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合成ペプチド及びその利用 新技術説明会

国内特許コード P08A013539
整理番号 1408
掲載日 2008年7月4日
出願番号 特願2006-262120
公開番号 特開2008-081429
登録番号 特許第4972740号
出願日 平成18年9月27日(2006.9.27)
公開日 平成20年4月10日(2008.4.10)
登録日 平成24年4月20日(2012.4.20)
発明者
  • 豊原 治彦
  • 高木 雅哉
  • 外岡 武士
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 合成ペプチド及びその利用 新技術説明会
発明の概要

【課題】貝殻様炭酸カルシウム結晶(人工貝殻)が形成できる新規な合成ペプチド、およびその利用方法を提供する。
【解決手段】Gly-Proで表されるアミノ酸配列を含み、グリシン(Gly)と、プロリン(Pro)と、アスパラギン酸(Asp)と、チロシン(Tyr)と、で構成されていることを特徴とする合成ペプチド。4個~20個のアミノ酸で合成ペプチドを作製する。合成ペプチドと、炭酸イオン含有溶液と、カルシウムイオン含有溶液とを混合することで貝殻様炭酸カルシウム結晶を製造することができる。得られた貝殻様炭酸カルシウム結晶は、研磨剤などに利用できる。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


近年、無機成分に有機成分を混在させることによって、新たな機能が発揮できるようにした、いわゆる無機有機ハイブリッド素材の開発が注目されている。無機有機ハイブリッド素材は、ガラスとプラスチックの中間的な特性を有すると予想されており、とくにその特性を活かして、電子材料や医療材料として新規な応用が期待されている。



ところで、貝殻は、炭酸カルシウムの結晶とタンパク質とで構成されていて、軽量でありながら強度が高く、しかも難燃性という優れた特性を備えており、いわば天然の無機有機ハイブリッド素材と言える。



貝殻に関するこの種の先行技術としては、例えば、特許文献1~3がある。特許文献1および特許文献2は、いずれも真珠層の製造方法に関するものであり、炭酸カルシウムのアラゴナイト結晶で構成された、真珠層様の構造体を得ることができるとしている。特許文献3は、カルシウム塩の結晶化抑制タンパクに関するものであり、そのタンパクをホタテ貝の貝殻から抽出して取得する方法が開示されている。




【特許文献1】特開2003-12696号公報

【特許文献2】特開2006-1851号公報

【特許文献3】特開2006-42628号公報

産業上の利用分野


本発明は、貝殻様炭酸カルシウム結晶(人工貝殻)を形成する合成ペプチド及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列表の配列番号1に表される合成ペプチド。

【請求項2】
配列表の配列番号6に表される合成ペプチド。

【請求項3】
請求項1または2に記載の合成ペプチドと、炭酸イオン含有溶液と、カルシウムイオン含有溶液と、を混合することを特徴とする貝殻様炭酸カルシウム結晶の製造方法。

【請求項4】
請求項記載の貝殻様炭酸カルシウム結晶の製造方法であって、
合成ペプチドの濃度が、100μM以上に設定されている貝殻様炭酸カルシウム結晶の製造方法。

【請求項5】
請求項1または2に記載の合成ペプチドと、炭酸イオン含有溶液と、カルシウムイオン含有溶液と、を混合して、貝殻様炭酸カルシウム結晶を生成させる工程と、
貝殻様炭酸カルシウム結晶を取り出して、粒度を整える整粒工程と、
を含む研磨剤の製造方法。
産業区分
  • 有機化合物
  • 無機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006262120thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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