータプログラムであって、
制御手段が前記各振動刺激装置に時間差をつけて独立に起動及び停止を制御するように、前記各振動刺激装置が起動及び停止するタイミングをユーザに設定させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 4C046AA02
  • 4C046AA33
  • 4C046AA47
  • 4C046BB04
  • 4C046BB08
  • 4C046BB17
  • 4C046DD02
  • 4C046DD36
  • 4C046DD45
  • 4C046EE12
  • 4C046EE23
  • 4C046EE25
  • 4C046EE32
  • 4C046EE33
画像

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JP2005175244thum.jpg
出願権利状態 登録
鹿児島TLOでは鹿児島大学、鹿屋体育大学から特許に関する技術移転を受託しています。
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