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ラパロポート

国内特許コード P08A013578
整理番号 JICHI-2005-27
掲載日 2008年8月8日
出願番号 特願2006-182649
公開番号 特開2008-006227
登録番号 特許第4524393号
出願日 平成18年6月30日(2006.6.30)
公開日 平成20年1月17日(2008.1.17)
登録日 平成22年6月11日(2010.6.11)
発明者
  • 大平 猛
出願人
  • 学校法人自治医科大学
発明の名称 ラパロポート
発明の概要

【課題】腹腔鏡下手術において、腹腔鏡視野外の状態を監視し、該視野外での臓器損傷などの危険を低下させ、それによって処置を迅速適確に行うことができ、手術時間全体の短縮を図ることができるラパロポート及び広角アシストモニターシステムを提供する。
【解決手段】鉗子などの医療器材を挿通可能な、遠位端から近位端までを連通するルーメンを有するポート管11と、ポート管11の外側軸方向に沿って付設された、広角撮像可能なエリアイメージセンサを収納する手段12とを備えるラパロポート。前記ラパロポートと、該ラパロポートのエリアイメージセンサ収納手段12に収納されたエリアイメージセンサとからなる広角アシストモニターシステム。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


腹腔鏡下手術は、開腹せずに腹腔鏡で腹腔内の様子をビデオスクリーンに映し出し、この画面を見ながら特殊な器具を使って手術を行う方法である。腹腔鏡下手術では腹部に5から10mm程度の小さな穴を数箇所開けるだけで手術が行われる。この小さな穴にラパロポートを設置して、腹腔鏡、鉗子、カテーテルなどの医療器材を挿入して患部の処置が行われる。ラパロポートは、体外と腹腔内とのアクセスを容易にするための管である。またこの管を通して気体や液体を注入したり、抜き出したりすることもできる。



腹腔鏡で映し出される映像は、通常、処置野の部分だけである。処置野以外の部分を同時に視認することができない。そのために、鉗子などの医療器材をラパロポートを通して処置野まで挿入する間に、該医療器材が他の臓器等に接触し損傷を与える危険を術者は察知できない。



腹腔内を広角の視野で観察し、腹腔内の状況を視覚化し、術者の診断、処置に不可欠な情報を提供するための腹腔鏡装置が、特許文献1で提案されている。この腹腔鏡装置は、先端に照明光を導くライトガイドを配設したカニューレと、このカニューレの内空部に挿嵌される内視鏡とから構成される腹腔鏡装置であって、このカニューレの内空部の先端部が透光部材で封止されており、上記内視鏡は、先端部に広角レンズを備えた撮像手段を有し、上記内視鏡は、上記カニューレの内空部に挿脱可能に、かつ、その内視鏡の撮像手段が上記カニューレの透光部材に近接するように設置されることを特徴とするものである。特許文献1記載の腹腔鏡装置によって腹腔内を広角で観察できるようになるが、腹腔鏡をカニューレに挿入している間は、そのカニューレを通して他の医療器材を挿入したりすることができないので、別の穴を腹部に開け、そこにカニューレ等を挿入しなければならなくなる。

【特許文献1】特開平11-99855号公報

産業上の利用分野


本発明は、腹腔鏡下手術において、内視鏡、鉗子、カテーテルなどの医療器材を挿入するために用いるラパロポートに関し、さらに詳細には、腹腔鏡下手術において、腹腔鏡視野外の状態を監視し、該視野外での臓器損傷などの危険を低下させ、それによって処置を迅速適確に行うことができ、手術時間全体の短縮を図ることができるラパロポート及び広角アシストモニターシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
遠位端から近位端までを連通するルーメン(a)を有するポート管と、広角撮像可能なエリアイメージセンサを収納する手段とを備え、且つエリアイメージセンサを収容する手段が、ポート管の外側から、ポート管のルーメン(a)内に引き込ませることができる、ラパロポート。

【請求項2】
エリアイメージセンサを収納する手段が、ポート管の軸方向に平行に配置された、ルーメン(b)を有する収納管である、請求項1に記載のラパロポート。

【請求項3】
ポート管は、ルーメン(a)に内視鏡、鉗子又はカテーテルを挿通可能な大きさを有する、請求項1又は2に記載のラパロポート。

【請求項4】
エリアイメージセンサを収納する手段は、エリアイメージセンサを着脱自在に収納できる、請求項1~3のいずれかに記載のラパロポート。

【請求項5】
ポート管のルーメン(a)に内視鏡、鉗子又はカテーテルを挿通したときに、ポート管のルーメン(a)内に引き込まれていたエリアイメージセンサを収容する手段をポート管の外側に飛び出させることができる、請求項1~4いずれかに記載のラパロポート。

【請求項6】
エリアイメージセンサが、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサである、請求項1~5のいずれかに記載のラパロポート。

【請求項7】
エリアイメージセンサ収容手段の遠位端は親水化処理された透明部材で構成されている、請求項1~6のいずれかに記載のラパロポート。

【請求項8】
親水化処理が酸化チタンのコーティング処理である、請求項7に記載のラパロポート。

【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載のラパロポートと、該ラパロポートのエリアイメージセンサ収納手段に収納されたエリアイメージセンサとからなる、広角アシストモニターシステム。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006182649thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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