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流出赤土の海域への拡散抑制工法

国内特許コード P08A013903
整理番号 21
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2004-284854
公開番号 特開2006-097337
登録番号 特許第4696234号
出願日 平成16年9月29日(2004.9.29)
公開日 平成18年4月13日(2006.4.13)
登録日 平成23年3月11日(2011.3.11)
発明者
  • 佐藤 一紘
出願人
  • 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 流出赤土の海域への拡散抑制工法
発明の概要

【課題】河口から流出する赤土のサンゴ礁海域での拡散を有効に抑制する。
【解決手段】河川1の河口部から海域16内に向けて天端が水平な河口水路2を延ばし、この河口水路2の外周に第1のマングローブ植栽域3を配し、さらに第1のマングローブ植栽域3の外周に1又はそれ以上のマングローブ植栽域4、5を順次外側に広がるように配し、上記水路2の天端部2aから溢れた河川1の水が内側の第1のマングローブ植栽域3から最外側のマングローブ植栽域5を越えて流れた後に上記海域16に流出するようにした。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


沖縄はサンゴ礁に恵まれ、世界でも最も美しい海の1つとして有名であるが、陸地を乱開発した結果、降雨のたびに赤土が流出して河川に流れ込むようになった。流れ込んだ赤土は水の流れとともにさらに河口に運ばれ、河口からサンゴ礁海域に流出して拡散する。このため、海水が汚濁し、サンゴの成育状態に影響するという問題が生じた。このような赤土の流出による海水の汚濁は深刻であり、専門家によっていろいろな手段が講じられ、多大な費用が費やされたが、これまで赤土の海域への流入を防止する真に効果的な対策は確立されていないのが実情である。



このままサンゴ礁海域の汚濁が続くと、サンゴ礁に及ぼす被害は深刻なものとなる可能性が高く、一刻も早く有効な対策が施される必要がある。

産業上の利用分野


本発明は、陸域で止められずに河口から流出する赤土が海域で拡散するのを抑制する流出赤土の海域への拡散抑制工法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
河川の河口部から海域に向けて天端が水平な河口水路を延ばし、この水平な河口水路の外周に第1のマングローブ植栽域(土盛りされた植栽基盤の上に植栽によってマングローブを造成したもの)を配し、さらに第1のマングローブ植栽域の外周に1又はそれ以上のマングローブ植栽域を順次外側に広がるように配し、上記各マングローブ植栽域を擁壁により区画し、上記水路の天端から溢れた河川の水が内側の第1のマングローブ植栽域から最外側のマングローブ植栽域を通って流れた後に海域に流出するようにしたことを特徴とする流出赤土の海域への拡散抑制工法。

【請求項2】
前記各マングローブ植栽域の植栽基盤の上面の植栽面は外周側よりも内周側の方が低くなるように傾斜している、請求項1に記載の流出赤土の海域への拡散抑制工法。

【請求項3】
前記各擁壁の外側には、該擁壁の外周側のマングローブ植栽域の植栽基盤の植栽面上に沈殿して内周側に移動した赤土を受けて排出するための赤土排出路が形成されている、請求項2に記載の流出赤土の海域への拡散抑制工法。

【請求項4】
前記マングローブ植栽域の高さは、外側のマングローブ植栽域よりも内側のマングローブ植栽域の方を高くした、請求項1,2又は3に記載の流出赤土の海域への拡散抑制工法。
産業区分
  • 混合分離
  • 土工
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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