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ケイ素ルイス酸触媒、及びケイ素ルイス酸触媒を用いた反応方法 コモンズ

国内特許コード P08P005690
整理番号 E076P92
掲載日 2008年9月26日
出願番号 特願2007-060818
公開番号 特開2008-221090
登録番号 特許第4701196号
出願日 平成19年3月9日(2007.3.9)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成23年3月11日(2011.3.11)
発明者
  • 小林 修
  • 松原 亮介
  • 清原 宏
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ケイ素ルイス酸触媒、及びケイ素ルイス酸触媒を用いた反応方法 コモンズ
発明の概要 【課題】アミドやケトンを別途活性化すること無く、γ-ケトα-アミノ酸化合物やβ-アミノカルボニル化合物を合成できる技術を提供することである。
【解決手段】下記の一般式[I]で表されるケイ素塩と、塩基性化合物
とを有する触媒。
一般式[I]


従来技術、競合技術の概要


近年、カルボニル化合物を事前に活性化すること無く用いる、所謂、直接的付加反応が報告されている。但し、用いることが出来るカルボニル化合物はα位の酸性度が高いケトンやアルデヒドに限られていた。
【非特許文献1】
N. Yoshikawa, Y. M. A. Yamada, J.Das, H. Sasai, M. Shibasaki J. Am. Chem. Soc. 1999, 121, 4168.
【非特許文献2】
B. List, R. A. Lerner, C. F.Barbas III J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 2395.
【非特許文献3】
A. B. Northrup, D. W. C.MacMillan J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 6798.
【非特許文献4】
Letcka, T. 他 J. Am. Chem.Soc. 2002, 124, 67-77.

産業上の利用分野


本発明は、特に、ケイ素ルイス酸触媒、及びケイ素ルイス酸触媒を用いたγ-ケトα-アミノ酸化合物やβ-アミノカルボニル化合物を合成する反応方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
γ-ケトα-アミノ酸化合物あるいはβ-アミノカルボニル化合物合成用のケイ素ルイス酸触媒であって、
下記の一般式[I]で表されるケイ素塩と、
塩基性化合物
とを有することを特徴とする触媒。
一般式[I]


[一般式[I]中、R,R,Rは、各々、アルキル基またはトリアルキルシリル基であり、同じでも異なるものでも良く、Rはパーフルオロアルキル基である。]

【請求項2】
一般式[I]におけるR,R,Rが炭素数1~4のアルキル基およびトリアルキルシリル基の群の中から選ばれる何れかで、Rが炭素数1~4のパーフルオロアルキル基のケイ素塩である
ことを特徴とする請求項1の触媒。

【請求項3】
塩基性化合物がアミン類に属する化合物である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2の触媒。

【請求項4】
塩基性化合物が第3級アミン類に属する化合物である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2の触媒。

【請求項5】
ケイ素塩100質量部に対して塩基性化合物が5~40質量部の割合である
ことを特徴とする請求項1~請求項4いずれかの触媒。

【請求項6】
γ-ケトα-アミノ酸化合物あるいはβ-アミノカルボニル化合物合成用のケイ素ルイス酸触媒であって、
下記の一般式[X]で表されるケイ素塩と、
塩基性化合物
とを有することを特徴とする触媒。
一般式[X]


[一般式[X]中、R,R,Rは、各々、アルキル基またはトリアルキルシリル基であり、同じでも異なるものでも良い。R,R,R,R10は電子吸引性置換基であり、同じでも異なるものでも良い。]

【請求項7】
塩基性化合物がアミン類に属する化合物である
ことを特徴とする請求項6の触媒。

【請求項8】
塩基性化合物が第3級アミン類に属する化合物である
ことを特徴とする請求項6又は請求項7の触媒。

【請求項9】
ケイ素塩100質量部に対して塩基性化合物が5~40質量部の割合である
ことを特徴とする請求項6~請求項8いずれかの触媒。

【請求項10】
下記の一般式[II]で表される化合物と下記の一般式[III]で表される化合物との反応に際して用いられる触媒である
ことを特徴とする請求項1~請求項9いずれかの触媒。
一般式[II]


[一般式[II]中、Rは、置換基を有していても良いアルコキシカルボニル基又はアリール基であり、Rは置換基を有していても良いアリール基である。]
一般式[III]


[一般式[III]中、Rは、H又は置換基を有していても良いアルキル基で、R,Rとの間で環を形成しても良く、R,Rは、置換基を有していても良いアルキル基、アルコキシ基またはアリール基で、同じでも異なるものでも良い。]

【請求項11】
下記の一般式[II]で表される化合物と下記の一般式[IV]で表される化合物との反応に際して用いられる触媒である
ことを特徴とする請求項1~請求項9いずれかの触媒。
一般式[II]


[一般式[II]中、Rは、置換基を有していても良いアルコキシカルボニル基又はアリール基であり、Rは置換基を有していても良いアリール基である。]
一般式[IV]


[一般式[IV]中、R10は、H又は置換基を有していても良いアルキル基で、R11との間で環を形成しても良く、R11は、置換基を有していても良いアルキル基またはアリール基である。]

【請求項12】
請求項1~請求項9いずれかの触媒の存在下で、下記の一般式[II]で表される化合物と下記の一般式[III]で表される化合物とを反応させる
ことを特徴とするγ-ケトα-アミノ酸化合物の製造方法。
一般式[II]


[一般式[II]中、Rは、置換基を有していても良いアルコキシカルボニル基又はアリール基であり、Rは置換基を有していても良いアリール基である。]
一般式[III]


[一般式[III]中、Rは、H又は置換基を有していても良いアルキル基で、R,Rとの間で環を形成しても良く、R,Rは、置換基を有していても良いアルキル基、アルコキシ基またはアリール基で、同じでも異なるものでも良い。]

【請求項13】
請求項1~請求項9いずれかの触媒の存在下で、下記の一般式[II]で表される化合物と下記の一般式[IV]で表される化合物とを反応させる
ことを特徴とするβ-アミノカルボニル化合物の製造方法。
一般式[II]


[一般式[II]中、Rは、置換基を有していても良いアルコキシカルボニル基又はアリール基であり、Rは置換基を有していても良いアリール基である。]
一般式[IV]


[一般式[IV]中、R10は、H又はアルキル基で、R11との間で環を形成しても良く、R11は、置換基を有していても良いアルキル基またはアリール基である。]
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 小林高機能性反応場プロジェクト 領域
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