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球状モリブデン金属粒子の製造方法

国内特許コード P08A013779
掲載日 2008年10月7日
出願番号 特願2005-348357
公開番号 特開2007-154231
登録番号 特許第5099287号
出願日 平成17年12月1日(2005.12.1)
公開日 平成19年6月21日(2007.6.21)
登録日 平成24年10月5日(2012.10.5)
発明者
  • 奥山 秀男
  • 宇田 雅広
  • 目 義雄
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 球状モリブデン金属粒子の製造方法
発明の概要

【課題】 高融点金属のモリブデン(約2900K)を水素ガスやアンモニアガスのような活性ガスを用いることなく粒径が10μm以上の大きなモリブデン金属粒子を製造する方法を提供する。
【解決手段】 窒素ガスの雰囲気中または窒素と不活性ガスとの混合ガスの雰囲気中アーク放電を行い、生成する直流アークプラズマをモリブデン金属塊に照射して球状モリブデン金属粒子を形成する。
【選択図】図3

従来技術、競合技術の概要


金属の微粒子は光学フィルターや触媒などに数多く用いられている。また磁性を帯びた金属の粒子や粉末は、磁気テープ、磁気記録ディスク等の磁気記録媒体や、電波吸収体、インダクタ、プリント基板等の電子デバイス等の原材料としても幅広く使用されている。



このように多くの用途に使用されている金属微粒子の1つとしてモリブデン金属粉末があるが、このモリブデン金属粉末の製造方法としてはモリブデンの酸化物(MoO)を加熱して分解したり、モリブデンの酸化物(MoO)を水素(H)や亜鉛(Zn)あるいはカルシウム(Ca)等の還元剤を用いて還元することにより粒径が0.5~10μm程度のモリブデン金属粉末を製造する方法が一般的に知られている。



例えば、金属粉末を製造する方法としては、水素雰囲気中で各種金属をアークプラズマ溶解することにより粒径が小さいナノサイズ程度の金属粉末を製造する方法等が知られている(特許文献1、2)。また、この他にも、高純度のモリブデン金属粉末を製造する方法としては高周波プラズマ炎(Ar+H)中に粒径が10μm程度のモリブデン金属粉末を供給する方法(特許文献3)等が知られている。

【特許文献1】: 特公昭58-54166号公報

【特許文献2】: 特許第3383608号公報

【特許文献3】: 特開2003-268422号公報

産業上の利用分野


この出願の発明は球状モリブデン金属粒子の製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明はモリブデン金属塊を直流アーク溶解することで球状で粒径の大きいモリブデン金属粒子を製造する方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
窒素ガスまたは窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスの雰囲気中でモリブデン金属塊を直流アークプラズマで溶融して粒子形成する球状モリブデン金属粒子の製造方法において、
前記雰囲気中の圧力は0.1MPaから0.5MPaの範囲内であり、
前記直流アークプラズマにより前記モリブデン金属塊が溶融された溶融モリブデン金属の表面に原子状に解離した窒素を接触させて前記溶融モリブデン金属中に窒素を溶解させ、前記溶融モリブデン金属の表面から球状モリブデン金属粒子を放出させることによって前記粒子形成を行い、
粒子形成された球状モリブデン金属粒子の粒径は10μm~1mmの範囲内である、
ことを特徴とする球状モリブデン金属粒子の製造方法。

【請求項2】
混合ガス中の窒素比を大きくすることで球状モリブデン金属粒子の発生速度を増大させることを特徴とする請求項1に記載された球状モリブデン金属粒子の製造方法。

【請求項3】
プラズマとモリブデン金属塊との接触面積は、モリブデン金属塊の表面積より小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載された球状モリブデン金属粒子の製造方法。

【請求項4】
プラズマをモリブデン金属塊の表面上を移動させて球状モリブデン金属粒子の発生速度を増大させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の球状モリブデン金属粒子の製造方法。
産業区分
  • 加工
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005348357thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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