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耐圧室付き耐環境特性評価試験機とこれを使用した試験方法

国内特許コード P08A013804
掲載日 2008年10月7日
出願番号 特願2006-060056
公開番号 特開2007-240214
登録番号 特許第4775706号
出願日 平成18年3月6日(2006.3.6)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
登録日 平成23年7月8日(2011.7.8)
発明者
  • 緒形 俊夫
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 耐圧室付き耐環境特性評価試験機とこれを使用した試験方法
発明の概要

【課題】特殊環境下での荷重試験を従来ある耐圧室付き試験機を有効に利用し特殊な環境を構成する流体の使用量を極力押さえるのみならず、高圧状態を耐圧室内において生じさせることで、高圧流体による事故を防止するものである。
【解決手段】耐圧室付き試験機は、試験片周囲の空間と他の耐圧室内の空間とを密封状態で隔絶する可撓性隔壁を設け、当該隔壁内の試験片周囲の空間に特殊環境を構成する流体を注入してあることを特徴とする構成を採用した。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


新しい材料が開発された場合、または既存の材料であっても特殊な環境下で用いられる場合には、その特有の環境雰囲気下での材料の特性を正確に評価することは不可欠である。特に、高度な機械的強度特性や耐環境特性が要求される構造材料である場合には、様々な条件での環境下において優れた特性を有することが求められ、たとえば、その部材の目的、用途、種類に応じて引張特性、疲労特性、疲労亀裂進展特性、クリープ特性、破壊靭性特性、衝撃特性等の機械的強度特性だけでなく、耐酸性、耐アルカリ性、耐酸化性、耐腐食性等の耐環境特性も優れていることが求められる。しかも、構造用材料に対してはこれらの特性は常温や常圧というような温和な環境だけではなく、高温から低温、あるいは高圧から低圧、さらには酸性やアルカリ性等の過酷な環境においても同様に優れた特性を有することが求められる。このため、特有の、そして様々な条件下の環境雰囲気下での材料特性の評価が是非とも必要になる。



従来では、特許文献1~4に示すように、材料の機械的強度特性や耐環境特性の試験を過酷な環境下で行なうに際しては、試験片を温度や圧力が任意に調整できる密閉された空間内に試験装置を設置し、その空間に特殊な環境を構成する流体(例えば、高圧ガス、高圧液、高温ガス、高温液など、これらを総称して環境構成流体という。)を外部から送り込み、試験を行うことしかできなかった。



このような方法では、測定に必要な環境を創出して保持するために多大な設備と費用を必要とするだけでなく試験のための荷重や試薬を正確に付与することが難しく、環境によっては未だ有効なデータを得る方法として確立されていないのが実情である。

【特許文献1】: 特開平09-196844号公報

【特許文献2】: 特開2004-132752号公報

【特許文献3】: 特開2001-208675号公報

【特許文献4】: 特開2004-077230号公報

産業上の利用分野


本発明は、耐圧室内に入れた状態で試験片に対する荷重試験を行うことができる耐圧室付き試験機ならびにそれを使用した試験方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
耐圧室内に入れた状態で試験片に対する引張応力又は繰り返し引張応力荷重を負荷する試験を行うことができる耐圧室付き耐環境特性評価試験機において、前記試験片周囲の空間と他の耐圧室内の空間とを密封状態で隔絶する可撓性隔壁を設け、当該隔壁内の試験片周囲の空間に特殊環境を構成する流体を注入してあることを特徴とする耐圧室付き耐環境特性評価試験機。

【請求項2】
請求項1に記載の耐圧室付き耐環境特性評価試験機を用いた試験方法において、前記隔壁の外側の空間には高圧流体を注入して、前記試験片周囲の空間における圧力を隔壁を通して試験目的に応じた圧力に加圧することを特徴とする試験方法。

産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006060056thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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