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新規ポリヌクレオチド、それを用いた深在性輸入真菌症原因菌ペニシリウム・マルネッフェイ(Penicilliummarneffei)の検出用マーカ、プローブ、プライマー、検出方法およびキット コモンズ

国内特許コード P08A013946
整理番号 P04-023
掲載日 2008年10月31日
出願番号 特願2004-197446
公開番号 特開2005-341955
登録番号 特許第4576489号
出願日 平成16年6月7日(2004.6.7)
公開日 平成17年12月15日(2005.12.15)
登録日 平成22年9月3日(2010.9.3)
発明者
  • 横山 耕治
  • 王 麗
  • スワラジット ケー ビスワス
  • 遠藤 成朗
  • 西村 和子
出願人
  • 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 新規ポリヌクレオチド、それを用いた深在性輸入真菌症原因菌ペニシリウム・マルネッフェイ(Penicilliummarneffei)の検出用マーカ、プローブ、プライマー、検出方法およびキット コモンズ
発明の概要

【課題】深在性輸入真菌症の原因菌ペニシリウム・マルネッフェイ(Penicilliummarneffei)を特異的に検出する技術を提供する。
【解決手段】特定の塩基配列は、ペニシリウム・マルネッフェイに特異的な遺伝子配列の一例である。これを検出することにより、ペニシリウム・マルネッフェイを特異的に検出できる。例えば、特定の塩基配列のフォワード側プライマーと、特定の塩基配列のリバース側プライマーを用い、PCRにより該特定の塩基配列の遺伝子断片を増幅することにより、ペニシリウム・マルネフェイを特異的に検出できる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要

最近、世界的なグローバル化が急速に進み、以前は地域が限定され風土病とされていた病気が、流行地からの原材料を扱う人や当地を訪問した人が感染し異動先などで発病する例が増加している。これらのうち真菌によって起こる病気を輸入真菌症と呼び、通常の深在性真菌症よりも深刻で、これらの原因菌は病原性が強く、重篤に至る率が高いため早急に同定診断する必要がある。また、バイオテロリズムなどに悪用される可能性も高いため、これらの菌種を迅速に検出・同定することが望まれている。ペニシリウム・マルネッフェイ(Penicilliummarneffei)は、コクシジオイデス・イミチス(Coccidioidesimmitis)と共に、危険度クラス3に属する真菌において、最も危険とされる菌であり、培養や培養後の取り扱いは慎重を要し、特定の設備を持った機関でのみ取り扱う必要がある。
従来の深在性真菌症原因菌としては、カンジダ(Candida、以下C.と略す。)属真菌、アスペルギルス(Aspergillus、以下A.と略す。)属真菌、クリプトコッカス(Cryptococcus、以下Cr.と略す。)属真菌などが知られているが、的確な治療などのために、これらの深在性真菌感染とペニシリウム・マルネッフィとを迅速に区別する必要がある。


近年、深在性真菌症は免疫不全患者に目和見感染症として増加しているが、その患者は重篤な基礎疾患を持つことが多く、早期に起炎菌を明らかにして的確な治療をすることが必要である。深在性真菌症の診断は血液培養法が基本であるが検出感度などに問題がある。これまでに抗体による診断薬が市販されているが、抗体による診断は免疫不全状態の患者には役立たない。このような現状で、近年、抗原やその他の菌体成分を直接検出する方法が開発されてきている。たとえば、マンナン、D一アラビニトル、グルカンなどを検出して感染を診断する方法が開発されている。一方、分子生物学の発展につれて、結核菌やクラミジアなど各種病原菌のDNAを抽出し、いわゆるPCR法などによって核酸を検出することによって診断する方法が開発されている。深在性真菌症の分野でもリボゾームRNAを検出して診断する方法などが提示されている(例えば、下記非特許文献1参照。)。本発明者らは、先にこれら各種真菌症の原因となる真菌のミトコンドリアに存在するチトクロームbの遺伝子に着目し、アスペルギルス属およびカンジダ属真菌を検出するために用いられる核酸を提供し、さらにそれを用いることによる簡便、迅速、特異的かつ高感度な深在性真菌症の原因菌、さらにはアスペルギルス属およびカンジダ属真菌の検出方法を開発した(例えば下記特許文献1、下記特許文献2参照。)。

【特許文献1】特開2002-142774号公報
【特許文献2】国際特許第98/10073号パンフレット
【非特許文献1】「臨床病理」、43省補冊、1995年、119頁

産業上の利用分野

本発明は、新規ポリヌクレオチド、それを用いた深在性輸入真菌症原因菌ペニシリウム・マルネッフェイ(Penicilliummarneffei)の検出用マーカ、プローブ、プライマー、検出方法およびキットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号2記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むペニシリウム・マルネッフェイを検出するためのプライマー。

【請求項2】
フォワード側プライマーである請求項1記載のプライマー。

【請求項3】
配列番号3記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むペニシリウム・マルネッフェイを検出するためのプライマー。

【請求項4】
リバース側プライマーである請求項3記載のプライマー。

【請求項5】
配列番号2記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むプライマーと、
配列番号3記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むプライマーと、を有するペニシリウム・マルネッフェイを検出するためのキット。

【請求項6】
配列番号2記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むペニシリウム・マルネッフェイを検出するためのプローブ。

【請求項7】
配列番号3記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドを含むペニシリウム・マルネッフェイを検出するためのプローブ。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004197446thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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