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有機金属複合体及びアルドール付加体の製造方法 コモンズ 実績あり

国内特許コード P08P005703
整理番号 NU-0151
掲載日 2008年8月15日
出願番号 特願2007-018431
公開番号 特開2008-184408
登録番号 特許第4224590号
出願日 平成19年1月29日(2007.1.29)
公開日 平成20年8月14日(2008.8.14)
登録日 平成20年12月5日(2008.12.5)
発明者
  • 石原 一彰
  • 波多野 学
出願人
  • 名古屋大学
発明の名称 有機金属複合体及びアルドール付加体の製造方法 コモンズ 実績あり
発明の概要 【課題】向山アルドール反応の触媒として優れた性能を持つ有機金属複合体を提供する。
【解決手段】窒素雰囲気下、ナトリウムフェノキシド(0.025mmol)と1,2-ビス(ジフェニルホスホリル)ベンゼン(0.050mmol)を入れたシュレンク反応管に、THF(5mL)を加え、室温にて10分間攪拌した。次いで同溶液を-78℃に冷却し、5分間攪拌した。シリルエノラートとしてメチルトリメチルシリルジメチルケテンアセタール(3.0mmol)とベンゾフェノン(2.5mmol)を同溶液に加え、-78℃にて2時間攪拌したところ、4級炭素が2つ隣接しているアルドール付加体を収率97%で得た。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】アルドール反応は、天然物や医薬によく見られるβ-ヒドロキシカルボニル構造を合成するための炭素-炭素結合を形成する反応として非常に重要である。こうしたアルドール反応を促進する触媒として、ルイス塩基触媒が知られている。例えば、リチウムフェノキシドなどは、アルデヒド類とトリメチルシリルエノラートとを縮合する向山アルドール反応を促進することが知られている。一方、ケトン類とトリメチルシリルエノラートとを縮合する反応例は、ほとんど知られておらず、例えば非特許文献1においてカルボン酸銀-BINAP錯体を触媒とするものが開示されている程度である。
【非特許文献1】日本化学会誌, vol.2002(2002年), No.2, p223
産業上の利用分野 本発明は、有機金属複合体及びそれを利用したアルドール付加体の製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 カルボニル化合物とシリルエノラート化合物とのアルドール縮合反応を促進する触媒として用いられる、式(1)で表される有機金属複合体。
【化1】<EMI LX=0250 HE=021 WI=074 ID=000018 LY=1999>(式(1)において、Mはアルカリ金属;Rはアリール基;R1~R3はそれぞれ独立してアリール基、アルコキシ基及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1種;mは1~3のいずれかの整数)
【請求項2】 mは2である、請求項1に記載の有機金属複合体。
【請求項3】 式(2)で表される有機金属複合体。
【化2】<EMI LX=0250 HE=032 WI=075 ID=000019 LY=0252>(式(2)において、Mはアルカリ金属;Rはアリール基;R4~R7はそれぞれ独立してアリール基、アルコキシ基及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1種;AHはフェニレン、ビニレン、ビフェニレン及びビナフタレンからなる群より選ばれる1種;nは1~3のいずれかの整数)
【請求項4】 nは2である、請求項3に記載の有機金属複合体。
【請求項5】 AHはフェニレン又はビナフタレンである、請求項3又は4に記載の有機金属複合体。
【請求項6】 Rはフェニル基である、請求項1~5のいずれかに記載の有機金属複合体。
【請求項7】 RO-M(Mはアルカリ金属;Rはアリール基)で表されるアルカリ金属アルコキシドと、式(3)又は式(4)で表されるホスフィンオキシドとを反応させることにより得られる、有機金属複合体。
【化3】<EMI LX=0250 HE=007 WI=039 ID=000020 LY=1383>
【化4】<EMI LX=0250 HE=029 WI=039 ID=000021 LY=1537>(式(3)又は(4)において、R1~R7はそれぞれ独立してアリール基、アルコキシ基及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1種;AHはフェニレン、ビニレン、ビフェニレン及びビナフタレンからなる群より選ばれる1種)
【請求項8】 請求項1~7のいずれかに記載の有機金属複合体を触媒として、カルボニル化合物とシリルエノラート化合物とのアルドール縮合反応を行うことによりアルドール付加体を得る、アルドール付加体の製造方法。
【請求項9】 前記カルボニル化合物はケトン類である、請求項8に記載のアルドール付加体の製造方法。
【請求項10】 前記ケトン類はエノンである、請求項9に記載のアルドール付加体の製造方法。
【請求項11】 前記アルドール縮合反応を低極性溶媒中で行う、請求項8~10のいずれかに記載のアルドール付加体の製造方法。
産業区分
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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