TOP > 国内特許検索 > ネコブセンチュウ防除剤および防除方法

ネコブセンチュウ防除剤および防除方法 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P08A013919
整理番号 23
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2006-308331
公開番号 特開2008-120749
登録番号 特許第4528982号
出願日 平成18年11月14日(2006.11.14)
公開日 平成20年5月29日(2008.5.29)
登録日 平成22年6月18日(2010.6.18)
発明者
  • 田場 聡
  • 諸見里 善一
出願人
  • 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 ネコブセンチュウ防除剤および防除方法 新技術説明会 実績あり
発明の概要

【課題】有害センチュウであるネコブセンチュウに対して高い抗センチュウ作用を有し、かつ、有益センチュウである自活性センチュウの活動や作物の生長を抑制しないような植物抽出物を有効成分とするネコブセンチュウの防除剤およびこれを利用したネコブセンチュウの防除方法を提供すること。
【解決手段】キク科植物の抽出物を有効成分とすることを特徴とするネコブセンチュウ防除剤およびそれを利用したネコブセンチュウ防除方法。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


ネコブセンチュウは700種を越える植物に寄生し、生育阻害や収量低下を引き起こすため世界的に問題となっている重要害虫である。これら有害センチュウの防除は一般的に化学合成農薬を用いて行われている。



農薬は即効性があり高い防除効果を発揮することから有害センチュウの有効な防除法の1つであるが、地球環境や人畜、土壌生態系に与える影響、さらには食の安全に対する配慮から、可能な限り化学農薬の使用を低減するために環境保全型防除技術の研究がなされている。環境保全型防除技術には、植物の生物機能を活用した防除法があり、耕種的および生物的な方法が幾つか知られている。なかでも植物成分を用いた防除法としてセンダン科アザディラクタ属のニーム(学名:Azadirachta indica Juss.)の抽出液を利用する方法が知られている(非特許文献1、2)。この方法はニーム抽出液に植物の種子あるいは根を浸漬することで抽出液中に含まれる有効成分を浸透させ、ネコブセンチュウ被害を軽減するものである。



しかし、ニーム抽出液については単に根こぶ形成の抑制と土壌中の幼虫数を調査したのみであり、効果的な防除を期待するのであれば、孵化に及ぼす影響、忌避作用、抵抗性誘導効果さらには、有益センチュウである自活性センチュウ類や作物の生長に及ぼす影響についても評価を行い総合的に高い効果を示す植物種を選抜する必要がある。




【非特許文献1】Akhtar, M. and I. Mahmood. (1994). Controlof root-knot nematode by bare-root dip in undecomposed and decomposed extracts ofneem cake and leaf. Nematologia Mediterranea 22: 55-57.

【非特許文献2】Akhtar, M. and I. Mahmood. (1995).Control of root-knot nematodeMeloidogyne incognita in tomato plants by seed-coating with Achook and neemoil. International Pest Control 37: 86-87.

産業上の利用分野


本発明はネコブセンチュウ防除剤およびこれを利用するネコブセンチュウ防除方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アワユキセンダングサ(Bidens pilosa .var.radiata Scherff)、タチアワユキセンダングサ(Bidens pilosa L. var. radiata Sch. Bip.)、ハイアワユキセンダングサ(Bidens pilosa L. var. radiata Scherff.f.decumbens Scherff.)、ヒメジョオン(Stenactis annuus (L.)Cass.)、オオアレチノギク(Erigeron sumatrensis Retz.)およびセイタカアワダチソウ(Solidago altissima L.)よりなる群から選ばれる1種または2種以上のキク科植物の抽出物を有効成分とすることを特徴とするネコブセンチュウ防除剤。

【請求項2】
アワユキセンダングサ(Bidens pilosa .var.radiata Scherff)、ヒメジョオン(Sten
actis annuus (L.) Cass.)、オオアレチノギク(Erigeron sumatrensis Retz.)およびセイタカアワダチソウ(Solidago altissima L.)よりなる群から選ばれる1種または2種以上のキク科植物の抽出物を有効成分とすることを特徴とするネコブセンチュウ防除剤

【請求項3】
アワユキセンダングサ(Bidens pilosa .var.radiata Scherff)、ヒメジョオン(Sten
actis annuus (L.) Cass.)およびオオアレチノギク(Erigeron sumatrensis Retz.)よりなる群から選ばれる1種または2種以上のキク科植物の抽出物を有効成分とすることを特徴とするネコブセンチュウ防除剤

【請求項4】
土壌中に、請求項1ないしの何れかの項記載の防除剤を灌注することを特徴とするネコブセンチュウ防除方法。

【請求項5】
植物の根を、請求項1ないしの何れかの項記載の防除剤に浸漬することを特徴とするネコブセンチュウ防除方法。

【請求項6】
植物の種子を、請求項1ないしの何れかの項記載の防除剤に浸漬することを特徴とするネコブセンチュウ防除方法。
産業区分
  • 薬品
  • その他農林水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

22027_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close