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立ち上がり運動補助装置

国内特許コード P08A013531
整理番号 PA18-064
掲載日 2008年6月27日
出願番号 特願2006-271530
公開番号 特開2008-086586
登録番号 特許第4931123号
出願日 平成18年10月3日(2006.10.3)
公開日 平成20年4月17日(2008.4.17)
登録日 平成24年2月24日(2012.2.24)
発明者
  • 小林 伸明
  • 鈴木 亮一
  • 谷 正史
  • 丸田 和夫
出願人
  • 学校法人金沢工業大学
発明の名称 立ち上がり運動補助装置
発明の概要 【課題】一人で立ち上がり運動のトレーニングをさせることができるとともに、補助者による「声かけ」と同等な心理的効果を被補助者に提供できる立ち上がり運動補助装置を提供する。
【解決手段】立ち上がり運動補助装置10のフィードバック通知部20は、被補助者が立ち上がり運動を行うときに立ち上がり運動補助装置10に対する依存度合を被補助者に通知する。依存度合いは、被補助者が立ち上がり動作のために支持部12に負荷をかけたときに可動機構16を介して駆動部14にかかる負荷を検知することにより推定する。フィードバック通知部20は依存度合いに応じて視覚的や聴覚的な通知を被補助者に提供する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


脳疾患や事故による脳障害、或いは高齢化に伴い、歩行に関するトレーニング(リハビリテーションも含む)を必要とする人が増加傾向にある。従来、歩行のトレーニングには、歩行姿勢を支えるのみの歩行器や、歩行器に車輪が付けられ歩行器に比べ移動が容易な歩行車などが利用される。



ところで、歩行器や歩行車の補助を必要とする人(以下、被補助者という)は、脚部の筋肉や関節が衰えている場合が多い。また、脳からの下半身への運動指示がスムーズに行われていない場合もある。そのため、歩行に先立ち必要となる立ち上がり運動が十分にできない場合が多い。このような場合、歩行トレーニングが必要であり、そのトレーニングを開始するときに、看護師や家族など第三者である補助者による助けが必要な場合が多かった。そこで、立ち上がり運動の補助を行う機能を有する歩行車の提案が種々行われている(たとえば、特許文献1参照)。



特許文献1の歩行車(歩行屈伸動作補助装置)は、体幹支持部で被補助者の体を支えながら立ち上がり運動を補助するように体を引き上げる機能を有している。その結果、歩行トレーニングに先立ち必要となる立ち上がり運動が一人でも可能になり、それに続く歩行トレーニングも一人で行うことができる。



ところで、リハビリテーションを含むトレーニングにおいて、第三者である補助者による「声かけ」は、被補助者のやる気を喚起させたり、トレーニングの達成度を被補助者に認識させたりする効果があり、トレーニングの効率化に有効であるとされている。たとえば、被補助者の立ち上がり運動を補助するために補助者が被補助者を支える場合、前回に比べ今回の補助に必要な力が少なくて済んだ場合、つまり、被補助者の自立立ち上がり能力が高まり補助者への依存度合いが少なくなった場合、補助者は補助動作の間にその微妙な変化を感じ取ることができる。この場合、補助者が被補助者に感じ取った微妙な変化に基づき「前回よりしっかり立てるようになりましたよ」とか、「前回より筋肉が強くなったみたいですよ」などと伝えて、被補助者を励ますことができる。この励ましにより被補助者の心理的な自立心が向上し、被補助者はさらに頑張ろうとする。このように、心理的なアドバイスを被補助者に与えることによりトレーニング成果の向上、つまり、立ち上がり運動機能の早期回復に寄与できることが臨床等により証明されている。
【特許文献1】
特開平9-99022号公報

産業上の利用分野


本発明は、立ち上がり運動補助装置、特にリハビリテーションの一環として行われる立ち上がり運動を補助者に代わり補助する立ち上がり運動補助装置の改良に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
人間の立ち上がり動作を補助する立ち上がり運動補助装置であって、
被補助者が身体の一部をもたせかけて立ち上がり動作を行うときに当該被補助者による負荷を支える支持部と、
スイッチがオンされたときに回転運動を開始する動力部と、
前記動力部における回転運動により発生した動力を用いて前記支持部を立ち上がり方向へ移動させる可動機構と、
前記被補助者の胸部に付勢可能であり、その立ち上がり方向と直交する方向の支持軸を中心に前記被補助者の立ち上がり動作時の前傾姿勢の変化に応じて回転自在な胸当パッドと、
前記被補助者が立ち上がり動作のために前記支持部に負荷をかけたときに前記可動機構を介して前記動力部にかかる負荷を検知する検知部と、
前記支持部に対する前記被補助者の立ち上がり動作の依存度合いを前記検知部による検知結果に基づいて決定して前記被補助者が知覚的に認識できる態様にて通知するフィードバック通知部と、
を備えることを特徴とする立ち上がり運動補助装置。

【請求項2】
前記可動機構は、前記被補助者の起立姿勢を補助できる構造体に取付固定するための取付機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の立ち上がり運動補助装置。

【請求項3】
前記被補助者の歩行を補助するための車輪を含む歩行補助部を前記支持部の下方にさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の立ち上がり運動補助装置。

【請求項4】
前記動力部は、回転運動により動力を発生するモータを含み、
前記検知部は、前記モータに設けたエンコーダを通じて認識される回転運動の変化から前記モータにかかる負荷を検知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の立ち上がり運動補助装置。

【請求項5】
前記フィードバック通知部は、前記検知部による検知結果の履歴を記憶するとともに、過去の検知結果との比較により通知内容を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の立ち上がり運動補助装置。

【請求項6】
前記フィードバック通知部は、前記検知部による検知結果と所定の理想値との比較により通知内容を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の立ち上がり運動補助装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 4C046AA24
  • 4C046AA27
  • 4C046AA42
  • 4C046CC01
  • 4C046CC04
  • 4C046DD02
  • 4C046DD14
  • 4C046EE02
  • 4C046EE06
  • 4C046EE25
  • 4C046EE32
  • 4C046FF11
  • 4C046FF25
画像

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出願権利状態 登録
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