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新規な育毛剤 コモンズ

国内特許コード P08S000092
整理番号 328
掲載日 2008年7月4日
出願番号 特願2006-514022
登録番号 特許第4461261号
出願日 平成17年5月26日(2005.5.26)
登録日 平成22年2月26日(2010.2.26)
国際出願番号 JP2005010102
国際公開番号 WO2005116053
国際出願日 平成17年5月26日(2005.5.26)
国際公開日 平成17年12月8日(2005.12.8)
優先権データ
  • 特願2004-157848 (2004.5.27) JP
発明者
  • 吉川 正明
  • 釣木 隆弘
  • 伊藤 綾香
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 新規な育毛剤 コモンズ
発明の概要

Met-Pheで示されるペプチド又はMet-Phe-Argで示されるペプチドは育毛促進効果を有することが見出された。よって本発明により、Met-Phe-Argで表される新規ペプチド、及びMet-Pheで示されるペプチド又はMet-Phe-Argで示されるペプチドを有効成分とする育毛剤が提供された。更に上記ペプチドを用いて育毛を促進する方法が提供された。本発明のペプチドの育毛促進効果は経口投与で有効であるために、その利用価値は大きいと考えられる。

従来技術、競合技術の概要

脱毛は生命に関わる問題ではないが、その精神的な影響は非常に大きく、脱毛や抜け毛で悩む人は我が国で約2300万人とも言われている。その中で育毛剤を使用している人は約1/4程であり、多くの人が現在市販されている育毛剤の効果に充分な満足を感じていないのが現状である。毛成長機構や脱毛メカニズムの基礎研究成果に基づいた新たな育毛促進物質の探索とそのメカニズムの解明は現在重要な研究課題の一つであり、脱毛問題で悩む人々の生活の質(QOL)の改善に貢献することが期待される。
大豆由来のMet-Ile-Thr-Leuで表されるペプチド(MITL)およびMITLの配列を分子内に含むいくつかのペプチドが、免疫系の賦活作用(貪食促進作用、活性酸素促進作用、腫瘍致死因子分泌促進作用)を有する(特開平7-224093号公報及び特開平8-73374号公報)ことが知られていた。本発明者らは上記ペプチドが、抗癌剤であるetoposide(エトポシド)による脱毛を抑制することを、過去に報告した(特開平9-249535号公報)。
また育毛を目的とする食品としては、アマチャヅルとカキノハと昆布の抽出物を含む食品が知られている。また抗癌剤の副作用としての脱毛症状を抑制、改善または予防する事が可能なウーロン茶抽出物を有効成分とする経口脱毛剤が知られている(特開平9-309840号公報)。また経口の育毛医薬品として、TypeII5αリダクターゼ阻害剤であるフィナステライド(finasteride)が知られている(J.of American Academy of Dermatology(1998)39,pp578-589)。しかしながら、当薬剤は男性ホルモンの代謝に作用する薬物であることから、副作用が懸念されており、使用上の注意や制限が多い。
更に本発明者らはMITLの抗脱毛作用の機構を検討している過程で、MITLによる免疫促進作用がformyl-Met-Leu-Phe(fMLP)受容体を介していること、およびfMLP自身が抗脱毛作用を有していることを見出した。更にfMLPのPheをTrpに置換した誘導体ペプチドであるformyl-Met-Leu-Trp(fMLW)及びMet-Leu-Trp(MLW)について検討を行ったところ、それらのペプチドも抗脱毛作用を有していた(特開2002-080494号公報)。

産業上の利用分野

本発明は、Met-Phe-Argで示される新規ペプチドに関する。更に本発明はMet-Pheで示されるペプチド又はMet-Phe-Argで示されるペプチドを有効成分とする育毛剤に関する。更に本発明は上記ペプチドを用いて育毛を促進する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】Met-Phe-Argで表される、新規ペプチド。
【請求項2】Met-Pheで示されるペプチド又はMet-Phe-Argで示されるペプチドを有効成分とする育毛剤。
【請求項3】毛乳頭細胞における血管内皮細胞増殖因子の遺伝子発現を促進することにより育毛作用を発現する請求項2記載の育毛剤。
【請求項4】請求項2記載の育毛剤を有効成分として含有する育毛医薬品。
【請求項5】請求項2記載の育毛剤を有効成分として含有する育毛食品。
【請求項6】請求項2記載の育毛剤を有効成分として含有する育毛化粧品。
【請求項7】Met-Pheで示されるペプチド又はMet-Phe-Argで示されるペプチドを用いて育毛を促進する方法。
産業区分
  • 有機化合物
  • 薬品
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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