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アルコール飲料の品質評価方法

国内特許コード P08P005786
掲載日 2008年9月26日
出願番号 特願2007-062276
公開番号 特開2008-224387
登録番号 特許第4992086号
出願日 平成19年3月12日(2007.3.12)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成24年5月18日(2012.5.18)
発明者
  • 高 義礼
  • 藤原 修
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 アルコール飲料の品質評価方法
発明の概要

【課題】アルコール飲料のアルコール濃度および品質に関する定量的データを一挙に測定する品質評価方法を提供する。
【解決手段】アルコール飲料を対象として、電気定数である複素比誘電率を広帯域で測定し,そのCole-Coleプロットからアルコール濃度測定と品質の定量評価を行う。
【効果】ワイン等のアルコール飲料のアルコール濃度の測定、及びアルコール飲料の品質の定量測定を同時に行え、測定時間を短縮できる。また、アルコール濃度の測定については、測定者の熟練度合いによる測定結果の誤差が少なくなる。今までソムリエ等の官能検査により評価していた品質については、定量的な品質評価方法を提供できる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


ワイン等のアルコール飲料のアルコール濃度測定に関しては,そのアルコール飲料をまず蒸留することでエタノール以外の混合物を分離し,その後に比重計を用いてアルコール濃度が測定される。この場合,測定に時間がかかるうえ,測定者の熟達の度合いにより測定結果の誤差が大きくなるという欠点がある。



一方,アルコール飲料の品質の定量化に関しては,例えばワインの場合,これの電気伝導度が無機塩の成分量(味の厚みに並行するとされる)を反映するとされ,近年,ワイン鑑評審査に試験的に採用され始めたが,現状では他のアルコール飲料も含めて,成分分析や官能検査(人の味覚いわゆるソムリエ等の主観評価)などを含む多くの項目の点数化で総合的に評価されている。

産業上の利用分野


本発明は、アルコール飲料の品質評価方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
アルコール飲料を対象として、電気定数である複素比誘電率を広帯域で測定し,そのCole-Coleプロットからアルコール濃度測定と品質の定量評価を行うアルコール飲料の品質評価方法であって、
複素比誘電率を数2で示し、複素比誘電率の実部を数3で示し、複素比誘電率の虚部を数4で示したとき、
【数式2】



【数式3】



【数式4】



次式(1)によりεroとεr∞とからエタノール濃度を,ωmτ0とωmτとからアルコールの品質を評価する方法。(式中の、「εro」は、直流での比誘電率のこと、「εr∞」は無限大周波数での比誘電率のこと、「ω」は、角周波数で2πf(f:周波数)のこと、「ωm」は、fmをCole-Cole Plotの極小となる周波数としたときの角周波数で2πfmのことを示し、並びに、「τ」及び「τ0」は、いずれも「緩和時間」を表し、誘電緩和において分極が平衡状態に移行するときの移行速度を定める定数のことを示す。
【数式5】
産業区分
  • 試験、検査
  • 食品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007062276thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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