TOP > 国内特許検索 > 貝類の食害の検知方法及びモニタリングシステム

貝類の食害の検知方法及びモニタリングシステム 新技術説明会

国内特許コード P08P006366
掲載日 2008年9月26日
出願番号 特願2007-061747
公開番号 特開2008-220238
登録番号 特許第4774521号
出願日 平成19年3月12日(2007.3.12)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成23年7月8日(2011.7.8)
発明者
  • 関根 雅彦
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 貝類の食害の検知方法及びモニタリングシステム 新技術説明会
発明の概要

【課題】特に複雑な装置構成を要することなく、ナルトビエイによる貝類の食害状況をモニタリングできるようにする。
【解決手段】ハイドロフォン1をナルトビエイが出没してアサリ等の2枚貝を捕食する海域の水中にブイ2を利用して設置する。ハイドロフォンが捕捉したナルトビエイがアサリを噛み砕く際の破砕音を適宜処理して無線で基地5に送信する。各ハイドロフォンが送信してきたデータの海域及び各測定値の時系列的な変化を解析し、アサリ等の2枚貝の食害の発生地域を予測して予防対策をとれるようにする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


日本沿岸において、アサリなどの2枚貝のナルトビエイによる食害が指摘され、アサリが全滅して漁獲高がゼロとなった地域も報告されている。
従来、アサリ等の海産物を捕食する動物の大量発生による食害は、海産物の漁獲高の激減と、実際に海に出て捕食動物が大量発生しているのを観察して初めて食害の発生を検知しており、事前に適切な対策をとることができず、後手に廻っており、海産物の食害の発生を阻止することが困難であった。

【非特許文献1】土木学会論文集No.713/VII-24 69-79,2002.8「浅海域環境評価を目的とした水中音響観測によるテッポウエビ類の生息密度推定」

産業上の利用分野


本発明は、貝類、特にアサリなどの2枚貝の食害状況を検知する方法及びその方法を使用したモニタリングするシステムに関し、近年問題となっているナルトビエイによるアサリの食害を素早く検知するためのモニタリングシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
海中における捕食生物が2枚貝を噛み砕く際に発生する貝殻の破砕音の検知によって捕食生物による2枚貝の食害の発生を検知する方法。

【請求項2】
海中における捕食生物が2枚貝を噛み砕く際に発生する貝殻の破砕音の検知によって捕食生物の大量発生による2枚貝の食害を予測するモニタリングシステムであって、
海中に設置された複数のハイドロフォン、前記捕食行動に伴う貝殻の破砕音の標準値の記憶装置、ハイドロフォンが捕捉した音を記憶装置の標準値と比較する比較装置、及び送信装置と、送信された内容を受信する基地及び受信内容を解析する処理装置とからなる貝類の食害モニタリングシステム。

【請求項3】
請求項2において、標準値以外の音を除去するフィルタ手段が設けてある貝類の食害モニタリングシステム。

【請求項4】
請求項2または3において、解析手段には、破砕音の頻度が設定値を超えた場合に警報を発するアラーム装置が設けてある貝類の食害モニタリングシステム。
産業区分
  • 水産
  • その他農林水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2007061747thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close