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ゼオライトを用いたタンパク質結晶化方法

国内特許コード P08A013696
整理番号 20250
掲載日 2008年8月22日
出願番号 特願2005-242688
公開番号 特開2007-055931
登録番号 特許第4744979号
出願日 平成17年8月24日(2005.8.24)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
登録日 平成23年5月20日(2011.5.20)
発明者
  • 菅原 道泰
出願人
  • 独立行政法人理化学研究所
発明の名称 ゼオライトを用いたタンパク質結晶化方法
発明の概要

【課題】 多くの結晶化条件で結晶化を試みる必要なく、結晶の形状および空間群を容易に変えることのできるタンパク質結晶化方法を開発する。
【解決手段】 ゼオライトの存在下においてタンパク質を結晶化させることを特徴とする、タンパク質結晶化方法、ならびにゼオライトを構成成分として含むタンパク質結晶化用キット。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


タンパク質のX線構造解析は現在最も有効なタンパク質構造決定の手法の一つである。そのタンパク質構造を決定するためには位相を決定する過程が必要不可欠である。その位相決定の手法として、分子置換法や重原子置換法などがあるが、しばしばその位相を決定できない場合がある。その様な場合、異なる空間群の結晶を用いて位相決定を試みることが多い。また、タンパク質結晶のX線回折における分解能を上げたい場合、その結晶の空間群を変えることでその分解能が大幅に向上することもある。しかしながら、一般に、結晶の空間群を変えたい場合、異なる組成(結晶化剤、および添加剤の種類、その濃度、pH等が異なる)の結晶化溶液を数多く用いて結晶化を試みて異なる空間群の結晶を析出させるので(非特許文献1等参照)、所望の結晶を析出させるのは容易なことではない。したがって、必要となる多くの異なる結晶化試薬の調製やその結晶化に費やす時間と費用はタンパク質サンプルが多いほど莫大になる。

【非特許文献1】N. Kunishima, Yukuhiko Asada, Mayumi Sugahara, Jun Ishijima, Yuichi Nodake, Mitsuaki Sugahara, Masashi Miyano, Seiki Kuramitsu, Shigeyuki Yokoyama and Michihiro Sugahara, 'A Novel Induced-fit Reaction Mechanism of Asymmetric Hot Dog Thioesterase PaaI' Journal of Molecular Biology (2005年7月からオンラインにて利用可能)(印刷中)

産業上の利用分野


本発明は、タンパク質結晶化のための新規な方法に関する。詳細には、ゼオライトの存在下においてタンパク質結晶化を行うことにより、容易にタンパク質結晶の形状および空間群を変えることができるタンパク質結晶化方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ゼオライトの存在下においてタンパク質を結晶化させることを特徴とする、タンパク質結晶化方法。

【請求項2】
ゼオライトがモレキュラーシーブである、請求項1記載の方法。

【請求項3】
ゼオライトを構成成分として含むタンパク質結晶化用キット。

【請求項4】
ゼオライトがモレキュラーシーブである、請求項3記載のキット。

産業区分
  • 有機化合物
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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