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竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P08A013417
掲載日 2008年5月30日
出願番号 特願2006-196817
公開番号 特開2008-023769
登録番号 特許第4867005号
出願日 平成18年7月19日(2006.7.19)
公開日 平成20年2月7日(2008.2.7)
登録日 平成23年11月25日(2011.11.25)
発明者
  • 服部 芳明
  • 田中 千秋
  • 有村 友希
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート 新技術説明会 実績あり
発明の概要

【課題】竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シートを提供する。
【解決手段】蒸煮された竹材から得られる維管束鞘繊維を成形に供する。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


住宅は、高気密及び高断熱化が義務付けられており、壁面や床面にはグラスウールを始めとする各種断熱シートが利用されている。しかしながら、従来より使用されている断熱シートは吸放湿性を有していないので、壁面や床面内側を結露させるという欠点を有する。



また、寝具マットにはポリエステル等の化学製品が用いられている。当該化学製品は吸汗性や通気性に欠けるため、化学製品から製造された寝具マットは睡眠時に不快感をもたらす。



そこで、断熱シートや寝具マットに利用できる、断熱性及び吸放湿性を備えた材料が望まれている。



一方、竹繊維を使用した加工材が従来より知られている。
例えば、特許文献1には、竹繊維と熱可塑性繊維とを混合した混合繊維層にシートを重合した竹繊維シートが開示されている。



特許文献2には、維管束の周囲の肉質部がほぼ取り除かれた竹維管束から成る加工竹材を、接着剤を用いて圧縮成形することにより製造される竹製合板が開示されている。



特許文献3には、竹材の維管束を開繊して得た竹繊維を結合材と混合して、互いに結着させたことを特徴とする吸音材が開示されている。



特許文献4には、維管束の周囲の肉質部が取り除かれた竹維管束から成る加工竹材を切断して得られた軸片と接着剤との混合物を加熱圧縮成形することにより製造される竹製建築用資材が開示されている。



しかしながら、断熱性及び吸放湿性を備えた材料として使用する竹維管束鞘繊維シート及びその製造方法は従来知られていなかった。

【特許文献1】特開平11-138515号公報

【特許文献2】特開2003-39407号公報

【特許文献3】特開2004-278160号公報

【特許文献4】特開2003-39406号公報

産業上の利用分野


本発明は、竹維管束鞘繊維で形成された断熱及び吸放湿シート、並びにその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
竹材を水に浸漬し、蒸煮する工程と、
蒸煮後の竹材を破砕して維管束鞘を得る工程と、
維管束鞘から維管束鞘繊維を得る工程と、
維管束鞘繊維を成形に供する工程と、
を含む、結合剤を含まない断熱及び吸放湿シートの製造方法

【請求項2】
上記蒸煮が4~8kgf/cm2の圧力下で行われることを特徴とする、請求項1記載の方法。

【請求項3】
上記成形が圧縮によって行われることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項記載の方法により製造された、竹維管束鞘繊維を構成成分とし、且つ結合剤を含まないことを特徴とする断熱及び吸放湿シート。

【請求項5】
熱伝導率が0.065W/mK以下であることを特徴とする、請求項4記載の断熱及び吸放湿シート。

【請求項6】
吸湿量が0.01~0.012g/cm3であることを特徴とする、請求項4又は5記載の断熱及び吸放湿シート。
産業区分
  • その他有機化学
  • 建造物
  • 家具
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
鹿児島TLOでは鹿児島大学、鹿屋体育大学から特許に関する技術移転を受託しています。
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