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モリブデン又はタングステンの吸着方法

国内特許コード P08A013883
整理番号 DP1248
掲載日 2008年10月28日
出願番号 特願2006-315839
公開番号 特開2008-127651
登録番号 特許第5165230号
出願日 平成18年11月22日(2006.11.22)
公開日 平成20年6月5日(2008.6.5)
登録日 平成24年12月28日(2012.12.28)
発明者
  • 松本 道明
出願人
  • 学校法人同志社
発明の名称 モリブデン又はタングステンの吸着方法
発明の概要

【課題】吸着・分離が困難な金属に対しても容易かつ低コストに吸着可能とすることで、産業的利用後の回収効率あるいは二次的利用効率を高めた金属の吸着方法を提供することを技術的課題とする。
【解決手段】オキソ酸あるいはオキソ酸アニオンの形態で溶存する金属の水溶液中に、微細化した天然木質系材を供給することで、水溶液中の金属を吸着・分離する。具体的には、モリブデンやタングステン、ゲルマニウムなどの希少金属に対して、例えばスギ、マツ、サクラなどの木本系植物(樹木)や、竹やサトウキビなどの草本系植物から採取された天然木質系材を微細化したものを使用する。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


近年、モリブデンやタングステンなどの、いわゆる希少金属と呼ばれる金属元素は、工業用資源としての有用性あるいは産業的処理に供する資源としての有用性を見出され、例えば種々の製造分野で利用されている。



その一方で、これら金属に対しては、利用後の環境暴露による環境汚染が懸念されており、これら金属を含む廃液の適正な処理が望まれている。また、これら金属を回収することによる再利用(二次的利用)に対する社会的要望も高まっている。



しかしながら、これらの金属は、水中(例えば廃液中など)においてはオキソ酸あるいはオキソ酸アニオンの形態で存在するものが多く、そのために当該金属の分離・回収が困難であるという問題を抱えていた。



この問題を解決するための手段として、例えば特開平09-239266号公報(特許文献1)には、糖側鎖を導入したキトサン誘導体の架橋体からなるゲルマニウム分離材が提案されている。



しかしながら、特許文献1に記載の分離材(吸着剤)は、特定物質(ジメチルアミンボラン)の介在下で糖をキトサンと反応させ、糖側鎖を導入する工程や、キトサンの架橋化工程が必要となるため、どうしても分離材の製造コストが高くなる。そのため、大量の廃液処理が必要となる社会的要請に対して十分に応えることは現実的には難しい。

【特許文献1】特開09-239266号公報

産業上の利用分野


本発明は、金属の吸着方法に関し、特にモリブデン又はタングステンを吸着する溜めの方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
pHが1.5以上3以下の値を示し、オキソ酸あるいはオキソ酸アニオンの形態で溶存するモリブデン又はタングステンの水溶液中に、天然木質系材として竹の表皮部を供給することで、水溶液中のモリブデン又はタングステンを吸着するモリブデン又はタングステンの吸着方法。

【請求項2】
請求項1記載の方法で得られたモリブデン又はタングステンの吸着体から竹の表皮部を焼却することで、吸着体中のモリブデン又はタングステンを回収するモリブデン又はタングステンの回収方法。
産業区分
  • 冶金、熱処理
  • 処理操作
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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