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窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を制御する方法

国内特許コード P08A013806
掲載日 2008年10月7日
出願番号 特願2006-076541
公開番号 特開2007-254160
登録番号 特許第4873690号
出願日 平成18年3月20日(2006.3.20)
公開日 平成19年10月4日(2007.10.4)
登録日 平成23年12月2日(2011.12.2)
発明者
  • 板東 義雄
  • ホワン・チン
  • デミトリー・ゴルバーグ
  • 倉嶋 敬次
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を制御する方法
発明の概要

【課題】薬品を用いることで、多層又は単層窒化ホウ素ナノチューブの外壁の寸法が制御された、窒化ホウ素ナノチューブ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】多層又は単層窒化ホウ素ナノチューブにおいて、外ナノチューブの外壁の寸法が制御されて形成されている。多層からなる窒化ホウ素ナノチューブを水及び有機溶媒からなる混合溶媒中に添加し、超音波処理して分散液とする工程と、分散液を圧力容器中で加熱する工程と、を備え、窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を、分散液の加熱によるエッチングで制御する。外壁の寸法を精度良く制御した多層又は単層窒化ホウ素ナノチューブを得ることができる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


窒化ホウ素ナノチューブは、高温における耐酸化性や優れた機械的性質を有している。例えば、非特許文献1に報告されているように、窒化ホウ素ナノチューブは、直径の違いによってバンドギャップエネルギーが変化することが知られている。



一方、カーボンナノチューブのエッチング方法としては、薬品を用いたケミカルエッチング方法(例えば、非特許文献2参照)、電圧を印加し電流を流しながらエッチングすることにより多層カーボンナノチューブの外壁を剥ぎ取る方法(例えば、非特許文献3参照)が報告されている。エッチングの別の方法としては、超臨界水を用いて外壁を剥ぎ取る方法(例えば、非特許文献4,5参照)などが知られている。




【非特許文献1】K.H.Khoo,他、Phys. Rev.B 69巻、201401頁、2004年

【非特許文献2】S.C.Tsang,他、Nature 372巻、159頁、1994年

【非特許文献3】J.Cumings,他、Nature 406巻、586頁、2000年

【非特許文献4】J.Y.Chang,他、Chem. Phys. Lett.363巻、583頁、2002年

【非特許文献5】J.Y.Chang,他、Appl. Phys. Lett.85巻、2613頁、2004年

産業上の利用分野


本発明は、機械的性質、熱伝導率、高温における耐酸化性などに優れ、制御された外壁寸法を有する窒化ホウ素ナノチューブ及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
多層からなる窒化ホウ素ナノチューブを水及び有機溶媒からなる混合溶媒中に添加し、超音波処理して分散液とする工程と、
上記分散液を圧力容器中で加熱する工程と、を備え、
上記窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を、上記分散液の加熱によるエッチングで制御する、窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を制御する方法。

【請求項2】
前記有機溶媒は、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ジメチルスルホンの何れか又はこれらの混合有機溶媒である、請求項1に記載の窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を制御する方法。

【請求項3】
前記分散液の加熱温度が170~200℃の範囲である、請求項1に記載の窒化ホウ素ナノチューブの外壁寸法を制御する方法。
産業区分
  • 無機化合物
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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